ジューシーズ単独ライブ「ほくろ先祖のバブル145」 2010.3.10


ジューシーズの単独ライブに行ってきた

すべてコントの2時間。
順序、タイトルは適当だが覚えているかぎりの内容と感想。
今後どこかで見そうなネタは輪郭のみ。

「にょんぺり星人」
捕らわれの警察官(松橋)とそれを脅す男(赤羽)
どうして、松橋を捕らえたのかという会話をするうちに赤羽が台詞につまる。
「児玉さんが考えたコントだぞ!ちゃんとやれよ」と怒る松橋
もみ合いになる2人。
そこへ「にょんぺり」と書いたダンボールを着て奇怪な格好の児玉が出てきて、喧嘩を止める。
なんとかコントを続けようとする児玉だったが、喧嘩は収束せず、
児玉が「次のコントからよろしくお願いします」というようなことを言って、2人を舞台裏へ押し戻しながら去っていく。
というオープニングコント!

あはは、最初からジューシーズだ!、

「コンビニ」
コンビニ店長赤羽が、自分の人生、毎日同じことの繰り返しでいいのか、という疑問を持ったところで、松橋&児玉がKAT-TUN“Real Face”を熱唱しながら登場。
松橋がポテチを万引きして帰ろうとする。赤羽に怒られておしまい。

ジューシーズの単独ライブに来るのは2回目だが同じ流れが前回もあった。恒例なんだろうか。児玉のラップが適当で面白い。

 「相談」
松橋が児玉、赤羽に相談する。
「どうしても飲んじゃうだよ」と言う松橋。
無駄に悩む松橋と悩まないクズ人間赤羽、困る児玉、というコント。

子供で「強盗」「裁判」「めざましテレビ
子供3人がこれらの行動をするだけ。

会場がクスりともせず。静まり返ったなかで、3人は子供をやりきっていた。
心が折れそうなんだろうな、と(たぶん会場中が)同情しながら見る羽目になった。あはは

ファミリーレストラン
経営母体が代わり、新しい上司(児玉)が経営改革に乗り出す。従業員(松橋、赤羽)に今後の営業方法について説明する。従業員のよい提案受け入ると言う。
どんどん提案する従業員とどんな提案でも受け入れる児玉。

「転校生」
転校生(児玉)は自己紹介するも、教師(松橋)生徒(赤羽)に名前を覚えてもらえない。
名前を間違いまくる松橋と赤羽、訂正しまくる児玉。

「言い間違い」
人質をとった立てこもり犯(赤羽)と刑事2人(松橋、児玉)。3人は緊迫した場面で、ありえない言い間違いを繰り返す。

こういうコントで出てくるジューシーズのワードってすっごく面白い。

「犬のお父さん」(タイトル不明)
怖い犬(赤羽)を見に来る児玉と松橋。その犬は松橋のお父さんだった!

「研究室」
難しげな研究をしている3人煮詰まっている。
ホルモン焼きを食べに行きたいという赤羽、児玉「何?今何て言った?」何か閃いた風な3人。
(探偵ガリレオの音楽が流れる)3人がただただ動き回る。 これの繰り返し。

このコント笑ったなあ。
前にシチサンで松橋がドラマのこういう場面ってありえない、という話をしていて、それがちゃんとコントになったので「おー」と思った。
ただ変な動きをしたいだけ。バターにはなりきれなかったが(笑)

「ゾンビハンター」(タイトル不明)
メイドの草刈アスカ?(松橋)は掃除をするもご主人様(児玉)に遅いと怒られる。
ご主人様はもう一人メイド(名前忘れた…)(赤羽)をつれてくる。その道のプロ赤羽は松橋にメイドの極意を伝授する。
そこへゾンビと化したご主人様がやってくる。
バッグからおもむろに銃を取り出し、児玉を撃つ赤羽。赤羽はゾンビハンターだった!
二人で児玉を倒すも、赤羽は死ぬ。残された松橋だったが、ゾンビが松橋の体をも乗っ取っていた。
自分の制御ができるうちに手榴弾で自分もろとも爆破しようとするも、体がいうことをきかず、もがいているところで…
「ギリギリでいつも〜」ということで、Real Faceを熱唱。何故だか、赤羽はカメラマンに扮して出てきた。

松橋が自分の中にいるゾンビとやりあうところでは、LLRの漫才「悪霊」が始まるのではないかと思った。 あはは。

このゾンビのコントで終了。

VTR

「検証鼻歌は伝染するか」

「バターになる」

「菅、菊地」

うまい棒はうますぎる棒」

映像もみんな面白かった。これまた全部ジューシーズらしく徹底してグダグダ。


まったくウケていないネタがあったことはあったけれども、それもジューシーズ
らしいコントばかりで楽しかった。
ジューシーズを好きな人にはたまらないコントばかり。単独ライブなんてそういう人しか来ないんだから正しいんだと思う。
自分達に求められているものを分かっているなあ、と思った。
自分達に無い色を出していこうとか、驚かせようとか、そういう雰囲気がまったくない。
むしろ尖ったところはなるべく見せないようにしているように見える。
それってなんか大人だ。内容がどちらかと言えば子供っぽいだけに不思議な感じ。

ともかく、明るくてグダグダ。笑って、3人のかわいらしさにキュッとなる、楽しいライブだった。