消去法 2010.6.30


消去法を観てきた。

オープニングで出雲阿国が歌う大塚愛の「愛」がとっても長くて、次の場面で歌う際に、またフルコーラス歌うんじゃないかとハラハラした。

役名に「喜怒哀楽」*1 *2 *3 *4という文字が入っていたので、それぞれその感情が無くなるのだなフムフム、と思っていると、結構序盤で「キ」を消される説明があり、あれれ?と思った。
その後もこの点について気にしつづけてしまったが、多分キャラクターのイメージであってストーリーとは関係ないのだろう。

病院の医師*5が実は悪であったというのがとても面白かった。
そうであるべく付箋も貼られていたし、納得したのだった。

私がよく見る神保町花月の劇でありがちな、ちゃちな感傷とか少女漫画的に観客を揺さぶろうとする手段は全然なくて、安心して観られた。
出演者もみんな演技が上手で感心した。時間が短かった所為か、この後まだ何か展開があるはず、と思うところで終わってしまった。
たぶんとっても良く出来ているお話だったのだが、物足りない感じがした。
小説にしてくれたら読むのにな、と思うのだった。
面白かった。

*1:喜田:グランジ五明

*2:鬼怒川:グランジ佐藤

*3:哀川:犬の心押見

*4:相楽:犬の心池谷

*5:三木:ヤナギブソン