まるまる一日LLR〜Endless Summer〜 2015.8.12

LLRの真夏のネタ祭り


今回の企画は、過去にLLRが1回か2回しかやっていないネタでビンゴをするというものだった。ビンゴとなったお客さんはネタのリクエストができる。
今回披露するような1,2回しかやっていないネタのことを福田が「アバンチュール」と言っていてダサかった。
ネタのタイトルが表れると、MCの竹内が客席に知っているかどうか問うのだが、タイトルでは内容が分からないものが多かった。見てみればすぐに思い出すのだけれど…

  • 好きなコンビニ(新ネタ)

数あるコンビニの中で一番好きなコンビニはどれか、という話題から。前半はお得意の置き換えパターンで、中盤はサークルKのことを真剣に考え、さらに後半は伊藤のツッコミが目立つような作りだった。
どれか一つだけで3本のネタになりそうなところを全部盛り込んで1本のネタにしていて、力作なのだと感じられた。今回唯一の新ネタだからかな?
LLRの置き換えパターンが面白くないわけないので、前半もよかったし、サークルKを真剣に考えるところも面白かったが、後半の伊藤のツッコミターンは会場に静けさが訪れていてドキドキした。なぜ私が…
とても面白かったが、とにかく、サークルKに対して合併したサンクスが出てきたり、今は無きam.pmが比べられたりするのが気になってしまって、情報の更新を求む!!と思った。
するとネタ後にMCのまゆみちゃんと竹内がそれを指摘してくれて溜飲が下がった。
でも面白かったので、情報を更新してちょっと変えてまたやってほしい。*1

  • 時間割

リクエストできるなら、これが見たいと思っていたので、とてもうれしかった。知っていてもニヤニヤできるし、知らないで見ても驚ける。ルミネの東京ファクトリーでやっていたネタだが、他のライブでも見た気がするので、1,2回ということはなさそうな気が…

  • ○○と言えば思い出す

これは去年の新東京ファクトリーでやっていたネタ。ちょっといつもと違うことをしようとしているのだろうなーと思った記憶がある。だからあんまりLLRっぽくないが、そこがレアでいい気もする。でも不慣れな感じがあって、本物の会話に聞こえないのだった。
ネタ後に福田がこのネタは「子供に例えるなら最近帰ってきてない。4年くらい」と言っていた。ちなみにネタの年齢は人間の6掛けだそう。

  • エアすごろく

モリエールで5公演の単独ライブをやったときのネタだと思う。そのときもこれが一番好き!と思ったし、今回もとても面白かった。内容はあっさりしているのだけれど、福田が猛烈に動くというだけで笑ってしまうのだった。演じる側のカロリー消費量と笑いの量が比例していた。
ネタ後にすごくウケいたじゃないかとMCの二人に言われていたが、福田は「ウケとかじゃない。独創性だ」と言っていた。なんの話だろうか。

これもエアすごろくと同じときに披露していたネタだと思う。LLR特有のヒドさ。2人して偏見を隠さないのだった。
これは福田に言わせると「海で会っただけで、東京で会おうね、と約束したけど会わなかった」そういうネタだそう。

  • 木になる仕事

W-A-芸で古典落語「動物園」を漫才にしたネタ。前々回くらいのまるまる1日LLRでもやっていたはずだが、確かに何度も披露するネタじゃない。こういうときだけ見られるとても面白い特別なネタ、という感じ。大好き
福田いわく「文化的なネタ」。そのわりに、元の落語のタイトルをLLR二人ともが忘れていた。

  • 伊藤公式サイト(リクエスト)

これはビンゴになったお客さんからのリクエストされたネタ。「本当にこれでいいんですか?リクエストした人の人格が疑われますよ?」とLLRに言われるお客さん。あはは。
ちょう下ネタだけれど、面白いから仕方がないと思う。
ただ、おかしなサイトに行ってしまって、次々とウインドウが開いてしまう…とか、そういうことって最近はない気がするので、ちょっと古くなってしまったな…と思った。


新ネタは最初の1本だけだったけれど、7本もLLRの漫才が見られたので、とっても満足した。ビンゴは24マスあって、全部見たいので、まるまる1日それでいいのになーと欲張りなことを思った。

LLRの幕張ファクトリーSP


まるまる1日LLRの中のファクトリーは、吉本以外の事務所からゲストを呼ぶのが恒例となっている。今回のゲストは、三拍子、ジグザグジギーウエストランド、フルーツポンチだった。
ジグザグジギーは吉本所属ではないにも関わらず、幕張の劇場によく出ている。支配人に気に入られているから、LLRよりも先にブッキングされていた、と福田が話すと、池田が「(今回ゲストに呼んだのはLLRとしては)本望ではない?」と反応していた。LLRとしては、「本望でない」ほどではないが「まあ、いるな」くらいの感じだと。
三拍子は初めての幕張。ジグザグジギーウエストランドでは少し弱いので、大物枠として三拍子を呼んだ、と福田がさりげなく他二組に失礼なことを言っていた。
ウエストランドは河本が指を怪我しており、曲げた状態で固定しているため、指をつめたように見えるのだった。井口がこの日遅刻したということで、「遅刻したから指つめました」と言っていて面白かった。
フルーツポンチは亘がサーフィンを中断してこのライブに来たと。

