ブロードキャストの差し漫才 2010.5.23


差し漫才に行ってきた。

ブロードキャストが毎月浅草花月で行っている漫才のイベント。
1時間ブロードキャストとゲストが交互に漫才を披露する。その後30分トーク、ということらしい。

漫才 (60分)

ブロードキャスト「自己紹介、スポーツクラブ」
今回のライブの趣旨説明をしつつ、漫才に入っていく。遅刻してくるお客さんを待ったりしてとても上手だなあ、と思った。
ネタは自己紹介で吉村が房野と言う言葉を歌詞に入れ込むというもの。スポーツクラブのネタでは汗だくになっていた。

LLR「漫才しかしない」
福田が伊藤に「最近会っても漫才しかしない…」と女子のウザさを発揮するネタ。伊藤のツッコミで「お前差し漫才で何言ってんだよ!」というものがあり、本当にそのとおりだなあ、と思って笑った。

ブロードキャスト「房野紹介」
1本目と同じことをして「それ長くなるからもういいよ」と言って、一瞬で終わった。

LLRRPG
ブロードキャストのネタがすぐに終わったけれどまったく動揺せずにネタを始めていた。福田が新しいゲームを作ってきたといってRPGを伊藤に体験させる、というもの。初めて見たネタだった。なんだかアリガチだしLLRらしくないなあ、新ネタなのかしら、とハラハラしてしまった。終了後のトークでこのネタはNSCに入る前に作ったネタで8年振りくらいにやった、と話しておりなんとなく安心したのだった。

ブロードキャスト「?」
ネタを忘れてしまった…。前のLLRのネタから同じ台詞を言って爆笑をさらっていた。

LLR「怖い話」
私が見たこのネタのなかで、一番面白かったと思う(そう何度も見ていないと思うが…)。つくづく10分のネタなのだなあ、と思った。よくありそうなテーマなのに、開けてみるととってもLLRらしくて楽しい。オチがとてもよいと思った。

ブロードキャスト「子育て」
高校生で反抗期の子供にどのように対応するか、というネタ。これは多分何度か見ているネタだと思う。ただ、果たして内容は一緒だったか自信が無い。ボケが色々変わっているような気がする。

LLR「いっていい」
1時間たつチャイムがなってから、うまくオチにつなげていた。でも折角なのでもっともっと長くみたかったなあ、と思った。しつこくやるほど、面白くなると思う。

反省トーク(30分)

過去2回このライブをやっているが、漫才の本数は一番少ないとのこと。LLRの1本1本が長い。ブロードキャストの漫才も基本的には長いものが多いらしい。
そういうことなら、とっても趣旨に合っている2組なのだろうな、と思った。
2本目のブロードキャストのネタは19秒。これは差し漫才恒例のブッこみ、とのこと。過去ラフコントロールにされたので、逆に次の平成ノブシコブシに対してブロキャスがやったらしい。ノブコブ吉村は「やりやがったな!」と驚いたが、今回のLLRは持ち時間が増えるから嬉しいです、とのこと。
LLRの「RPG」のネタは芸人になって1年目のときに何日間かスキー場での営業に行かされた際の唯一の鉄板ネタとのこと。NSC以前に作ったネタだと聞いて房野が「天才じゃねえか」と言っていた。「まあねえ」と否定しない福田だった。
福田いわく、ブロードキャストの漫才には師匠クラスの人が使うボケが組み込まれている。語尾を「〜だじょ」にしたり「耳にタコ肩にヒラメ」などというど・u桙、しようもないボケはLLRは使う勇気がないのだそう。
とってもバカにしている。あはは。
福田はブロードキャストの漫才はロシアンモンキーのものと似ていると指摘していた。なんとなく納得する3人だった。
今回LLRは漫才のセットリストを作って張っていた。しかしそこに書かれていたものとは違う順番で漫才したLLR。吉村に何故かと問われ、「順番はフィーリングで決めるんで」と言う福田に房野が「だせー」とツッコんでいたのがおかしかった。
沖縄ツアーに一緒に行った話しになり、福田は吉村にたくさん奢ってもらったとのこと。しかし普段はそうでもないので吉村はもっと後輩に奢るべきだと言っていた。
房野にはよく奢ってもらうLLR。先日も人数の多い送別会において、カラオケで8期の後輩が上手い物まねで歌う中、房野は普通にアジカンの「君という花」を何度も歌わされたり、散々からかわれたにもかかわらず、代金をすべて払ったのは房野だったとか。

この2組でのトークはとても心地よかった。多分ブロードキャストが上手だからなのだろうが2組の距離感がとてもよかった。

漫才もトークももっと見たいと思った。時間にとらわれないLLRの漫才はやっぱり一番好きなので、もっと見る機会があればいいのにと思う。
とても楽しかった。