囲碁将棋単独ライブ「想い出のリボン」 2010.8.12


囲碁将棋の単独ライブに行ってきた。
前回同様、今回も一度も舞台から降りない2人だった。

以下ネタの感想(順番、タイトルは適当)

サヨナラダンス滝野が2人を格闘技のように呼び込んでいた。根建は普通にスーツで出てくるが、文田は根建を威嚇する映像の後、格闘技の格好で出てくるのだった。
そして文田が根建を倒し、オープニング映像。

オープニング映像
根建はロッククライミングの練習をしていたり、文田がダンスの練習をしていたり楽しい映像だった。

漫才「嵐と夏川りみが好き」
最初のほうで「お前嵐、好きだろう」と言われて、歌詞で相槌を打つのにゲラゲラ笑った。囲碁将棋によくあるパターンの漫才でとても面白かった。

漫才「桑田圭祐の新曲CD」
これも歌ネタ?と思ったら違うのだった。
シャズナのCDと比べる視点が面白かった。次に見たときにはボケが厳選されて、とても面白くなっていそうなネタだった。それにしてもサザンが好きだねえ…。

「車偏で車の名前を漢字に」
根建が魚の名前は魚偏を付けて全部漢字になっている、だから車も車偏で全部漢字にできる、と言ってフリップに書いた自作の車漢字を披露するのだった。
猫バスのあたりが面白かった。

漫才「オヤジの背中」
このボケは根建じゃないとダメだな、と思うのだった。文田は根建でなくてはありえないネタをちゃんと作れるところがすごい。普段は文田がボケのことが多いのにちゃんとこのネタでは根建がボケを振り分けられることに感心するのだった。
ネタを作るときに、根建をボケにすることを先に考えているのか、それとも出来上がったネタを見て、役回りを考えるのか、興味津々である。

映像「ネタ作り会議」
文田が「自分は普段こうやってネタを作っているんだよ」と根建に見せる形で映像紹介をしていた。
情熱大陸風に山田カントリー浅井、大塚山、関根*1の3人を部下に従えて、文田が囲碁将棋のコントを作る。
うさんくさいネタ会議映像で面白かった。

コント「カラオケ」
映像中に出来たコント。カラオケで歌詞を見ずに1曲全部歌おう、というゲームをするカラオケボックスでの2人。それぞれ得意な曲を歌うが、どうしてもサビの盛り上がる部分を序盤で歌ってしまうのだった、というコント。
囲碁将棋が漫才でもいかにもやりそうな題材だったがコントでも面白かった。選曲が古くて、若者はどこがボケなのか分からないんじゃないかな?と思わなくもなかったけれど…。
根建は良い声だし、文田は歌が上手いし、歌ネタが多くなるのも納得だなあ、と思いながら見た。私はこのネタだけでも1時間くらい見ていられるかもしれない。

漫才「同窓会」
高校の同窓会に行く根建。自動車教習所の同窓会に行くという文田。
教習所だから、お茶するのはオトバ*2とか、くだらないボケが満載だった。これもまた他の場所で短くなって見られることだろう。とても面白かった。

エンディングロール
ジャッキー映画のように途中映像のNG集だった。
ネタ会議のNG集は見せないほうがいいのじゃないかなあ、と思った。ネタ会議はネタだとわかっているけれど、あくまでも本当というスタンスでいったほうが面白いのになあ…。



とにかく、よく歌う単独ライブで可笑しい。しかし2人の歌ならそれだけで長時間楽しめる気がするのだった。
前回に比べるとずーっと舞台上にいることが不自然でなくなっていたと思う。無理に頑張っている感じがしなくて楽しいのだった。
1つ1つのネタを取ってみるともっと短くてもいいかな?とか、ちょっとパンチに欠けるかな?とか、これから色々練られていきそうなものが多い気がした。しかし単独ライブの全体的なまとまりとしては今回のほうがすんなり見られたのだった。
囲碁将棋はいつ見てもハズレがなくて、本当にすごいと思う。そして今回の単独ライブのネタは短くなって他の場所で見られそうなものばかりだった。とても優等生だ。
そんな優等生が、ライブの時間が(おそらく)1時間半の予定が2時間近くになってしまい、最後に少し反省していた。しかし見ているほうは長かったことなど全然苦にならないのだった。
とっても楽しい単独ライブだった。

*1:関口だったかな?15期の女の子だった

*2:オートバックス…スタバのように…