  • LLR「妊婦かデブか」

よくあるテーマだけれど、「見てわからない」というテーマなのでコントに入ったときに無理がなくて、見やすいなーと思った。そういうところが漫才のテーマとして人気がある理由なんだろうか(多分違う)
LLRの二人そろって口が悪いところが遺憾なく発揮されるネタで、二人ともデブも妊婦も擁護しないところがらしいのだった。

よく見るネタだけれど、多分毎回ちょっとずつ違うし、井口のいじけは何度聞いても面白いなーと思った。それにしても河本の指の怪我が気になる。

  • フルーツポンチ「給食費を盗んだと疑われて出て行った友人を止める」

フルーツポンチも漫才やるんだ!久しぶりに亘を見たけれど、すごく華があるな、と思った。華がないことが売りなのかもしれないから、あまり良くないことかもしれない…

  • 三拍子「イントロクイズ」

絶対に正解させるクイズの逆バージョンをイントロクイズで。これだとなんでもアリになりそうだけれど、そうはなっていなくて、ちゃんと制限があるところがさすがだと思った。
あんなにたくさん歌うのは大変そう。

宮澤が途中、すごく高いところに登っていて、その高いところにいる宮澤が怖くて面白かった。物陰やガラス越しなどから覗く宮澤ってものすごく面白いと思う。

  • LLR「プロポーズの言葉」

これが…もう…すごくヘンなネタで!普通お笑いのネタでヘンなネタと言うと大抵は褒め言葉として使われそうだけれど、狂っていて面白いとかつまらないとかそういうことでなく…とにかくヘンだった……
スーパーありがちなテーマであるからこそ、途中でちょっとメタ的な要素が見えたからそっちへ進むのかと思いきやそうでもなく…みたいなことが繰り返されるのだった。
ありがちボケ→ちょっと聞いたことないボケ→思いもしなかったツッコミ→ありがちボケ→それに対する一般的なツッコミ…のループみたいな…どっちなの!という……
オチもLLRには珍しく伊藤が福田のボケを否定する(ツッコミではなく)形で終わるのだった…
LLRがメタっぽいネタをよくやっていた頃は、ベタなよくあるテーマへの皮肉みたいなものが感じられ、でもあからさまには皮肉らないというところが洒落ていたのだが、このネタに皮肉はあるのか…それすらわからなかった。悔しいのでもう一回見たい。解りたい。


コーナーは犬猿の仲仲裁選手権
まずBOXから名前を引くことで、犬猿の仲になる二人を決める。大喜利大会やジェスチャーゲームなどの普通のコーナーをやりつつ、犬猿の仲の二人が喧嘩を始めると、ランダムに選ばれた1名がお客さんにバレないように(というテイで)仲裁する、という……複雑で盛り盛りな企画だった。トッピング多すぎる……
こういう出演者を信用しすぎな企画をいつものメンバーでなく、LLRとは違う事務所の芸人とやるのはいつも見ているファンとしては新鮮で面白いのだった。三拍子は何をやっていても面白いかった。
いろいろな上手い仲裁があったが、「夏休みだから!」という仲裁セリフが福田に気に入られ、宮澤が最もうまい仲裁役ということで決着がついていた。

LLRの皆で笑いの花火をあげよう!WONDERLAND


最後はコーナーライブ。企画は「芸人ガチトーナメントタイマン対決」
1対1のトーナメントで福田の考えたゲームをボックスから引いて対決。単純な企画だけれど、出ている芸人がみんな面白いので、ちょう面白かった。
とはいえ書くことがないので、ゲームと勝敗となぜか一言を書いておく。

1対戦から地味ゲーム

すーなかおじさんはよちよちと動いた末に自爆

  • 竹馬対決 田所vs村上○ 

世紀の名勝負。この二人の対決に竹馬が当たった奇跡には生のありがたみさえ感じる。勝者は村上だったが、芸術点は仁のほうが高いとの評価

  • けん玉対決 ○竹内vsまゆみちゃん

「坂口は膝の使い方が悪い」と佐藤大

東京ラブストーリーの第1話、指定した時間に織田裕二が出ていた方が勝利。どちらの指定した時間にも有森也実が一番映っていた

  • 旗あげ対決 ○松尾vs亘

関町の号令がトリッキー

  • アツアツカップ麺早食い対決 ○赤羽vs伊藤

終わっても食べ続け、BKBにもあげる伊藤

挑戦する方もさばく方も難しそう 

  • 絵描き歌対決 ○村上vs関町

絵描き歌の歌い手の滑舌が悪い

  • 大縄跳び対決 竹内vs長田○

縄を回す佐藤大にやる気がみなぎる

  • 紙風船チャンバラ対決 ○松尾vs赤羽

チャンバラが故障

エキシビジョンで宮地も参加。村上が試しに作って失敗した紙飛行機に酷似したものを作成する宮地。2階席から落下すらせず(網に引っ掛かる)

