東京シュールベイビー〜しずるになりたいGP〜 2010.3.6


東京シュールベイビーに行ってきた。

しずる以外のメンバーはしずるより何が足りないか、前回の本公演でお客さんに答えてもらったアンケートの集計を見ながら議論。

アンケートの項目は、

「華やかさ」
「演技力」
「ファッションセンス」
「運」
「若さ」

「華やかさ」は全組かなりの票が入っていた。かたつむり林がもっとも「華やか」でライスはもっとも「華やか」でない。
「演技力」は概ねあると思われているものの、ポイズンには票が入っていた。
「運」も全組ないと思われている。この項目では全員運がよかったエピソードが無く、芸人と関係のない話をしていた。
宝くじが10万あたったとか、誰それが近所に住んでいたとか、テニスボールが両目にあたったとか、大笑いしながら自転車に乗っていたら、口に虫が2匹入っただとか。
しずるだって「運」がよくて売れたわけではない。しかしめぐり合わせよかったとのこと。
しずるは遅刻で謹慎処分になり、AGEAGEプロジェクトまで落ちた。AGEプロは1分ネタをしなければならない。ちょうどその頃にレッドカーペットに出始めた、と田所が話していた。
なるほどなあ、と思った。

次はしずるに変わる若手のネタ披露

インポッシブル「万引きGメン」

少年感覚「ドナルド誘拐」

遠藤逸人「左腕をカスタマイズ」

御茶ノ水男子「アメコミ風アンパンマン

マジカルラブリー「就職面接」

少年少女「マンボーのアルバイト」

ジャングルポケット「侍役をやりたい」

チョッキ「正義のヒーロー」

囲碁将棋「方言がでる」

インポッシブルは結構普通な漫才もやるんだなあ、と思った。

少年感覚は過去2回くらいしかネタを見たことが無いが、いつも面白いなあ、と思う。演技が上手い気がする。

御茶ノ水男子は次世代芸人のときと同じネタ。AGEAGEで見たことのあるボーイズラブのよりも好き。知っているのにチーズのところでまた笑った。


少年少女は一番笑った。マンボーの宣伝文句を阿部ちゃんが言うだけですでに面白いもんなあ。

囲碁将棋は単独で私が好きだったネタだったのでうれしかった。やっぱりね、おもしろいよね。


ネタ終了後はシュールメンバーとベイビー達のゲーム対決。
優勝したコンビは、「しづる」と名乗る権利と村上作の3分ネタを贈呈される。

最初のゲームは目隠しして10回まわって、相方の名前を1度だけ呼んで5秒以内にコンビで抱き合う、というもの。

ライス、ジャングルポケット囲碁将棋、かたつむり林遠藤隼人ペアがクリアしていた。

不成功だったマジカルラブリーは野田がジャンポケ斉藤に抱きついていておかしかった。
御茶ノ水男子は俊敏そうなのに、しいはしジャスタウェイが回るところからまったく動けず、なおかつ、お互いを呼ぶ名前がジャスタウェイおもしろ佐藤なのがおかしかった。芸名ってつけたほうがいいかもね。おもしろいもん。
囲碁将棋は文田が一歩も動くことなく、根建が文田に吸い寄せられるようにして抱き合ったのが印象的だった。
そして何よりもポイズン阿部が客席に向かってダイブしていったのが、さすが縛られない男、といった感じで面白かった。

2つ目のゲームは一人がブルーベリーを蹴って、もう一人がそれを口でキャッチするというもの。
これはみんなかなり苦戦して、最終的に囲碁将棋が成功させて、優勝となった。
このときポイズン阿部が失敗して床に落ちたブルーベリーを食べるというコントをしていて、みんな失敗するとブルベリーを阿部に渡していた。
それを見てゲラゲラ笑ったが、かなりゾッとするのであった。阿部ちゃんすげい…。つぶれたのも食べてたよ…。

9組のネタが見られたのがよかった。ただ、そうなるとシュールメンバーのネタも見たかったな、と思ってしまう。
本ネタ公演行きたかったなあ、という感想がもっとも大きくなってしまうのであった。