LLRトークLIVE「ツモルハナシ」 2010.10.14


ツモルハナシにいってきた。

ギターを持ったお客さんを見て「バンドやってるんですか?」と聞く福田。楽器とかいいよなーとLLR2人で言うのだった。
福田はバンドに誘われている。誘っているのはグランジ大で、福田はギター、大はドラムらしい。
福田は「チェンジ ザ ワールド」の最初だけ弾けるという。そしてその曲を鼻歌で歌うのだが、伊藤が「え?それ、チェンジ ザ ワールドだっけ?」と言って二人でその曲を歌い始めるのだった。やがて「ティアーズ イン ヘブン」という歌詞に行き当たり、「あ、ティアーズ イン ヘブンだ!」と喜んでいた。
大分長いこと歌わないと出てこないのが、おじさんだなあ、と思うのだった。


なにかやりたい、という福田*1
マイナー競技でいいからよい成績をとりたい。しかし伊藤が「やっている人が少ない競技はやっぱり面白くないから少ないんじゃない?」とめずらしく自ら暴言を吐くのだった。
内田有紀はフェンシングの都大会で3位、しかし全部で7人くらいしかいないうちの3位とのこと。
福田いわく「でもいいじゃん、言えるし」

最近も元フェンシングの人で有名になった人いたが名前も職業も何も思い出せない福田。
「なんだっけなぁ…最近全然思い出せないんだよ…」という福田に「歳でしょ?」と伊藤。
福田は「歳ではない、美丘みたいになるんだ!」と否定。そこから美丘は大変なんだぞ、と「美丘」の話を始めるのだった。
学校をちょっと出たら、学校の場所がわからなくなってしまうし、シチューを途中まで作っては、作ったことを忘れ、またイチから作り始めてしまうため、作り中のシチューだらけになってしまう。*2
「まぁ、よく考えたらおかしいけどな、作ったこと忘れても、それは残ってるんだから」と福田。
「記憶も注意力もたりないってことになるな」と伊藤が言っていて可笑しかった。


福田は「美丘」は“死んじゃう系”で1番つまらないドラマ、と言っていた。
1回目のナレーションから美丘が死ぬことはわかっていて、それに向けて涙しているのに、「大丈夫でした」って…500㎗くらい涙を返してほしい、と言うのだった。
サマースノーも死ななかったが、広末涼子に代わって堂本剛が死んだ。“最後ドッカン系”とのこと。
伊藤は「なんかさっきからネーミングダサくない?」とツッコむのだった。
伊藤はサマースノーのサントラをずっと聞いてた。汚い軽自動車でそれを延々かけながら京都に行ったとのこと。
LLRはよく一緒に旅行に行っているなあ。仲間数人でいろんな場所に行くような、そういう男の子が私のまわりにいなかったので面白い。女の子は活動的だったけれど。


「泣きたい」と福田。女性のほうが男性より長生きなのは泣くから。「泣く」という行為はものすごくストレス発散になって寿命を延ばすとのこと。
「何?寿命のこと心配してんの?」と伊藤。
福田の泣いてしまうリスト「愛を乞う人」「学校」「息子」「1リットルの涙
「愛を乞う人」は、泣きすぎてしまう。伊藤は「愛を乞う人」で全然泣けなった、と嘆いていた。
それは福田が一番泣けるシーンを説明してくれた所為。再現が可笑しくて、つい笑ってしまったと言っていた。
そしてまた福田がそのシーンを再現していたが、確かにこれを見た後にそのシーンを見たら笑ってしまうだろうと思う。
伊藤は「学校」は観ていない。福田いわく「学校Ⅰ、Ⅱは名作、Ⅲはクソ映画」
「今日、学校Ⅲに関わっている人いたらすいませんね」と言いつつ、「クソだクソだ」と言うのだった。
伊藤は「学校」も福田に説明されまくっているので、泣けないのじゃないか、と心配するのだった。そしてまた福田が「汁くれよ汁。ラーメンの汁だけでいいからくれよ」と祐木奈江のシーンを真似るのだった。
そして伊藤が「そんなの笑っちゃうもん」と言うと「ここはいいんだよ、コントシーンだから」と適当なことを言うのだった。
このシーンは面白いよね…。コントではないけども。


