LLR単独ライブ「これからもがんばっていきまっしょい〜10年目突入記念!DVD収録あるから、過去の傑作ネタもやっちゃおうSP!!〜」 2011.4.1


LLRのDVD収録ライブに行ってきた。
とてもとても素晴らしくて、感動してエンドロールでちょっと泣いてしまった。お笑いライブで、笑い涙以外で泣くなんて初めてである。
ゲラゲラ笑ったのに、涙が出るなんておかしな感情だなぁ…。


以下ネタの羅列(ネタバレ大あり。そして、あまりにも感動して勢いで書いているのでそのうち書き直すかも…)



「大豆」(漫才)
やっぱりコレが1本目にくるのだった。代表作にして、最も自信がある漫才なのだろうなぁ。
このネタはNHK新人演芸大賞のときが最高の出来だったと思うけれど、そんなことはさておき、まず一番最初にこのネタを見られる幸せを感じた。


セサミン(漫才)
なんて久しぶりに見たのだろうか…。珍しくテレビに出たかと思うと、このネタをやっていて「まただ…」と思ってしまい、なんとなくマイナスな印象になってしまっていたけれど、やっぱり面白いネタなんだな、と再認識した。
2人の(特に福田の)うさん臭い良さが遺憾なく発揮されていた。スゴク面白い!


「ブタを飼ってる」(漫才)
例の「モモ〜」の漫才である。このネタは他で見たことのない作りで大好きなのだけれど、オチの部分だけがなんとなく気になっていた。それがしっかり変更されており、完全体となった。ステキ!


「いいやつ」(コント)
最近の単独で最もよかったコント。LLRのコントのなかでは良質だと思う。居留守部分での語りかけがなくなっていたのがちょっとだけ残念だけれど、面白かった。


「バレーボール漫才」(漫才)
これも有名*1な漫才だけれど、他にくらべて大分変更されていた。まとまっていた。


「伊藤ピンネタ」
タヌキの伊藤はどうしても語尾に「ポン」と付けてしまう…。というネタでとにかく伊藤らしいのだった。伊藤らしいってすばらしいな!


「ストーリーを考える」(漫才)
2月の単独ライブでは「記憶術」という設定で進んでいた話を「ランダムな単語でストーリーを作る」という設定に変えていた。このネタは本当に感動するくらい大好きなのだけれど、設定の置き方としては「記憶術」であったほうがいいかな…と思った。
しかし、やっぱり最近の傑作であることには変わりなく、震えながら見た。このネタを見ることで何故自分がLLRのファンであるかを確認できる。


「福田ピンネタ」
星座絵にツッコミを入れるネタ。何度か見たけれど、今回が一番良い出来だった気がする。*2


「こわい話」(漫才)
例のこわい話のネタなのだが、そこは単独ライブである。福田が甘い話を始めるとそれなりの音楽が流れて照明もピンクに…。とても面白かった。最高の演出ではないか!ステキ!


「ナンの精」(コント)
以前の単独ライブで「コントと言っても結局言葉遊びだよね」と思ったネタ。福田の被るナンにお金がかかっている!と感動した。*3


「悪霊」(漫才)
ああああ…KOCでもうコントにしてしまったし、そう簡単に漫才で見ることはないのかな…と思っていたけれど*4、また見られてよかった。このネタは終わり方もとてもよいと思う。


「青春群像劇〜最終章〜」
この福田花月が始まるまでは、両親とかお笑いを好きでない友人にもこのDVDを見せないといけない!と思っていたけれど、これが始まった瞬間「あ…見せられない…」と思ってしまった。あはは。しかし、全部見てみれば、なんと!はんにゃも出ていたし、大丈夫な出来だったと思う。


幕間映像
幕間映像は過去の単独ライブのオープニング映像だった。
最初にそれを聞いたときは「え?あのヒドイ映像?」と思ったのだが、見られなかった過去の映像をみるのはとても楽しいのだった。
「えー!!!ヒドイ!!」と思った2010年春の単独OP映像だったが、……それは……やっぱりヒドかった…。
しかし、見たことのなかった、2006年の単独ライブなどの映像は結構面白いじゃないか!



過去のベストネタをまとめて見られるというのはそうそう無いことである。こんなに幸せなことがあってよいのか!
LLRの漫才はどう考えても突出して素晴らしいということと、自分はLLRが大好きだ!ということを再認識した、素晴らしいライブだった。

*1:LLRファンの間では

*2:今回はそんなのばっかりだけれど…

*3:唯一撮り直しになった

*4:ルミネ等の本公演に行かないかぎり…