ジューシーズ単独ライブ「みんながうらやむメカニック煮」 2011.7.6

ジューシーズの単独ライブに行ってきた。


以下ネタの感想(タイトルは適当)


*よくあるマフィアの銃撃戦
こういうオチ(?)は、他の人たちがやったら、「オチを考えつかなかったからでしょ!」と思って腹が立ちそうだけれど、ジューシーズの場合は素直にキャッキャできる。どうしてかな?と思った。

*寿司屋
このネタと「レコーディング」は同じオチなのだけれど、私はこの2つが最も好きだった。ジューシーズ特有のまじめ(?)なストーリーから始まって途中なんのボケもなく、最後にズコーッ!という展開で、一番笑ったオチだった。すごくジューシーズらしくてキャラクターも合っていた。

ジューシーズドラマ

  • ザ・ティーチャー
  • お料理ですよ
  • ドリーム―夢と現実のあいだ―
  • ホームランデイズ


お料理ですよが終わった時点で最後のホームランデイズのオチが読めたけれど、それでも面白かった。しかし、きっと最後はもっと暴れて壊すはずだったんじゃないかな?と思う。
途中これといったボケはないのだけれど「よくあるドラマ風」というのが可笑しくて「観察眼あるよなー」と思った。そういうところがジューシーズの巧妙なところなのかな?


*皆さんに集まってもらったのはほかでもありません。
探偵が事件関係者を集めて推理披露する、という場面を再現して…というコントかと思いきや、コント中にいくつギネス記録を破れるか!というコントなのだった。レモンを食べたり、竹馬をしたりしていた。
松橋は全部他2人にやらせようとするのに、結局最後にやってみると自分が一番できるというのが可笑しかった。もちろんどのギネス記録も破られなかったが、「コント中にギネス記録に挑戦した数」のギネス記録である、というオチだった。以前の単独でやっていた「図形たちのセレナーデ」より面白かった。

*レコーディング
寿司屋と同じオチ。最初のレコーディング風景の児玉と松橋のやりとりもとても面白かった。

*闇取引
途中、結構な静けさに包まれていたけれど、最後に最初のコントと同じオチがきて、会場が沸いていた。ライスが出ていた。田所は本当に内容と関係のない出演の仕方で可笑しかった。


*幕間映像

  • ジューシーズのイタズラ大作戦(人はどこまでやったら怒るのか)
    ジャンポケ斉藤、パンサー尾形、パンサー菅、ライス関町、LLR伊藤
  • ガリオンフラクタル*1
    児玉がガリオンフラクタルの会社へ「面白くなったので、それも広告に載せてほしい」と電話


ジューシーズの幕間映像はいつもとても面白い。イタズラ大作戦はそれぞれの人柄とジューシーズの何をやっても許される感じが微笑ましかった。
恒例(?)の児玉の電話は、今回が一番面白かった。今まではなんとなく電話に出た相手が不憫になってしまったけれど、今回は相手も相当にインチキくさいので、爽快ですらあった。児玉の精神力の強さを感じた。



前回の単独ライブは、その前の単独ライブから内容こそ違ってもスライドされた形のネタがほとんどで、新ネタを期待している者としては、すこしガッカリしてしまったのだが、今回はとても満足した。
全部完全に新ネタだったし*2、単独ならではの仕掛けがたくさんあった。ジューシーズは何があっても児玉の“なんとなくの感じ”でごまかせてしまうのだが、今回はしっかりネタで笑わせようとしている心意気が見えた。
すっごくゆるいのに実はよく考えられていて、それぞれのキャラクターが生きている。相変わらず、自分達の推すべきところをよく分かっているなぁ、と思うのだった。
ジューシーズは楽しいな!

*1:雑誌の後ろの方に広告の出ている幸運になるというブレスレット

*2:それは単独ライブだったら当たり前?