  • どっちが勝つでしょう対決 ○長田vs松尾 

マイナーな修斗の試合でどちらが勝ったかを予想。福田が選手の名前を間違い続ける<決勝戦> 3回勝負 長田vs村上 

  • 切って白羽取ってじゃんけんポン 村上勝利

長田は圧倒的にじゃんけんが弱い

ultra soulを聴かずにultra soulの場所でultra soulと言う

  • ジョーカー対決 長田勝利

ジョーカーめくったら勝ち。長田、体力で奪い取った勝利





というわけで優勝はチョコレートプラネット長田

*1:ネタバレだが……サークルKをメジャーにするために、いろいろなコンビニのキャッチコピーをサークルKに書き換えてゆくところに大喜利的面白さあって、そういうのが苦手そうなLLRには珍しく面白いなーと思ったが、よく考えたら替え歌的なものは上手かったような気もする。後半の伊藤ターンは、こういうの伊藤は向いてないのかな…と思わせる何を言ってるのかわからない時間だったが、おとなしかった伊藤がボケを追い越してゆくのは爽快なので、やめないでほしいとは思う。

まるまる一日LLR〜今回は幕張で会いましょう〜 2015.3.29

まるまる1日LLRにいってきた。
場所を神保町花月から幕張イオンモール劇場へ移して、約1年ぶりの開催とのこと。
ライブの合間(1時間ほどある)、イオンモールで時間がつぶせるのが良かった。まるまる1日LLRを開催するのにぴったりの会場だった。

LLRの幕張ネタ祭り

今まで同様、1本目はネタの回。今回は5本の新ネタと会場からリクエストされたネタ2本の計7本のネタを披露していた。
MCは竹内健人と怪獣まゆみちゃん。

坂口「怪獣のまゆみちゃんです!」
竹内「“怪獣のまゆみちゃん”て、知らない人は何かと思うよ」
相変わらず、竹内のタキシードはちょっと大きめ。

各ネタの前に事前に撮影された伊藤がネタについて語る映像が流された。
一応、これから披露するネタについてのコメント、ということになっていたが、全然そういうものではなく、ただただ伊藤の狂気を見せられるのだった。福田の差し金だろうけど…

  • バイクを買い替えた
    LLRお得意のバイクを彼女に見立てたネタだった。
    そんなの面白くないわけない。先日の幕張ファクトリーでもバイクの乗り方のネタをやっていたし、ローン150回払いをつかみにも使っているし、伊藤がハーレーを買ったことが何やらLLRの漫才に影響を及ぼしている。
  • 旅行先で写真をたのむ
    旅行先で誰か知らない人に写真を撮ってもらうように頼むことができない、と言う福田。伊藤がそんなの簡単だと言うと、本当にできるのか?じゃあ手本を見せてくれ、というネタ。
    カメラを渡した相手がヘンな人なのだけれど、そのヘンな人を見ていると、福田の大喜利が上手くないのがよくわかるというか……。でもこうやって漫才になると、前とつながってきたり、表情が可笑しかったりして面白いのだった。ビーバーさん系のネタだけれど、そう考えるとビーバーさんは大喜利的にも面白い気がする。
  • 医者
    これは新ネタではなく、以前の幕張ファクトリーやっていたネタの改良版だった。
    失敗しそうな手術中に名医が助けに…というのは、ドラマ部課外活動でもコーナーにしていたし、気に入っている模様。以前やっていたものよりもあらゆる医者に対する伊藤の口の悪さがより前面に出るようになっていた。
  • 芸人以外の仕事をしたい
    食レポだったり万引きGメンだったり、漫才でよく登場する職業をやってみるのだけれど、(ネタバレになるかもしれないけど…)その部分は話の核ではなくて、元カノのアケミを想うネタなのだった。
    これはLLRにはとても珍しい気がした。そもそもその対象が普通の女性というのがあまりないというか……女性かと思いきや納豆だったり、ゴリラだったり、バイクだったり豚だったりするから…
    よくあるテーマだけど、思いもよらない展開になるというのはLLRのネタによくあって、それが大好きなのだが、今回はいつもの思いもよらない展開とは違って、ベタなんだけど、そういうベタさは今までのLLRのネタにはなかったから新しさを感じたというか…こういうのもやるんだなーという謎の上から目線で思った。
  • 娘さんをくださいと言われたら
    自分たちももういい年になって、子供ができたら「娘さんをください」と言われることになる、そしたら上手く対応できる?というネタ。
    おおお…
    痩せこけた福田にちょっと太めの伊藤が「デブ!」と言うミラクルワールド

