LLR単独ライブ「暗いところで待ち合わせ」 2010.7.28


LLRの単独ライブに行ってきた。
とっても楽しみにしていたLLRの単独ライブ。2日間行って来た。
1日目終了後と2日目終了後ではまったく違う気持ちになったのだった。
その感情の移り変わりが我ながら可笑しく、ネタの感想とともに、1日目の夜に書いた感想メモと2日間見終えた後の感想を記録しておこうと思う。

前説はかたつむり。中澤が来ていた。律儀だなあ。

オープニング映像
前回ひどかったオープニング映像。今回は品川駅を歩くスーツにサングラスの2人。
カリカが若手芸人のオープニング映像をパロったやつ、そのものだったが短くて潔い。
福田父作の映像とのこと。
前回単独後に「あんな映像使うくらいならお父さんに作ってもらえ」とTwitterで話ていたら、その通りになっていて可笑しかった。

漫才「誕生日にミッキーから電話がほしい」
ただ、たくさんボケを重ねていくだけかな?と思ったら1つずつが結構長いのだった。
「そんなのミッキーじゃないから、ちゃんとやって!」とツッコまれているのに、どのミッキーも同じじゃないか、と思った。
それがボケなのか、私に違いが見出せなかっただけなのか。判らないなんてくやしい。
でも福田が何度もやるそのブラックおじさんミッキーは面白いのだった。

ブリッジ映像「将棋の感想戦
コント「感想戦
将棋の感想戦中に負け惜しみを言っている感じの悪い女子(福田)が男にだまされているらしいことが判明して…というコント。
ちゃんとLLRらしくておもしろいコントだった。
福田演じる女が実に嫌な感じで福田はきっとこういう女が大嫌いなのだろうが、福田が女だったらこういう感じだろう。
伊藤のいい人そうだけれど、バカにした笑いにもとってもよいなぁ、と思った。

ブリッジ映像「競艇のCMを作ろう」
福田父に依頼して競艇好きな仲間たちで競艇のCMを作ろう、というもの。サカイストデンペーロシアンモンキー中須ミルククラウン竹内が出ていた。

漫才「コワイ話」
以前からやっている「コワイ話」のボケを替えたものだった。以前のものも好きだけれど、これも面白かった。
この形ってすごくLLRにあっているのだなあ、と思うのだった。
オチは以前のもののほうが好きだったが、単独ライブでは今回のもありだと思う。
「さあ、くるよ」と目配せした後の「ゆうちゃん〜」あはは。

ブリッジ映像「競艇CM撮影風景」
福田父が竹内を竹ちゃん、デンペーをデンちゃん、中須をチュンちゃんと呼んで撮影していた。
とにかく走らせるのが好き。

コント「DJ伊藤のMOGUMOGUナイト」
浪人生福田が「DJ伊藤のMOGUMOGUナイト」というラジオを聞く。DJ伊藤はいつも何か食べながら話す、というコントだった。
とにかく伊藤がたくさんものを食べていた。
普段はボケだけれど言うことは人へのツッコミが多い福田とツッコミだけれど天然な伊藤の正しい形に見えた。

ブリッジ映像「完成CM」
ほぼ予想通りの出来上がりだった。撮影後に3人が感想を述べていた。みんな福田父の文句を言うのだった。
中須「福田の繊細なところをなくしたような人だったな」
竹内「そんなのただのヤクザだよ」
という会話が面白かった。

漫才「反町FOEVERを歌う」
はじまる前に「この漫才はいくらネタあわせしてもオチができませんでした。お客さんは限界だと思ったらお手元の限界札*1をあげてください。客席の過半数が挙げたら終了します」というナレーションがあった。
最近ビーチボーイズにハマって反町隆史の「FOREVER」が歌いたいと言う福田。歌い始めるが、その歌詞は歩いてばかりで全然サビにたどり着かない…というネタだった。
とてもふざけていてLLRらしくて単純で大爆笑した。
客席が全然札を挙げず、伊藤が怒るのだった。私も最初から挙げる気なんて更々無かった。

ブリッジ映像「伊藤の家族写真」
自分の兄弟と同い年の芸人を集めて伊藤家の代わりにして集合写真を撮ろう、というもの。
最終的に集合写真が合成かよ!と思った。

コント「最終回」
以前大福トークで話していた*2おにぎり選手権の話。
福田がどうしてもやりたいというので、最終回だけやります、というナレーション。
トレンディエンジェル、スパイク松浦、セブンbyセブン京直が出ていた。
斉藤がいっぱい台詞を噛んでいて可笑しかった。 ほぼミスター味っこ

ブリッジ映像「松本の気持ち」
ライブ中のB'z松本の気持ちを伊藤がアテレコしていた。おそろしく静まり返る会場がおもしろかった。

漫才「ギャンブルを止めたい」
ギャンブルをやめて他の趣味を持ちたい、というネタだった。
嵐のあたりが面白かった。
福田は駄洒落が好きだなあ、と思った。

コント「忍び寄る影」
NSC8期生との恒例の茶番劇。
こりゃめでてーな広大、セブンbyセブン玉城、長崎亭キヨちゃんぽん御茶ノ水男子が出ていた。
福田の生き生きとした胡散臭い演技が可笑しかった。御茶ノ水男子はヒールを演じてもヒーローっぽく見える。
最後に黒幕役でピース又吉が出てきた。そんなにも嬉しいか!というくらいの会場の歓声だった。


以下1日目、終演後の感想

とにかく終演直後は「漫才が足りない!漫才をもっと!」と思ったのだった。
ライブ中ですら「次コントかあ、漫才じゃなくて?」と思っていた。
コントと漫才が同数なんて、なんなんだ!
コント今まで見たなかでは最もよかった。漫才が少なかったのは意外とコントがホイホイ出来てしまったからかな?
4本の漫才は嫌いではないけれど、新たな挑戦がみられず(コワイ話は焼き直しだし)。
コントは良くなって、漫才は進化無しだなんて!とモヤモヤするのだった。
しかし楽しかった…と思う。漫才が足りない。

*1:アンケート用紙の裏に大きく「限界」と書いてあった

*2:違うかな?