漫才ブルペン 2010.9.29


漫才ブルペンに行ってきた。
会場がシアターDからシアターブラッツに変更になったため、遅刻してしまったが、なんとかネタは全部見ることができたのだった。
M-1をとても意識したライブで*1ネタ時間が4分を過ぎると強制暗転とのこと。


以下ネタの感想のみ

ボーイフレンド「結婚したい」
結婚したいネタ多いなぁ、みんな結婚したいんだなぁ、と思うのだった。

ゆったり感「さかなを頭文字で説明する」
ゆったり感の漫才はこういうスタイルが好きだということがわかった。ボケる場所が確定しているのにちゃんと面白いのはすごいと思う。とても面白かった。

トレンディエンジェル「ジャニーズに入る」
斉藤がジャニーズに入ると言うだけで面白いのだからズルイ。嵐を想像させて、自分を混ぜるところが面白かった。

天狗「結婚したら」
このネタはいつもよりツッコミがおとなしめだった。川田の佇まいはなんだか可笑しい。

囲碁将棋「モテる仕草」
何度も見ているネタだけれど、「スターウォーズみたい」というところはいつも笑ってしまうのだった。途中で暗転してしまって残念だった。このネタは4分用ではないのかな。

マキシマムパーパーサムねんねん
私はこの日一番面白かったと思うのだが、会場ではあまりウケておらず不思議に思うのだった。ケイトのところがとても面白い。マキシマムパーパーサムのネタはテーマが他と絶対にカブらないところが私の心をくすぐるのかな、と自分を分析してみた。

ロシアンモンキー「有名になったら」
ロシアンモンキーはとっても上手で彼らが喋っているだけで面白いのだがすっきりしないことが多いのだった。それは私が理屈っぽいからで、内容のつじつまをすごく気にしてしまうのだった。去年の桃太郎のネタはそういったものを吹き飛ばす爆発力があって、昔話と効果音(?)を合わせる理由づけも強引だけれど、「スキマ産業」という言葉で納得したのだった。今回のネタも牛がでてくる必然性があればもっと面白そうなのに!不条理を笑う感じなのだろうか。

もっこすファイアー「歌の口上」
のりおと口上の組み合わせはとても合うのだった。合いすぎて普通に感じるほどだった。

若月紅白歌合戦
いつものようにネタの途中で徹が亮の出来について言及するのだった。それは笑ってしまうのだが、毎回そうなのでネタをしっかり見たいというストレスがたまるのだった。しかしそれもネタなのだ、きっと。

マヂカルラブリー「ゲーム」
あまりにも何度も見たネタだが、東芝の部分はやっぱり可笑しい。この日は村上のツッコミが冴えているように感じた。

ブレーメン「万引」
岡部が「大きくなったら本屋になるかもしれないかた…」と言って関根が「もう大きいよ」ともっともな訂正をしていたのが可笑しかった。多分これはネタの一部ではないと思うので、こういうことがあるからブレーメンは不安定なところも面白いと感じるのだと思った。

LLR「だいずき」
久しぶりに見たネタだった。大分短く感じたけれど、このネタはやっぱり優れていて4分でもちゃんと面白さが伝わるのだった。伊藤がもっと意地悪でもいいような気がする。

エリートヤンキー「野生動物」
私が最初に集中していなかった所為で、なんの話だかわからぬまま進んでしまい呆然としてしまった。橘の動きを西島がおもしろがって色々動かすのだった。ボケとツッコミが逆転して最終的には西島が「もういいよ」と言って終わっていた。あのへんはアドリブだと思うけれど、なんの話だったんだろう。脚をばたつかせて笑っている人もいたので面白かったのだと思う。集中力を切らせて残念。

POISON GIRL BANDドカベンの読み方」
最初の餡子のくだりがとても好きだった。漫才トークで見たときにポイズンらしいなあ、と思ったのだが、今回はとてもスタンダードに見えて不思議だった。吉田のツッコミが珍しくツッコミらしいと感じたからかもしれない。

*1:そうとは知らなかった…