ここから2本は客席からのリクエスト。MCの二人が客席から募るのだった。
最初にリクエストされたのは、『山手線ゲーム』。次に『昔の遊び(フルーツバスケットやるやつ)』そして『パン屋』。
『パン屋』と聞いた竹内が「将来なりたいものじゃないですよ」と言っていたのが可笑しかった。どれを見たいか客席に拍手を求める竹内だったが、どれも同じくらいの拍手の量なのだった。結局LLRが『パン屋』を選び、披露していた。
このとき、以前ツモルハナシで福田が、ミスチルの映画を見て、そこで演奏された曲が知らない曲でがっかりした、知っている曲を聞きたかったという話をしていたのを思い出した。お笑いの場合もそうなのかな?普通、単独ライブでは新ネタをするものだが、お客さんはそれを求めていないかもしれない、と言っており、それを聞いて私は「新ネタ見たいけどな〜」と思っていたのだが、今回『山手線ゲーム』『昔の遊び』『パン屋』とほぼ同数の拍手が集まった(なんなら『昔の遊び』はちょっと少なめだった)ことを考えると、知っている名作が見たいと思う人も結構多いのかな?と。
それにしてもパン屋のネタは良いな〜と思った。壮大な前フリと超絶くだらなボケ。ズコーッとなるのを期待してしまって毒されているのを感じる。何に毒されているかはわからないけど…。以前のまるまる1日LLRで、時間制限ありで披露し、最初のボケまでたどり着けなかったことを思いだした。
最初の「ちょっとこういう設定でやってみて」がブっ飛んでいるのがまず好きだし、振り回される伊藤がとっても良かった。体力的にあと何年できるかな?と思ってしまうほど、伊藤が消耗していた。あははw


次に出されたリクエストは『バレーボール』『背中に文字書くゲーム』『ペットのモモ』。
『バレーボール』はDVDに入っているから、と『ペットのモモ』を披露していた。モモだってDVDに入っているのに……
始まった瞬間ものすごい既視感におそわれたのは、1本目にバイクのネタがあったから。ちょっとそういうネタばっかり集めたライブやったらどうでしょう。LLRの漫才の系統ごとにネタやんの。飽きるかな…
久しぶりに豚のネタを見て思ったのは、意外とこのネタは緻密で、すごく細かい表情とかフリとかが大切なんだなー、ということだった。ふわっとした感じでやるとなんか違う。


とにかく、ネタが7本見られてとても楽しかった。

「幕張ファクトリー〜30分拡大SP〜」

続いては、幕張ファクトリー。ここでも新ネタが2本見られるかと思うとわくわくするのだった。
今回のゲストは、吉本以外の事務所からジグザグジギーラブレターズ。そして大阪吉本からコマンダンテ。いつもはコーナーゲストのとにかく明るい安村。コーナーにはいつものごとく竹内もいた。

OPでジグザグジギーは吉本のライブによく出ているという話をしていた。
池田「今日もさっき新宿で吉本のライブに出て、それからまたココに移動してきたんですよ。吉本さん、僕らを吉本の芸人だと勘違いしてるんじゃないですか?」
ラブレターズも月1〜2回のペースで幕張に来ているとのこと。
幕張の近くに住みたくなる現象だと思った。

  • LLR『マザーゲーム』
    コンビを組んで何年も経つと友達だった頃とは、違う関係になってきたよね、だからお互いに好きな物を1歩につき1つずつ言いながら近づいて、最後にお互いの名前を言ったら、もっとお互いを好きになれるよ、という…ネタ……
    以前から福田がドラマMotherのこのシーンを気に入ってよく話していたが、それをそのままネタに。
    福田の挙げる“好きなもの”は漫才のボケとしてのワードでとても面白いのだけれど、伊藤の挙げる“好きなもの”も、いたって普通のものばかりなのに、ああやって羅列されるとどうしても笑ってしまうのだった。というわけで、どこからどの部分を切り取っても面白いのだった。すごい。
  • コマンダンテ『結婚の挨拶』
    コマンダンテのネタはそんなに見たことがないけれど、これはTHE MANZAIのサーキットで見たネタだった。サーキットで見た2つのネタの内、とても好きだった方のやつ!すんごく面白かった。奇しくもこの前のライブでLLRが同じテーマのネタをやっていたが、このようにこのテーマはかぶることがさぞや多いだろうけれど、コマンダンテのこのネタなら、かぶったって絶対に大丈夫なんだろう。
  • ジグザグジギー『名前の読み』
    たぶん初めて見たネタだったが、ジグザグジギーはよく出席を取るのかな?こんなに1歩も動かないコントあんまりないよね、と思いながら見た。宮澤は若いのに、普通にしているときはおじさんに見えるが、学ランを着てコントに入ると学級委員長にしか見えないし、学級委員長としての威厳がある。
  • ラブレターズ『夏休みの課題』
    これも何度か見たことがあるけれど、何度見ても面白いな〜!あの塚本扮する小学生はいつの時代の子供なんだろうか。今の小学生のお祖父さんは戦後派だろうから、塚本自身が小学生の頃ってことかな。そう考えるとまた更にニコニコしちゃう。
  • とにかく明るい安村『格闘技の全裸ポーズ』
    丸坊主になった安村を初めて見た。なにもかもそぎ落とされて、ストイックさが光っていた。
  • LLR『ヒーローモノのザコ』
    ずいぶん前の単独ライブで披露していたネタとテーマは同じだけれど、中身は違うという感じだった。実はザコとか悪の組織とかネタには関係なくなってしまうところが面白かった。伊藤がイヤイヤ付き合うように見せて実は惹きこまれていた、というのがとても好きだった。