福田は感動させる要素ばかりを集めて物語を作りたい。それを神保町でやるのだ、と言っていた。
演劇の人と話していたときに“動物が死ぬ”というストーリーは誰がやっても泣けるので演劇の人はあえてしない、と言っていた、しかし自分は演劇の人じゃないから動物を殺す、と福田。
また、人間も死んだ方が感動するから、人間も死ぬ。
他にも最後に何か作り上げると感動する、例えば、スイングガールズとかフラガールのように最後にパフォーマンスを披露すると感動しやすいとのこと。
サスペンスの要素もほしい。
これらを全部盛り込んだらいい。まず動物が死んで、友達が病気で死んで、両親が死んで……疫病だなコレ、野口英世物語になっちゃう、と言うのだった。

これとは別に18歳の頃に構想していた、「Shall we dance?」の物語そのままでダンスをビリヤードに変えた話が福田にはある、とのこと。
自分を主役に考えて物語を作った。それを聞いて伊藤は「気持ちわりー」と言うのだった。
「もっと気持ち悪いこと教えてやろうか?俺この話の脚本半分書いているから」と福田。
大学の図書室で「シナリオ」という映画の脚本が丸々書かれた雑誌を読んでいた福田は自分で脚本を書くことにしたのだとか。
Shall we dance?」のまま、と言いつつ主人公は自分の設定にしたので大学生。その大学生がビリヤード場に行ってだんだんとビリヤードにハマっていく、というストーリー。
まわりにいた実際の人物や場所を盛り込んでいて、ビリヤード場も自分がよく行っていたひばりが丘のビリヤード場を意識して書いた。
そのビリヤード場の奥にあるファミリーマートで働いている女の子との恋愛もある、とのこと。
実際に映画にする場合、福田役は誰にやってもらおうかと考えていた。
「ニノだな、なんか分かるだろ?」ビリヤードをしながら横を見る感じが想像できる、と福田。
「そうだな」と同意する伊藤だった。相手役は長澤まさみにしてあげよう、とのこと。
ずうずうしい福田だったが、まるっと同意する伊藤が面白かった。
大学時代というのは製作意欲に燃えているのでこういうストーリーを考えるのはよくあることなのかもしれない。「あるある」と思った。


企画コーナーは前回に引き続き「芸人ビリヤード部」だった。
前回決まったビリヤード部員達が初試合をしてきたということで、その様子を写真で紹介するのだった。
初戦でクレオパトラ桑原*3、福田*4セブンbyセブン玉城*5はあっけなく敗退。トンファー山西*6だけがまさかの勝利で2回戦に進む。
福田は相手が女性だったことから、悪い顔をしながら「女だから力も精神も弱いし、こりゃイケるな、と思ったんだけど」と言うのだった。「マンガの雑魚キャラ」と言われていた。本気のときはイラっとするけれど、自らそういう風に演じる福田は面白いのだった。
シードで1回戦の無かったトンファー小浜*7、catch!あっしー山口*8、ウンチャカ*9と山西は2回戦へ。そしてその2回戦でまさかのトンファー対決になっていた。世紀の泥試合と言われつつも小浜が勝利し、他の2回戦組は敗退したため、唯一のベスト8になったのだった。
次回はこの部員の中で誰が一番強いか決めるとのこと。
なんだか楽しそうたっだ。小浜は福田が試合の日衣装を持ってこなかったことをつっこんだり、福田にガンガンきつい事を言っていて面白かった。今後も期待してしまう。


今回は福田の健全な好きなこと最初から最後まで話していた感じだった。ギャンブルの話が出ないのはめずらしいと思った。
とても面白かった。

*1:毎回言っている

*2:シチューでドッロドロ、とのこと。

*3:桑原スカイウォーカー

*4:キャップ

*5:ビギン

*6:マジシャン

*7:バット

*8:グローバル

*9:キッド