東京吉本若手漫才協会本公演 2012.11.19

東京吉本若手漫才協会本公演にいってきた。
今回のテーマは「企業・CM」だった。

以下ネタの感想

アコムのCMはリアリティがないと言う福田。本当に利用している人がいいということで…
劇団員、ミュージシャン、ホストの場合のCMをやっていた。最下層の職業で、それに比べると芸人は人間ができていると言いたいらしい。普段から福田がよく話していることを漫才にしていた。言葉遊びみたいな明確なボケがないのに、福田の演技とイヤミで面白くなるのだった。LLRだなぁ!とても面白かった。

  • 井下好井「JR」

山手線の各駅の発車のベルをそれぞれの駅独自のものにしようと考えるネタだった。
新宿、五反田、大塚、新大久保のところが面白かった。

会話をするもすべてコーヒー関連の言葉に…
横山がいつも漫才の最初にやる、川田の顔のボケにツッコんだ後にマイクの前に出るやつを、する理由が本当に分からなくて、考え込んでしまい、本題に集中できないことが多い。川田が前に出て顔を見せるなら分かるのだけど!

警察庁は企業ではない、と言いつつ…
自分は「詐欺」のポスターにぴったりだとアイパーが言うのが可笑しかった。私はえんにちの漫才ではどちらかというとコントに入るものの方が好きだけれど、今回のネタはそうではないのに、面白かった。

イランにもディズニーランドのような施設があるというネタだった。
本当にどうしようもないダジャレでブラックなことを言いまくっていた。こういう風に羅列するだけの漫才なのに、どうして私はこんなに大喜びしてしまうんだろうな?と思った。特にリロ&スティッチのところが大好きだった。

iコンシェルの西島バージョンができた場合の練習。
ヒット数0件ということが、どうしてガッカリすることなのかな?と思った。それについて誰も情報を出さないということは、そう思っていないから…なのでは?
橘をバカにするためじゃなくて、コンシェルとして役立たずってことなのかな?

バイク王にバイクを売ろうとしたら、バイク神が出てきて、バイク神に売ろうとしたら……
バイク神からどんどん強力なものになっていくという、ずっと同じことの繰り返しだけれど、その出てくる強いモノ達が絶対に思いつかないモノばかりで!!ものすごく面白かった。すごい大喜利を漫才の形で見た感じ。

  • ボーイフレンド「天下一品」

天下一品の素晴らしさをこってりラーメン中心に説明する黒沼とあっさりラーメンが気になる宮川。
ボーイフレンド乗ってるなーと思った。上手いー

スカルプDのよいところをあいうえお作文で。
以前やっていたのとは違って、江崎もあいうえお作文をしていた。

カップラーメンを高級料理のように食べる小浜だった。
トンファーは本当にまじめだなーと思った。他のことにすり替えて、自分たちの得意な方に持ってゆかず、真っ当にネタを作っていて、すごい。

吉本興業に感謝したほうがよいのか…というネタだった。
タモンズはズルイなーと思った。自虐と言う自分達の得意なほうにもっていくのだもの。でも、そういう嗅覚も才能なのだろうな、すごいな、とも思った。

ユニクロといえば靴下、というネタだった。

斎藤が起業したいと言うのだった。
本当にどうでもよいダジャレを連発して、さらに今回はそれが全く伝わっていなかったのに、面白いのだった。ウケないから同じことを何度も言う、たかしが「聞こえてるよ。聞こえたうえで反応がないんだよ」とツッコんで…それが大爆笑という……。ネタそのものよりもスベったときのリカバリーで面白いなんて…ずるい…

  • 囲碁将棋「ガソリンスタンド」

ガソリンスタンドに初めて行ったときは戸惑うよね、というネタだった。
囲碁将棋がこんなにウケていないのを初めて見た。ハイオクガソリンの名称を誰も知らなかったのもあると思うけれど、テーマが企業・CMで、確か1社だけという約束だったのに、それからちょっと外れていたからかな?と思った。あとやはり…「分かっている人だけ面白いですよ」という感じがしてしまった…

ミスタードーナツが大好きだと徹が語るのだった。
亮がツッコミをしていて、叩いた拍子に徹の目に手があたり、徹の目が腫れていて、痛そうだった。そういうことがあると、若月はネタをやめてしまいそうだけれど、今回は決まった結末へ向かっていた。いつもそうならないのは、そういうネタというこなのかな?と関係のないことを考えた。