まるまる一日LLR「色んなネタしちゃおっかなぁの巻き」 2012.8.18
まるまる一日LLRにいってきた。タイトル通り、まるまる一日LLRを満喫したけれど、とりあえず感想は「色んなネタしちゃおっかなぁの巻き」だけ…
しっかり専用のOP映像が流れて、幕があくと、サンパチマイクがたっているのだった。
LLRが登場し、「こんな日によく来てくれましたね…*1。僕だったら、仕事なら100％、友達との約束だったら70％、バックレますよ」などと福田が言うのだった。そして、いきなり新ネタを…
- 新ネタ「伝説の生き物」
まず福田が「お前は死んだら地獄に行くから、その練習をしておいたほうがよい」と伊藤に言うのだった。地獄にはまずケルベロスという門番がいて、それの対応を今やっておけば役に立つ、と。
伊藤が「絶対にその練習は必要ない」と物凄くまともな反応なのがとても面白いのだった。それなのに付き合うし。
このケルベロスだけで、1つのネタなのかと思ったら、「もし山に登ったら…」ということでフェニックス、ユニコーン、ペガサス、さらに「海に行ったら…」でクラーケンをやっていた。私は特にフェニックスが面白かった。また、福田がユニコーンについて、「頭にトゲがついている」と言っていたのが可笑しくてたまらなかった。トゲ……
このまま切れ目なく漫才をするのかしら？と思ったところで、しっかりお辞儀をしてはけてゆくLLR。
ミルククラウン竹内とスパイク松浦が出てきて、MCをするとのこと。
竹内曰く、最初のネタは5分のはずだったのに20分やっていた、とのこと。わはは！あのネタが5分におさまるわけがない……。
そして、竹内は「女の子がまったく興味のない内容」とも言っていた。そうかなぁ？
ここからは、LLRのネタで見たいものをお客さんから聞いて、そのリクエストに答えてくれると。なんて嬉しい企画！！
- リクエスト１
まず最初に挙がったのは「映画監督」のネタだった。舞台袖にいるLLRに松浦がすぐに出来るかどうか尋ねると「まったく問題なし」と。すぐにネタを始めるのだった。
このネタは一時期よく見かけたけれど、そういえばココ最近はあんまり見ないかな？下心丸出しの福田の映画監督は面白いなぁ、と思う。なんだか話の流れもスムーズで、以前より面白く感じた。
- リクエスト２
次に挙がったのは「工業地帯」。竹内が「え？工業地帯？工業地帯がテーマの漫才なんてある？」と驚いていた。
これに関しても松浦が舞台袖にいるLLRに出来るかどうか尋ねると「自信はないけどやってみる」とのこと。
このネタは漫才大作戦で1回だけやったネタで、私はその回だけどうしても行くことができず、是非見たかったネタなので、とても嬉しかった。しかし、LLR本人達がすっかり忘れてしまったようで、大分内容は違ったよう。そもそも「新しく工業地帯をつくるならどこか」という内容だったはずが、「子供を育てるならどこか」というものになっていた。
この後に即興ネタをしたのだけれど、そのときに伊藤が「さっきの工業地帯もほとんど即興」と言っていたので仕方がないか…。よく考えたら、ほとんど即興であれだけのネタができるのだからたいしたものだな、と思う。日本全国各地域の情報を良く知っているなぁ！そしてよくもまあスラスラと悪口ばかり言えるなぁ！
- 即興漫才
リクエストの漫才を3つやったところで、次はお客さんからテーマを出してもって、即興漫才をすると。テーマは「雷雨」に決まった。
外が酷い雷雨だと眠れないだろうから寝る練習をしよう、だとか、「オレ、雷、避けられるよ。ちょっと雷やってみ？」だとか。
普通にLLRの漫才だった。普段のネタもみんな即興でもおかしくない！と思わせるほどだった。ついつい忘れてしまうけれど、LLRは漫才が上手い。
大満足の「色んなネタしちゃおっかなぁの巻き」だった。
即興の漫才も感心したけれど、お客さんからリクエストを聞いて、そのネタをすぐに出来るということが本当に凄いと思った。どの漫才師もみんな出来ることなのだろうか？福田が「いろんな人とまたやりたいね」と言っていたけれど…
工業地帯のネタほとんど忘れてしまったということだが、それでも、あたかも元々そうであったかのようにしっかり披露できていて、なんだかコワイくらい。テーマに加えて進んでゆく方向さえ決まっていれば、その場でサクサクとネタが出来てしまう人達なのかな……？経験のなせる業なのか…
こういうLLRの凄いところって、本人達がひけらかさないので、あまり見えなくて、残念に思う。ディープに見つめるファンだけが気づくなんて、ちょっともったいない。だれか影響力のある偉い人がみんなに言ってくれないかなぁ…
*1:この日はすさまじい雷雨だった
