ブロードキャスト房野が広げる 2010.10.24


このライブはいったいそういう形式でおこなうのか全然予想ができなかったけれど、短めの時間でどんどんゲストがやってきて房野と立ち話をする、というものだった。
ゲストの出演順をまったくおぼえていないので、順序は適当。*1


ブロードキャスト吉村
少女時代が好きだと言う吉村。最近はAKBを好きだったり、アイドルを好きだったことなんて今までなかったのにどうしたの?と房野が問うと、「ただミーハーなだけなんじゃない?」と楽しそうに答える吉村だった。
今後全然売れなかったらブロードキャストも人数を増やそうと言っていた。真っ先にロシアンモンキーを入れようと提案する吉村に、「なんで最初に不細工担当を決めるの!」と房野が笑うのだった。

犬の心池谷
「広げるんでしょう?じゃあ猫!」と言っていきなりキーワードを出して房野に話を引き出させようとする池谷。結局耳をすませばが好きだという話から、実際に自分も猫を追いかけた話をきっちりしていた。
池谷の「なぁんか、笑っちゃってさー」という話し方は面白い。

LLR伊藤
伊藤と房野は誕生日が1週間違いという話をしていた。房野はこの前日が誕生日。
伊藤は自分は房野の誕生日を覚えていたのに房野は1週間前何にも言ってくれなかったと責めるのだった。伊藤だって昨日連絡をくれなかったじゃないか、と言う房野に伊藤は「今日会うからそのとき言えばいいと思って」と結構薄情である。
他人の誕生日が自分の誕生日の1週間前だった場合、自分の誕生日になったときに思いだすものじゃないかな、と思うので、当日、房野が覚えていないのは仕方が無いよなー、と思いながら見た。

グランジ遠山
AKBに自分のファンがいるらしい、と遠山。なんとかして誰だか突き止めたいが、手がかりが無い、とのこと。ジェントルに聞いてみたが、知らない、と言われた。
房野と遠山はジェントルは実は知っているのではないかと疑うのだった。ジェントルを縛り上げ、ムチをふるって問い詰める、とのこと。

グランジ五明
「誕生日おめでとう」と出てくるなり房野に花を渡すのだった。
企画でラップユニットをすることになったが、最も苦手とする分野である、と五明。旧友がラッパーになったがそのノリについていけないのだとか。
楽屋でバカにてふざけていたRIZEの曲をやればいいと房野が提案し、やってみることに。ラップとともに「あ〜」というコーラスがあるので、それを房野がやる。
二人で正面を向いて歌う姿は笑ってしまうのだった。

犬の心押見
池谷同様「猫」といきなりキーワードを出すのだった。
押見は猫が好きで飼ってはいないけれど、庭にくる猫を“しろくつした”と名づけて餌付けしている。もっぱら銀のスプーンというキャットフードを与えていたが、最近懐のさみしさから名前もしらないキャットフードに変えたところ、“しろくつした”は現れなくなってしまった、とのこと。
そこから房野が「どうして自分の食料を減らしてでも銀のスプーンをあげなかったのか!」と責めるコントがはじまり押見が反省して終わるのだった。
押見の回が一番房野が広げた感があった。押見の計画通りの進行だった気もするけれど。

増谷キートン
便器が多機能すぎることで、自分の排便方法は間違っているのではないかと思わされる、という話。
キートンは右利きなので排便後右手で後ろからお尻を拭く。しかし尻を浮かせたことにより自動的に水が流れてしまったり、便座を除菌する洗剤のスイッチを左肩で押してしまったりする、とのこと。
みんなは右手で後ろから尻を拭かないのか?!と会場に聞いて、「そんなの手を挙げにくいわ!」と房野がつっこむのだった。

スリムクラブ真栄田
出てきてすぐに房野が「おしゃれですね」と言うと「最近御茶ノ水男子に憧れてて」と言っていて可笑しかった。*2
初めて一人で映画を見にいった真栄田。今までは大抵内間と行っていた、とのこと。SAWを観たが、その会場にいたおじさんが面白かったと話していた。
真栄田のフレーズは時折ものすごく面白いことがあって、1発がでかい人だなあ、と思う。

アームストロング栗山
消防士になりたかった栗山。バックドラフトを観てから憧れている。一場面を再現したがるが、一緒にいる房野は全然役に立たず、側にたたずんでいるだけだった。
なにがなんだか分からない栗山の下手なマイムが面白かった。

アームストロング安村
東京は治安が悪いと安村。新宿の歌舞伎町でいかつい外国人が地べたに座って太った女性を膝に乗せていた。そして「重いよ、重いよ」と言っていた。女性は「うるさい」としかりつけていた、とのこと。これを見て安村は治安が悪いなあ、と思ったとのこと。
房野はそれは治安が悪いんじゃない、むしろ平和だ、と言うのだった。
この話はとても面白かった。いかにも安村が話しそうな話だし、そこはかとなく怖い。

LLR福田
携帯電話の予測変換の話。
1リットルの涙を見たとツイッターで呟いたところ、「私もそのドラゴン好きです」*3というリプライがあったとのこと。
予測変換で間違えたのだろうが、「ド」と入れると「ドラゴン」が出てくるその人はどんな生活をしているのか、と言うのだった。
しばし福田の携帯の予測変換をのぞいたところ「や」は「やったー」「ら」は「ラッキー」が最初に出てくる。「ギャンブルだな」と房野が予想するのだった。
そこから福田は「今“ラッキー”が流行ってるんです」と適当なことを言い、最適な「ラッキー使用法」を房野に探させるのだった。福田が挙げた例は「今日のゲームコーナーはしりとりジェスチャー!」と言われての「ラッキー!」
理解できない房野に無理やりよくわからない「ラッキー」を言わせるというくだりをのらりくらりとするのだった。
なんとなく房野をからかって終わっていた。可笑しかったけれど、福田は今回トークのプランを持たずにきたな、と思った。 なんじゃこりゃ。

グランジ佐藤
大は3つの夢がある。1つは芸人として売れること、もう1つは伝説のスープでラーメンを作ること、最後は獣王になること。
70歳くらいまでに動物と話ができるようになって、獣王になる。クマを引きつれて新幹線に乗り、東京へやってくる。クマは全員トートバッグを持っており、その中にはスズメバチが入っている。大が合図するとそれを放ち攻撃するなどの人間と動物の戦争プランを喜々として話すのだった。最終的には皇居の前で焼身自殺するそうである。
鯵が道路に出てきて車のタイヤの下に入りスリップさせる、というのが面白かった。
大は「深海のイール」を読んだかな、読んでいないなら読んでほしいと思った。


「房野が広げる」といっても房野がホスト役のトークライブだった。房野のいちいち大げさな反応とか人のよさでホンワカするのだった。
とても面白かった。

*1:抜けている人もいるかもしれない。

*2:白シャツ、ジーンズ、ネクタイだった

*3:私もそのドラマ好きです、と打ちたかったのでは?!とのこと