後半のコーナーは人狼だった。コマンダンテ人狼未経験とのことで…
安田「大阪ではこんなおしゃれなゲームやらないんです!乳首相撲ばっかりしてます」
福田「僕らも一時期、乳首相撲ばっかりやってたよ。それで全員乳首が取れちゃった」
安村「そう、舞台に落ちてる乳首を拾い集めてたな〜」
福田「乳首無いからもうできなくなったんだよ」


最初は普通に人狼を始めるのだが、途中で福田が急に「お客さんはお金を払ってきているのに、舞台上でゲームやってるのを見せるなんて!お客さんはこんなのを観に来てるんじゃない!」と言いだし、捕食されて退場していた竹内と溜口(舞台袖で言い含められたにちがいない)もそれに同意するという茶番が繰り広げられた。
「何を言ってるんだ」と舞台上は騒然とするも、コマンダンテ石井だけが「そうか!」とそこに乗っかり、竹内に「彼は勘がいい」と褒められていた。
そこから始まったのは、役回りを全部知りながら知らないフリをして人狼をするゲーム。結局ゲームである。とはいえ、この手のものは確かに普通の人がやれないゲームだし、芸人にかぎらないかもしれないけれど、舞台に立っている人だけができるゲームだと思った。ラブレターズの頑張りと、ジグザグジギー宮澤の人狼苦手感が面白かった。できそうなのに苦手なんだなー


幕張ファクトリーも全体的にとても面白かったが、なんといってもLLRの新ネタ2本が前の新ネタライブの5本のどれよりもよかったので、感動が隠せなかった…



「笑いをとったら即罰ゲームライブ」

3公演目は省略。
また競艇を見せられたり、人が痛がっているのを見せられたりした。面白かった。自分の倫理観に疑問を感じたり…

LLR単独ライブ「夢売るふたり〜もう単独ライブはやりません。だから幕張まで観に来てね。〜」 2014.8.29

  • 秋が好き

最初の漫才は「秋が好き」秋の漫才と言えば、スパナペンチだな……寂しいな…などど思ったりした。
LLRお得意の「好き」が恋愛の「好き」と置き換えるネタで、とても面白かった。そうなったときに、伊藤はオカシイな?と思いつつも話には乗ってあげるのが心地よいのだった。
こういうネタは、見ている方も話が進まないことにイライラしないというか…
序盤は恋愛に置き換わるとは想像できなかったし、そうだとわかってからも、恋愛対象として「秋」はオカシイから笑ってしまうのだった。よくできてるー

  • 幕間映像「福田クイズ」

福田に関するクイズにみんな(かたつむり林、マキシマムパーパーサム長澤、グランジ大、竹内健人、ライス田所、LLR伊藤**あと誰かいたかな…)が挑戦
しょうもない福田クイズに意外と答えられる面々

  • コント声優

やっぱりコントあるのかちぇーと思った。
とあるヒーローアニメのヒーロー役に抜擢された伊藤。録音現場で阿部貞子(福田)という声の小さい女性に出会って、いざ収録となってみると、ヒーロー以外の声すべてが阿部貞子の担当だった。というだけのコント。福田が色々な声を出せることに感心した。後半でキャラクターの声がずれてしまったりするのだけれど、本当に色々な声が出せる演技派コント師みたいな人がやったらそこを見せ場にして、面白いコントをやったりするんだろうな、と思った。LLRはそうではないので、いろいろな声を出せるだけで充分だけど…

  • 幕間映像「福田クイズ」

さっきのつづき。伊藤しかわからない問題を頻出して、伊藤大逆転の巻

  • 泣くと長生きするらしい

女性が男性よりも寿命が長いのはよく泣くから…ということで、隙をみて泣こうとする福田、負けじと泣こうとする伊藤…
本当にバカバカしくて最高だった。こういうネタは次に見たときはまた全然違うだろうから楽しみ

  • クローズアップ音楽

浜崎あゆみ
翼のくだりがとても面白かった。

  • 幕間映像「伊藤はちょび丸をどれくらい愛しているか」

ちょび丸を誘拐したというどっきりを伊藤にしかけるというものだった。分かっているのに伊藤がちゃんと企画にそってだまされてあげて、だましている福田側もそれをわかっている茶番感が面白かった。ママンマのつなが誘拐犯として協力

  • コント野島くん

野島伸司のドラマが好きすぎて、その世界感で生きてしまう福田。クラスメイトにヤス、マドンナ役で竹内、暴力教師に伊藤。
面白かった。

  • 幕間映像「伊藤はちょび丸はどれくらい愛しているか」
  • この漫才26回目

福田はこのネタを作る直前にオールユーニードイズキルを観たに違いないと思った。
漫才内漫才みたいなことをしていて、とても好きなのだけれど、もっとすごいものできるのかと思った!LLRなら!!とも思った。

