おしゃべり野郎 2010.9.17


おしゃべり野郎に行ってきた。
書きかけのまま放置して、大分時間が経ってしまったので、どうしようかと思ったけれど、一応、終演後に書いたキーワードごとに適当に振り返って感想を書いてみる



トークライブが多い
前回のおしゃべり野郎は大と遠山がいなかった。ヘルプされたいくらいなのに、ヘルプライブであるおしゃべり野郎が入れられる、と嘆くのだった。
なんか、トークライブ多いよなー、と言う5人。特に福田は1日2本はトークライブをしている、とのこと。
私はそれらを結構な確率で見にいっているけれど、よく考えたら狂っているなあ、と思う。しかし話題が重複していないところがすごい。

福田はライブ以外でも常にしゃべっている。楽屋で他の人が聞いていないのに一人でしゃべっているところを大が目撃したと言っていた。
福田は全く一人きりでもしゃべる、と自分でも言うのだった。
ライブで話したことを思い出して、「あれはこんな風に話したほうがよかったのではないか?」と思うとそれを実践したくなる。だから歩いているときでも、それを再現して一人でしゃべってしまう、とのこと。
それは誰かと一緒のときでも同じで、トークのことを考えていると、誰か一緒にいることを忘れて、突然しゃべりだしてしまうのだとか。
この話は、私には結構面白く感じたのだった。福田が「トークを意識的に練習をしている」というのをライブで話したことに驚いた。芸人たるもの皆そうなのかもしれないが、あまり見えない姿なので面白い。

この日もよしもと映画をオールナイトで観るライブがある。先週はLLR2人でそのライブに出たので、福田は2週連続。
「そんなことあるの?」と遠山が驚いていた。
そこから「あのライブじゃ悪口言えないですから…」と先週見たクロサワ映画の悪口へ。
クロサワ映画は一応ゴールデンシーサー賞をとったではないか、と五明が言うが、福田は「あんなの吉本がやってる映画祭で吉本が作った映画に賞をあげてるんだから、ただの自作自演」と認めないのだった。
伊藤も「そうそう漫才バトルと一緒」と言っていて可笑しかった。遠山に「漫才バトルだって自作自演じゃないよ」と言われるも、「だって、そうでしょう?吉本内で勝手にやっているんだから」ともっともな反論をするのだった。
悪口がとまらなくなってきて、大が「もう、この会場・からガスが出てくるよ」*1と言って一段落していた。




Twitter
Twitter中毒の大。いつでも携帯を見ている。もう呟かなくてもいいかな、と思っていても他の芸人に「昨日のあの返信面白かったよ」と言われると、期待に答えなくてはいけないと思う、とのこと。
遠山はTwitterをしていないくせに、見るだけは見ている。

最近は自分のbotをみて面白いと思った大。遠山も見ていて声に出して笑ってしまったと言っていた。
botを知らない福田に「お前のも絶対あるから、見てみろ」と遠山と大が言うのだが、
福田は「いいっすいいっす、自分の過去の発言なんて見たくないんで」と言うのだった。
ドラマGOLDの最終回でチャップリンの言葉*2が使われており、それに感銘を受けたので過去は捨てた、とのこと。

遠山が大のbotを今すぐ見たいと言い出し、自分の携帯で検索するもなかなか見つからない。結局、お客さんに携帯を借りて大のbotを見て笑うのだった。
大、本人が読み上げたりして、いったい何がしたいのか、と思いつつ笑ってしまうのだった。



・公衆マナーのこと
以前大と遠山が一緒に歩いていたときに、大が煙草のポイ捨てをした。遠山が「お前そういうことやめろよ」と注意すると、大は突然「テメー、フジロッカー気取ってんじゃねーよ!」とキレたとのこと。
意味がわからないと遠山。
大の言い分は、街でのポイ捨ては路上清掃員を必要とするための雇用促進である。
だったらそのときに、そう言ってくれればいいのに、と遠山は嘆くのだった。

電車の中で缶が転がって足元をゴロゴロするのが困る、と遠山。
「そういうのオレは拾いますけどね」と福田。
遠山が「そうやって、いいこと言って、今までの発言をチャラにしようとしてぇ」と言うも、福田は善意の気持ちではなく、「どうする?」という車内の空気がイヤだから拾うだけ、とのこと。
遠山は拾いたい気持ちはあれど、拾ったことで周囲に偽善者ぶっていると思われるのがイヤで拾えない、とのこと。
なるほど、自分もそうだなあ、と思う。それがもっともポピュラーな気持ちだろうけれど、よく考えたら、実際に拾った人を見たとき「偽善者ぶりやがって」とは私は思わないので、気にしすぎである。

五明は電車の中で蛾に遭遇した。みんな嫌がって自分のほうに来ると追い払っていた。しかし、一人の小さなオジサンにその蛾がとまり、そのオジサンは気づかずそのままになった。そのオジサンをよく見ると大仁田厚だったとのこと。
この話を聞いて、「大仁田電車移動なんだー!」とちょっと違う視点で喜ぶほか4人が面白かった。



・バーベキュー
伊藤と五明は佐久間一行と一緒にバーベキューに行った。
多摩川の河川敷は有料になり、コンロ無しではバーベキューしてはいけないことになっていたとのこと。なんとかバーベキューをするために伊藤が管理する人と掛け合って、鉄板を借りてバーベキューが出来るようになった。
しかし、隣にいた大学生の集団がとても騒がしく、五明に「芸人だろう」と絡んできたりして腹が立った、とのこと。
佐久間一行も怒っていたが、河原に打ちあげられている鮎をみつけて機嫌がよくなったと言っていた。
なんとも可愛らしいエピソードだなあ、と思うのだった。



・神保町花月
配役に文句を言う福田。脚本の段階で役を決められて書かれているならよいけれど、後から決めるなら自分はどうでもいい端役にして欲しいとのこと。主役は伊藤にやらせればいいと言っていた。
「主役をやらせてください」と伊藤自ら偉い人に言え、と迫っていて可笑しかった。

福田が「遠山さんとか五明さんは上手いから主役にしたくなるのはわかるんですけど…」と言うと遠山は喜び、大は「おい、俺も入れろよ!」と怒るのだった。
五明は今まで神保町の劇中で100人は人を殺した。殺し屋の役ばかり来るとのこと。



・ノリツッコミ
福田は本物のお芝居を観にいくと、劇中でのノリツッコミが下手なことが多く歯がゆいので、役者にノリツッコミを教えたい、とのこと。



・夢のはなし
五明がオチのない夢の話をしていた*3グランジの3人がよく夢を見ているというのが面白かった。


・鳥
どういう流れだったか忘れたが鳥の話をしていた。
鳥のケツはグロい、という福田。「そうだよね、鳥のケツはグロいよね」と同意する伊藤。
LLRはどうして2人とも鳥のケツを見たことがあるのか、と問われて、福田は飼っていたインコを捕まえてひっくり返して見た、伊藤は小学校のころにチャボが鉄棒にとまっていて、ケツを目の前で見たと答えていた。*4
伊藤が鳥のケツの穴は唇みたいと主張していて可笑しかった。


今回は完全にトークのみだった。とっても楽しかった。

*1:毒ガスが出て全員殺される、ということ

*2:「ご自身の最高傑作は何ですが?」と聞かれたチャップリンは「Next one」と答えた

*3:内容は忘れてしまった

*4:ちなみに脱糞するところも見たそう