漫才バトルG1 2010.10.30


漫才バトルにいってきた。
今回は出演順が事前に決められていて、すんなりと始まるのだった。


以下ネタの感想


グランジ 「東京が沈む」
佐藤大のツッコミしか頭に残らない漫才だった。他の2人も大からどんな言葉が出るのか楽しんでいるようだし、大も2人を笑わせようと色々なフレーズを出しているのだろうな、と思った。


ロシアンモンキー 「駅でのアナウンスに一言加える」
中須がネタを忘れてしまっていた。しかし変な風になるわけでもなく、やっぱり上手なのだった。こういうシリーズのネタをよくやっているが、このテーマは好きだな、と思った。完璧なものを見たい。


Bコース 「101回目のプロポーズ
ひとつ屋根の下のネタと同じようにハブが「SAY YES」を弾き語り、ナベが武田鉄矢を演じるのだった。強引でただドラマを再現しているだけだが、とても面白かった。


ラフ・コントロール 「赤ずきんちゃん」
最近もこのネタをみたけれど、そのときより面白かった。テーマはすごく使い古されたものだし、内容もよくある感じなのに面白いのはキャラクターなの所為なのかな?
相変わらず、森木のツッコミがとても好きだと思った。


チーモンチョーチュウ 「校則」
白井が突破しようとするところと、生徒の性別が違っていたりする部分も面白かった。


アームストロング 「アルプス1万尺、動物のせつない状況」
アルプス一万尺の「アドリブで~」という部分がとても面白いのだった。はじめて見たわけでもないのに、同じところで笑うのはすごいなあ。


エリートヤンキー 「警視庁24時」
このネタは漫才大作戦で見たなあ、と思った。


LLR 「新メンバーを入れる」
このネタはファン感謝寄席で見て「え?見たことないけど、新ネタ?まさかね?」と思ったのだが、最近ちょくちょくやっているところをみると新ネタだったのかもしれない。
とてもLLRらしくて好きだが、もう一歩という気もするのだった。伊藤のツッコミに工夫が欲しいと思った。そしてもう少し必死さが見えないようにしたらいいかな…?


すずらん 「学内抗争」
1つ1つのくだらないどうでもよいボケが入っていてイチイチ可笑しいのだった。とても面白かった。また見たい!


天狗 「アメリカの卒業式」
天狗のネタといったら通訳のネタになるのだろうか。私は他のネタのほうが好きかもしれない。歌には勢いがあってすごいと思った。


ポテト少年団 「宇宙飛行士になりたい」
中谷の悲しそうな顔で笑わない人はいないのではないかと思うのだった。ポテ少はいつ見ても面白い。わりと同じネタをよく見るけれど、今回のネタは初めてだったので嬉しかった。


マヂカルラブリー 「文化祭」
最初の自己紹介はどんどんクオリティがあがって面白くなっているなあ。漫談つづきが面白かった。


ジューシーズ 「ネタを忘れる」
このネタはよく見るけれど、最近の東幹久のネタと比べてしまうと「なんだかなあ」と思うのだった。あえてグダグダなことすら慣れてきてしまったかもしれない。しかし今回のオチを見たらなんでもよくなる。
彼らに漫才は必要ないのだろう、と思った。


囲碁将棋 「根建の子供の名前」
展開も上手だし、くだらない駄洒落もあってとても面白かった。しかし会場ではあまりウケておらず不思議に思うのだった。


カナリア 「ドレミの歌」
腹をかかえて笑った。「ソ」で「疎開」という言葉がでてくるなどのチョイスが絶妙なのだった。


若月 「ツーリング」
内容を詳しく覚えていないけれど、すごく短かったような気がする。せっかくなのだから5分間やればいいのになあ、と思った。


決勝


チーモンチョーチュウ 「すぐ負けしりとり」
このネタはとてもよくできていると思うのだった。白井だけでなく菊地もやんわりとズルい(?)ことをしようとしたり、お互いにうやりあうのが面白いと思う。


カナリア 「ドレミの歌」
以前漫才バトルでカナリアがとても面白かったのに決勝にいかず悔しかったので、今回は嬉しかった。2本見られるとワクワクしていたのに、また同じネタだったので、すごくがっかりした。今回の漫才バトルの感想がこの「がっかり」になってしまうほどショックだった。1本目を見た時点では次の単独ライブは絶対行こうと思っていたのに…。
振り返ってみると、その以前の漫才バトルでも「ドレミの歌」のネタをしていて、漫才バトルではこのネタしかしないつもりなのだろうか。


アームストロング 「修学旅行」
このネタのようにアームストロングのツッコミの方法で笑わせるネタは、元々のボケも面白いのにもったいない気がして、あまり好きではないのだが、今回の決勝ではダントツに勢いがあるし、面白かった。安村のノリツッコミは名人芸だなぁ、と思った。


今回はカナリアにがっかりして、ちょっと落ち込むライブだった。
しかし、大好きな漫才をたくさん見られて楽しいかったことは確かなのだった。次も行く。