  • 青春群像劇 〜ラストエディション〜

前回みたのがたった2年前くらいなのに、なんだか出演者がみんな年をとった気がした。
LLRが解散の危機となり、芸人の解散には実は裏がある。
ミルククラウン、アームストロング、少年少女、若月などの解散を例にあげ、それを解散させる黒幕がいた!それは無限大ホールトップのニューヨークだった!いや、実は竹内だった!というストーリー。
デリカシーの無い内容。しかし、そういうことをするということは、LLRは解散なんて全く考えていないんだろうな、と思える。安心するような、もう少し思慮深くしてちょうだいよ、と思うような…


久しぶりの単独ライブで、全く面白くなかったらどうしよう…と思っていたけれど、そんなわけもなく。私が見たLLR単独ライブでダメだったものなんてない。これが最後と言っているのがとても寂しいな。
単独ライブという形はもう最後だったとしても、新ネタは作ってくれるだろうし、いつか60分漫才なんかもやってくれるんじゃないかと思っているし、いつまでもLLRの漫才を見ていたい。
初めてTHE MANZAIでも認定漫才師になったしね!楽しみ

LLRの新東京ファクトリー〜おNEWなネタを生産します〜 2013.12.31

新東京ファクトリーにいってきた。
今回のゲストは、かたつむりとニューヨーク。
今、一緒に神保町花月の舞台の稽古をしているLLRとニューヨークは、神保町の楽屋で一緒にオールザッツ漫才を見たと話していた。
屋敷はオールザッツが大好きで、関東に放送があることに「わー!こっちでもやるってる!」と興奮していたと。「すげーウゼーんだよ」と福田。
屋敷はあのオールザッツをみんなで見られることが嬉しくてはしゃいだが、東京の芸人達はそれほど興味を持たず、さみしかった模様。
ちなみに、屋敷はオールザッツのDVDも購入しており、そのDVDは嶋佐に貸したまま返ってきていないとのこと。 <ネタ>

  • LLR「ボケを諦めたくない」

医者に憧れるということで、ネタが始まるが…
こういうのばっかり!という気もするけれど、そういう中ではくだらなさとメタ感がちょうどよくて、とても好きだった。
当たり前のことを情熱でねじ伏せようとするボケ方は、最近の福田(平場でも)のブームなのか、よくやるけれど、やりなれすぎて最早わざとらしくないのだった。
素直にゲラゲラ笑ったなー!

  • ニューヨーク「酔いつぶれた人を介抱したい」

私が、ニューヨークの楽しみ方がやっと分かってきたのか、ニューヨーク自身が「これでいこう!」みたいに明確に自分たちのおすすめポイントを推し出すようになったのか、どちらかわからないけれど、以前よりも魅力が伝わってきた。
前に見たときは、もうちょっと凝った構成のネタだった気がするけれど、これはもうシンプルにツッコミで悪意を振りまいていた。たぶん、毎回違う風になるのだろうなーと思えるネタだった。上手かった。

  • かたつむり「口笛が臭い」

かたつむりは、割と身体的欠点を取り上げがち?と思った。超絶くだらなくて、面白かった。最後も美しく。

  • LLR「言い方を正しく」

「年々時間がすぎるのが早くなる」と伊藤が言うと、「そんなことはない」と福田が反論するのだった。言葉が正しくない、と…
正確に言いなさいと言いがかりをつける福田の言葉がそんなに綺麗なわけではないのがご愛嬌というか…。でも福田が屁理屈をこねて、伊藤がそれに流されるという、こういうネタは好き。


後半のコーナーはスポーツをテーマにしたエチュードだった。

かたつむり、長澤、桑原のチームは、元野球部のメンバーが思い出を語りながらマネージャーを取り合う内容。
ニューヨーク、福田、竹内のチームは、サッカーの試合中のドラマだった。嶋佐がゴールする際に屁をするというオチを披露して、ヒドすぎる内容に笑いが止まらなかった。



