しずる単独ライブ「POWER POWER」 2011.7.29


しずるの単独ライブを観てきた。ネタのタイトルは多分こんな感じだったはず…。本当にただの感想。

OPコント(ほどけない)
最初は、どうしてこういう話し方なのかな…?と思って見ていたが、だんだん、そのしょうもない展開を際立たせるためだったと分かってきて、爆笑した。

友達×友達
家にきてしずるの真骨頂だと思った。演技が上手いー!

兄貴×子分
1つの思いつきでこんなに可笑しいなんて!最後の不条理さも気持ちがよい感じ。

面接官×面接者
きっともっとスマートにこういうことをしたいんだろうな、と思った。2人の演技がとてもよかったけれども…

ジェイク×ホッパー
すごく池田が苦労して台詞を言っている感じがした。あれは大変だよなぁ!

池田×村上
「すこしトークでも…」と言って2人が出てくるのだが…。現実とコントのあいだのようなステキな演出で、最初はすっかり騙された。

主×囚われ
囚われが最高の川柳を読むという内容なのだが、その川柳の酷さといったら…あはは。「ああ…なんじゃこりゃー…ズコー!」などと思いながら見ていたわりに、今となっては一番思い出し笑いするのは、このネタの酷さだったりするのである。

博士×息子
村純たらお腹が出てるなぁ…と思った。


映像

  • OP映像
    すごくカッコよかったが、パワー、パワー随分何回も言うなぁ、長いなぁ…、とも思った。あはは。
  • 村上にビンタ
    代々木公園で一般ファンに村上の嫌なところを言いながらビンタしてもらう、という企画だった。みんな面白い文句を言うもんだなぁ、と感心した。
  • 池田のファッションチェック
    モード学院の生徒を捕まえて池田がファッションチェックをするのだが、逆に馬鹿にされて…という内容で、池田の情けない顔が面白かった。
  • 池田vs4台のカメラ
    これがなんといっても最高で、ゲラゲラ笑った。本当になんなんだろうあれは…
  • パワー電話(池田母、村上母、なかやまきんにくん)
    2人のお母様となかやまきんにくん3人ともやさしくてほっこりした。



終わった直後の感想は「荒削りだなぁ!」というもので、それは、私がしずるに持っていた印象と大分違うのだった。荒削りだからダメということではなくて、好感なのである。
予想を裏切られる喜びがあったし、ちゃんと若手らしくて今後もっともっと面白くなりそうだな!という期待がすごい。この完成されてないことへの喜びはなんなのか…自分がキモチワルイ。
前半のコント「友達×友達」あたりのクオリティの高さと「主×囚われ」のツメの甘い感じの落差が激しくて可笑しかった。
きっとやりたいコントがたくさんあって「これは自分達には向いていない」とか「できないかもしれない」とか、そういうこと考えないで、貪欲に挑戦しているんだろうな、と思った。しずるには総じて(コントの部分以外でも)、失敗を恐れない強さを感じるのだった。
きっと今後もっともっと洗練されていって、それでいてくだらなくてステキになるのが約束されている気がする。
絶対次回も見にいきたい。しずるってすごいな!