LLR単独ライブ「FLOWERS」 2012.3.11 16:00〜

漫才「納豆」


OP映像


漫才「タバコ」


映像「勝手にCMをつくっちゃいました」


漫才「ビーバー北川」


映像「EASY!伊藤」
以前の「EASY!福田」の映像を見て、自分にも出来るとふんだ伊藤が、スカートめくりにてEASY!伊藤となる。
最終公演になって、また新たな映像が…。たくさん撮ったんだなぁ…(特に伊藤)


ユニットコントLLR×ガリバートンネル「ナイトメア」
幼稚園児の佐助が眠りにつくと、三須と伊藤の変態コンビが出てきて、お尻でラッパをならしたり、棒を折ったり…。
とにかく伊藤の裸体が気持ち悪かった。楽しそうだったのでよい。佐助のツッコミは上手いなぁ!三須はいるだけで面白いなぁ!


映像「伊藤の見ているものを見てみよう」


ユニットコントLLR×シソンヌ「ネタ会議」
4人で「ユニットコント、どんなのやりましょう?」と考え、「こんなのどう?」というと映像が流れる。
折角シソンヌが来ているのに、しっかりコントせずに映像ですませるなんて…。長谷川のLLRのディスりがとても面白かった。いいなあシソンヌ。


映像情熱大陸
福田が競艇で2000円摩るのを情熱大陸の映像風に。
競艇をやりたいだけなんだろうな。


ユニットコントLLR×林ライス*1「セキマチ」
ダンボールに入っていた謎の生物セキマチと福田少年が仲良くなるが…
やっぱりコントの人は違うなぁ!関町も林も素晴らしいと思った。LLRの数あるつまらないコントも彼らがやったら少しは面白そう。


映像情熱大陸2」


コント「青春群像劇〜地獄編〜」
前回死んだ長崎亭きよちゃんぽんとセブンbyセブン玉城。2人のいる地獄へ2tトラックに轢かれて死んだ福田も行く。ゲストはグランジ
グランジが出てくれて本当によかった。福田花月のなかでは面白いほうだったと思う。




最後はオール新ネタなんじゃない?なんて期待してしまったので、ユニットコントが始まったときはかなりガッカリしてしまった。でもいつもの8期メンバーを出したり、グランジを呼んだり、多分これがLLRのサービス精神なのだ…ろうな…


全5公演というLLRの単独ライブで今までなかった公演数。ありがたいことに全部見ることができた。
色々考えて、ブツブツ言って、ゲラゲラ笑って、楽しかった!
以下いろいろ思ったこと


全部違う内容にするというのは事前に聞いていたが、こんなにも変えてくるとは思わなかった。クオリティの高い同じ内容の公演を5回やってほしい、と願っていたので、ちょっとモヤっとするのだった。5公演の意味を考えた場合、普通に考えると「多くの人に見てもらう」というのが当然だと思う。が、今回のLLRは、そのための5回ではなかったよう。複数回観にくる私のようなファン向けに作られているのだった。チケットもすぐに売り切れたのだから、それは間違った判断ではないのである。
しかし、内に内に入るのは今までの単独ライブも一緒で…でも内にこもっているにも関わらず、あふれ出る才能から、結果的に誰が見ても美しい単独ライブが生まれていた。ガツガツすることを嫌って仲間達さえ喜んでくれたらいい…*2という風を装うも、きらめきが隠せない。そういうのがホンモノの証で、私が好きなところ、と考えていた。でも今回は、そのきらめきを見つけるのに苦労してしまい…内に向いた姿勢ばかりが目に入ってしまった。
LLRは今回新ネタを普段の単独ライブと同じ分量しか作っていないわけで、5回公演によって、いつもの単独ライブ以上に必要だったパワーは、新ネタではない部分に注がれた、ということだと思う。*3
そのいつもの単独よりも余分に使ったパワーを全部新ネタに注いでくれたらよかったのに!と思ってしまったわけだが、それは私が見たいものなのであって、今回LLRが見せようと思ったものではないのだ。
なんだか新ネタ以外のものが多かった今回の単独は、自信の無さの表れのように感じてしまっていて、悔しかったのだが、冷静になって考えてみれば、逃げなんかではなくて、あれはLLRなりの物凄いサービスで、全力で自分たちの楽しいことをして、ファンを楽しませようとしてくれたのだったと思う。きっといつもより大変な思いをしてライブを作ったのだろうし、力の配分が私の希望と違っただけ。彼らに対してガッカリするのはお門違い。
ただ、LLRのことが大好きな私のような人達は、全部まったく同じ内容だったとしても、ステキな漫才が見られたら5回だって見たいのだよ。それを分かってほしいな、とも思う。

でも今後やっぱりLLRを見続けなければいけないと思ったのは、低調だった初回のネタが次に見たときは目を見張るほど良くなっていたから。
2公演目のリメイクライブがとてもよかったのだが、振り返ってみると、5公演のライブのなかで、複数回やった場合、進化が見られるのは初回でやったネタなのだった。リメイクネタは2回見ても印象が変わらないのに(とても良いと思ったビーバー北川のネタ*4でさえも)。 これは今後もっと面白くなるにちがいない!
「…そろそろ今の段階から先に進んで欲しいな…万人の前でドッカンドッカンウケているLLRが見たい」という思いから、モヤモヤしてしまったが、結局LLRウォッチャーと化している自分は3日間、LLRを見続けられて楽しかったのだ。最初に私が求めていたものと違っただけで、ライブ一つ一つは面白かったのだもの!ホントに気持ちの悪いファンで…考えすぎだとは自覚している。

*1:田所は来れず、代わりにかたつむり林

*2:実際はそんなことを思っていないかもしれないけれど、そう見える

*3:なんなら、新ネタ製作の力は普段より少しそいでいたかも…

*4:本人達も気に入って最多の3回も披露していた