次回で最終回…さみしいけれど、またこのようなライブをきっとやってくれると、期待しておく

LLRの新東京ファクトリー〜おNEWなネタを生産します!〜 2013.11.29

新東京ファクトリーにいってきた。
今回の会場はシアターブラッツだった。なんだか久しぶりに行った気がする。 <ネタ>

  • LLR「高年齢の人に向けの漫才」
    世の高齢化に合わせて、高齢者に向けたネタをすべきだということで、使う言葉を古くしようというネタだった。すごくどこかで見たことがある感じの……。ちょっとだけ変な方向へ進んでいくのが面白かった。
  • ランパンプスボノボ
    ランパンプスのネタを初めて見た。見るからにツッコミの寺内がボケなのが面白かった。ライブ後、ボノボのことを調べた。ウィキペディアによるとこの漫才で言うほど人間ではない。「それほど人間じゃないじゃん!」と家で一人、口に出して言った。
  • ジューシーズネタ番組オーディション」
    アルマジロ小池(松橋)がネタなのかネタじゃないのかわからないことをするコントだった。何度か見たことがあるけれど、何度見ても児玉の顔で笑ってしまうのだった。ずるいー。
    結構長い時間やっていたけれど、あの感じで最後までやり通せる松橋は尋常じゃないハートの持ち主という気がした。
  • LLR「話のネタ」
    最初は血液型の話は盛り上がる、というところから始まるのだけれど、伊藤がかっこいいこと言ったり、それを言わせないようにしたり…漫才の「話題」がテーマになるのだった。最初のネタふりからこんな風になるとは思いもよらず、びっくりした。そしてあんなオチ!みたことない!あははw
    今後このネタを見られたとしても、ドカンとウケるところは見られないかもしれないけれど、それでもいいからまたやってほしい。また見たい。
    爆弾処理のネタあたりから、最近のLLRはあからさまなメタ漫才みたいなものをよくやっていて、それは福田が今そういう気分だからなのか…はたまた最近の流行だからか…さっぱりわからないけれど、LLRのメタな漫才はやっぱりちょっと他と違うように私には見えるのだった。それはLLRの漫才を見すぎて違う部分を探すことに長けてしまったのか…はたまたただの贔屓目なのか…さっぱりわからないけれど…。正直ちっとも笑いどころのなかったネタだけれど、考えれば考えるほどヘンでよかった。1本目のネタより断然よかった。よかった。


コーナーは「演話」と「ドラマティックジェスチャー」だった。ゲストはネタの2組に加えてフルーツポンチの村上とはんにゃの金田。
毎回毎回エチュードを軸にした企画の立案に感服する。今回は両方とも面白かった。
演話はトーク中に熱くなってエチュードを始めるというものだった。以前見たことがある気がするが…東京ファクトリーだったかどうか…。
福田や松橋、村上金田がエチュードをつくるのはもちろんだが、寺内の立ち回りのうまさが光っていた。いけすかない奴だと思った。良い意味で。
ドラマチックジェスチャーは、回答者にドラマに出てきそうなセリフを言わせるゲームだった。ルールとしては、よく企画コーナーで行われるジャスチャーゲームの要領だが、ジェスチャーではなくエチュードの中でセリフを言わせるので、ジェスチャーではないのだった。
とても上手く振っても回答できなかったり、逆にとても下手なフリで当たったり、面白いゲームだった。よく笑った。



とても面白かった。

LLRの新東京ファクトリー 2013.9.24

新東京ファクトリーに行ってきた。今回は神保町花月を離れて、新宿の新劇場バティオスで。福田が何かやらかして神保町花月で開催できないよう。モゴモゴと真実を発表しないのはいかにもLLRであるけれど、ファンは思っている以上に勘がいいし、心配しているので、理由を教えて欲しいのであった。
「どうせ福田の遅刻なんでしょう?」と勘ぐっちゃうし、それが正解である確信もあるのであった……そんな確信悲しいんですけど……

例によってネタの感想だけ……

  • LLR「絶対にやっちゃダメを守ったらつまらない」

最初は「総理大臣になりたい」のネタのテーマを変えただけかなーと思って見ていたら、途中からはもう少しひねった感じになっていた。昔話を例にしてわかりやすかったし、お得意の福田の一人芝居もあるし、とても面白かった。凝ってる!


トンファーは面白いなー!さすが認定漫才師!今回の出演者でトンファーだけがTHE MANZAIにおいて認定されているのがわかる気がするのだった。LLRエリートヤンキートンファーもみんな同じところから出発している気がする。それでも差がついたことについて、色々と考えるところはある……というか…自分の脳内では確信しているものがある…。トンファーは全国的に面白いと言われる漫才師になるんだろうな、という確信もある。

いつも思うけどまた!最初のネタふりが逆!エリヤンの個性ってことか!


  • LLR「ツッコミのタイミング」

最近少なめのLLR二人でくだらない遊びをする感じのネタだった。1本目と対極でもこれまた面白かった。ネタが終わっていないのに終了したかのように暗くなって音楽が流れてしまうトラブルがあって、二人が「いやまだまだ!!」と言って焦るのが可笑しかった。今回のネタは2本ともすぐにまた見たいなー!


コーナーはいつものようにエチュードエチュード中に敵チームが何か1つアイテムを持ってくるので、それをエチュードに使わなくてはならない、というもの。
レギュラーゲスト、グランジ佐藤大、マキパ長澤、アーム安村、竹内。

Spark!特別編 人力舎THE MANZAI部vs認定漫才師 2013.9.11

THE MANZAI部にいってきた。今回は認定漫才師軍団と人力舎ざまん部が対戦。決勝経験者が4組もいる認定漫才師軍団におののくざまん部だったが、磁石永沢いわく「決勝いってもヒマってことだよ!」


  • S×L「図書館で電話している人を注意する」 38

何度も見ているネタだけれど、遊びの部分を大分削って……いや遊びの部分ばっかりなんだけど…取捨選択している感じがした。「さっき俺なんて言った?」がメインー

  • 磁石「不動産屋」 50 ○

最初の「お前は優しくない」という部分は何であるのかなーと思っていると、一応最後に関係があった。緻密に作ってる感を出すためのワザ?!



