御芝居 2010.8.26


御芝居を観てきた。
どうやら評判がよくないというのは知っていたので、どんなものかと思えば、ふざけながら御コントの映像を見るという劇だった。
私は結構面白く見たのだった。
実際に平成ノブシコブシが7月に行った単独ライブ「御コント」ができるまでの会議室という設定で、アドリブで笑わせながら話は進むのだった。
会議でコントが決まると暗転して実際の「御コント」の映像が流される。
これがとても面白くて、見にいけばよかったなあ、と思うのだった。それだけで充分楽しかった。

この日の出演者は平成ノブシコブシ、ピクニック、シューレスジョー、かたつむり林、ハンマミーヤ一木、ミルククラウン竹内だった。
この日しか見ていない私は普通だと思って見ていたが、竹内はイレギュラーな出演だったらしい。
昨日までは南国姉妹の国場が出演していたがこの日は出られず、楽屋にいた竹内が代わりに出ることになったとのこと。
終演後のトークで10分前に突然言われたと嘆く竹内だった。
途中、LLR福田も少しだけ出ていた。

その福田が終演後にこの劇を見てどうだったかというきかれて、感想を語っていた。要約すると
「意外と面白かった」
「御コントの映像が面白くて見たくなった。ネタがちゃんと面白そうだった」
これがまさに自分が思っていることと同じですっきりしたのだった。
そこは福田なので、
「意外と面白かったですよ、でもまあ、僕の中でノブコブさんのハードルはすごく低く設定してありますけど」
とか、
ノブコブさんの単独何回か見にいったことありますけど、ネタで笑ったことないですからね。でも今回の映像見ていたらなんか面白そう」
とか、基本的には憎まれ口だったが、面白いと思ったことは確かだと思う。

前回見た「咆号」での吉村の素晴らしい演技を期待して見にいっていたら、それはもう今回の「御芝居」は不満だったろうと思う。
私は神保町花月にはお笑いを見にいく感覚で行っているので、今回のような劇はむしろ楽しいのだった。

「御コント」を見にいけばよかったなあ…と思ったが、実際に「御コント」を見てからこの「御芝居」を見たら飽きてしまう気もするのだった*1。そして御コントはDVDになるそうだが、それを買うには今回映像を見すぎてしまった。

はたして誰得な舞台なのだろうか。あはは

*1:半分は御コントの映像なので