Simple Set Live 2010.8.31


Simple Set Liveに行ってきた。

オープニングMCは鬼ヶ島とトップリードだった。
前日にキングオブコント準決勝に出場した2組は、終始その話をするのだった。
「正直(決勝に)いけたと思った」という大川原。トップリードも鬼ヶ島はウケていたと言っていた。
芸人は人が悪いので、ちょっとウケた人をみると寄ってきて「ウケてた、イケるんじゃない?」と声をかけてくる。鬼ヶ島がネタを終えたとき真っ先にそうやって声をかけてきたのは、しずるだったとのこと。あはは。
野田はネタが終わった後、ウケたことに呆然として、荷物を持ってそのまま外へ出て、10メートルくらい進んでからまた楽屋に戻ってきたと言っていた。
途中、この2組がKOC決勝にいったというテイでもう一度舞台に出てくるので、みなさんよろしく、と言って、舞台裏に下がっていく5人。照明も暗くしてもう一度舞台に出てくるのだった。大きな拍手に迎えられときおり「おめでとう」という声も飛ぶ中、ポケットに手を入れて格好をつけるのだった。結局「決勝いったからって、ポケットに手はいれないだろう」と言って笑っていた。
笑いながらもKOCの決勝にいけなかった悔しさがにじんでいたが、それがエネルギーとなってか、とても面白いオープニングトークだった。


・ネタの感想

ネオフロンティア「小銭」
とっても若そうな2人だった。震えながらネタをしていた。
正体がわかったときが面白かった。

カレー「交通量調査」
カレーは初めて見たけれどとても面白かった。今回この人たちを見られたのはとっても収穫だと思った*1
途中はられた付箋がしっかり回収されるし、後半はどんなどんでん返しがあるのかワクワクしながら見たのだった。
ストーリーにワクワクしつつもキャラクターもどこかにいそうで笑ってしまうのだった。
また見る機会があるといいなあ。

ツィンテル「占い」
始まってしばらくしたときに「コント(何とか)」と言ったときに、あぁ前にも見たことがあるなあ、と思った。しかしどんなネタだったかは思い出せず悔しい。
占いがよく当たるというのは、以前見たトップリードの先読みする男のネタと少し似ているなあ、と思った。泥水は苦い、ということがわかった。

ジンカーズ「雑踏で」「拝啓、吉田戦車様」
ジンカーズのネタも初めて見た。なるほど、ちょっと変わったことことをするのだな、と思った。
この感じは初めて見る私にはちょっとこそばゆいのだった。何度も見たらハマる可能性は無きにしも非ず。

トップリードベトナム旅行」
以前見たものよりもお話の展開は普通だったけれど、ベトナム語のチョイスがとても面白く、それを言うだけで大爆笑してしまうのだった。
トップリードは見るたびに好きになってしまうので、本当にヤバイ。心から他のネタも見たい…

鬼ヶ島「クマゴローとクマキチ」
KOCの準決勝でもやったネタを翌日にやるという!あはは。
通常より長いネタ時間を埋めるため、長い間を入れるのだった。
途中野田が「何で落ちたんだー!」「We are キングオブコント」と言ったりして、遊んでいた。そうやってくずしても面白いのだから、鬼ヶ島はすごいなあ。すごく笑った。

タイムマシーン3号「ついている」
私がタイムマシーン3号を見るときは絶対コントをしているのだった。M-1の出場資格がなくなってKOCに照準をあわせたのかと思いきや、あと1回出られるとのこと。たまたまらしい。
ネタの最後が内容に関係ないKOCへの提言だったため、どういうネタかわからなかった。さすがは漫才師で明確にボケとツッコミが分かれているんだなあ、と思った。
この日の7つのネタでそういう作りだったのはタイムマシーン3号だけだったと思う。


・企画コーナー

2つくらい企画をしていたが、こういうときにタイムマシーン3号はおもしろいのだなあ、と思った。
野田は発言だけ取り出してみると特に面白くないのに表情を見ていると笑ってしまうのだった。

とても楽しかった。やっぱり長いネタはよいなあ、と思うのだった。

*1:今までは関町のKOCボケくらいでしか知らなかったので…