  • じぐざぐ「認定されるにはエロさが足りない」 13

行きたい場所は明確なのにそのための乗り物が間違っていて、さらに道筋も間違ってしまうというのが面白いなーと思った。ジャンプ氏なるボケの人がくだらないことを言ってしまう体質ということになっているけれど、まじめさが見えて微笑ましい感じがする。

去年のTHE MANZAI決勝ではボケがダジャレ的なことを言いまくり、最近見たネタではツッコミも同じようなことをしだし、今回はそんなツッコミにボケが「やめろ」と言っていた。だんだん変化している。



どのテレビ番組もクレームが入ってそのうち放送できなくなる、というネタだった。その理由がいちいち可笑しかった。スパナペンチのネタは身近にあるいろいろなことに対しての斜め目線が特徴だけれど、それを量産できるということは、いつもこんなことを考えているんだろうなーと想像できる。本当にどうかしている。面白いなー!

先日、相対性理論のネタを見て、ものすごく面白い!と思っていたら、進化論まであって、なぜだか得した気持ちになった。エルシャラカーニの二人もお客さんも誰もテーマのことを分かっていないのが、カオスなのだけれど、それが面白いというか…絶対にどうなるか予想できない。あははw



じぐざぐと同じように行きたい場所は明確なのに乗り物も道筋も間違っちゃうやつ。さらにフルパワーズはそもそも行きたい場所も「なんでそれ設定すんの?」という…そこもめちゃくちゃで面白かった。めちゃくちゃな理論をハイテンションでひっぱてくのすごい。

  • 三拍子「時事漫才、そば屋で半沢直樹」67○

この日にニュースになったことまでネタになっていて凄かった。前半も後半も全部笑いすぎて見ている側の体力が奪われるネタだった。三拍子の漫才は流行とはかけ離れた位置にあるような気がするけど*1、それでも次元の違う面白さがあるから、本物なんだろうなーと思う。後半の半沢直樹の部分はネタ後本人が「すげー楽しい」と言っていたが、ある意味客席無視の展開で本当に楽しそうだった。無視されても面白かったし。



もう…こういう形の漫才はエレファントジョンを見ちゃったら、他は見てられないくらい面白いと思う。完成されて余裕がある感じで…。こんなくだらないのに、同じネタ見て何度も笑うというのは何事か!と思う。そして、いつもビーグル犬の名前は本物なんだろうな、きっと、とも思う。

  • 流れ星「仇討」 12

最近の流れ星はギャグが中心なんだなー



ムーン○○は嘘っぽいなーと思ってしまうけれど、そこが良いところなのかも…?!誰も傷つけないために嘘をつくのかな…?と思った。

  • エル・カブキ「Mr.マリック」 60○

以前にも見たことがあるネタなのに、物凄く面白かった。そりゃあMr.マリックのあんなことやそんなことは私は知らないけれど、それでもちゃんと伝わってくるというか…1つ1つがちゃんとキラーワードみたいなので締められるのがすごいなー!マニアックなことで笑えるのってなんとなく気持ちが良いというか…人の心の絶妙な部分をついてくる感じ。このネタ作るの大変だろうな、と思った。



  • ブルーセレブ「付き合いたい人」 37

最近、THE MANZAI2回戦でやっていた、デートの練習のネタをよく見ていたけれど、久しぶりに。そんなに見ているわけではないけれど、ブルーセレブのネタの中では、デートの練習はちょっと異質かな?と思っていて、私は今回のようないつものブルーセレブのネタのほうが好みだと思った。ちゃんとしたツッコミのようでいて、内間の口が滑る…みたいなのがすごく良いなーと思う。でも…絶対的に面白い内間の口の悪い感じが全面に出るのはデートの練習のような気も…

風藤が「高校の先生になりたい」と言って、松原が「年頃の生徒に注意するのとか難しいよ」と言って、ではやってみよう…風藤が先生役で松原が生徒役で松原がトンデモ生徒を演じる……というのが……すごくつじつまが合っていてホっとした。そんなことをちゃんとしているなんて当たり前かもしれないけれど…自分が理屈っぽい所為でそういう部分でモヤモヤして内容が頭に入ってこないことが結構多いので…



パン祭り。ドリーマーズのネタは大きく分けると、こういうテーマも何もかも全部頭がおかしいネタとテーマは真っ当だけれどツッコミポイントがちょっとだけズレて展開するネタの2種類だと思っていて、私は後者の方が好きな傾向がある。でも一発で印象に残るのは何もかも頭のおかしいネタで、事務所のライブでもそっちの方が好まれるんだろうな、と思う。……ようするに私はパン祭りにちょっと飽きちゃったなってこと。

トレンディエンジェル大好き!と言わざるをえない。その割にあまり見られていないけれど…。ずっとやり続けてきた「斎藤さんだぞ」についに意味ができ完成された様は感動的だった。「斎藤さんだぞ」はそもそも「斎藤」が知られていないのに「斎藤さんだぞ」であることが重要だったはずで、それが最近は「斎藤」が浸透しているから正当な「斎藤さんだぞ」になっていて、そして…ついに!

*1:時事ネタなのにw