M-1 3回戦 2010.11.12


M-1 3回戦に行ってきた。

今年はしっかり見届けようと、東京5日間あるうちの4日間行くことにした。(14日はストロングナインに行く為に断念)


オバアチャン「ボロい家」
ぼろい部屋のマイナス要素をどんどんプラスにに捉えていくという内容で、面白い部分がたくさんあった。中盤にでてくるフレーズが特に面白かった。

ダイナゴン「ダーツの旅」

八福亭「福をあげる」
淀みなく上手な感じで漫才を進めるのだが、会場が静まり返っており、心臓に悪かった。

マンキンタン「ドラマと盛り上がる曲」
「ポンコンチンを思い出すね」と終演後に友人と話した。*1

ロブスターズ「プリンスシアターへの行き方」
なんとなくコマンダンテのネタを思い出した。

えんにち「不良息子を警察に迎えに行く」
いつものえんにちだったけれど、だからこその安心感があったと思う。

どぶろっく「美容師になりたい」
詳細は思い出せないけれど、普通っぽいネタだった。テレビで見る替え歌しかしらないので、「へぇ!」と思った。


あどばるーん「青森のランク」
芸能界に例えて、卑屈になる感じが面白かった。

先輩×後輩「ファンに声をかけられる」

デニス「売れるための努力」
日本人の方がボケというのが、面白かった。

黒船「イランから友人が来る」
2回戦で見てとても面白かったが、今回のネタはいかにも外国人でちょっと惜しい感じだった。2回戦のネタをやればいいのに!と思った。

すずらん「くだもの戦隊」
いつもどおりのすずらんで、肩の力が抜けているように見えた。面白かった。

ナイツ「今年のこと」
2回戦でも同じネタだったけれど、この日のほうが面白いと思った。絶対合格だなー、と思えるウケ具合だった。


バードメン「ドラマに出たい」
ドラマに出たくて何をしたのだろうか…。ドラマに出たい人たちが多すぎる…。

オールドモンク「風邪で医者に行く」
医者になりたい設定だったはず。

ジンギスキャン「相方の葬式」
前哨戦と2回戦で見たネタで、今回の方が面白かった。ツッコミがクワガタの真似をしたままつっこむ部分が減っていて改良したんだな!と思った。

KBBY「モテる下ネタ」
普通の会話っぽいのが面白いなぁ、と思った。

ぷち観音「ファッション」

イシバシハザマ「イシバシライダー」
何度か見たことのあるネタで、いつもどおりに見えた。角が柔らかいのが可笑しかった。

マテンロウ「卒業式のよびかけ」
ネタを全然見たこともないくせに、もっと下手なイメージを持っていたので、とっても上手で感心するのだった。

初恋クロマニヨン「ボクサーのセコンド」
まったく見たことのないトリオだったので、最初はキャラクターがわからず入り込めなかったが、途中からどんどん面白くなってきて、最終的には一番笑った。

笑鷺「恋バナ」

バウンサー「月9に出たい」
以前はバウンサーのことはそれほど面白いと思っていなかったのに、渋谷×漫才でこのネタを見てすっかり見直した、ということがあったので、そのネタを大舞台で見られて嬉しかった。この日もよかったので「合格かなー」と思ったのだった。

カブトムシアンパイヤ、彼女が欲しい」
ボケの人が野球のアンパイヤの格好をして出てくるのだった。顔を出したときに「印象的な顔!」と思ったはずなのに、今は思い出せない。

ベーコン「金の斧銀の斧」
まず、自前のマイクスタンドを持って登場するのが可笑しかった。その前がアンパイヤの格好だったし、みんな持ち込むなあ、と思うのだった。

ゆったり感「頭文字で説明」
とってもウケていた。ゆったり感はM-1ではしっかり力を出せるんだなあ。いつも思うけれど見ている誰もが「次にボケがくる」と判っている状態でボケてあんなにウケるのはすごいなあ。

安田大サーカス「漫才したい」
ゴムパッチンをしたり、服を脱いだり、紙吹雪を撒いたり。紙吹雪は一枚一枚がハート型に切られていたらしい。MCではりけ〜んずがそのことを指摘して、切るのに5時間かかったということを聞き出していた。「そんなことする暇あるならネタ作れ!」と言われていた。


ふくろとじ「ギャグ」
2回戦ではもう少し漫才をしていたけれど、ギャグに徹していて、清いと思った。

エル・カブキ神取忍
何を言ってもすべて神取忍の話になってしまう、説明しながらつっこむのだった。ツッコミの人の手の動きが独特でそれも最後に神取忍の何かと結びつくのかと思っていたら、そんなことはなかった。あはは。とてもウケていたし面白かった。

スモールート「刑事」

フレームマニア「西部劇」

ラグラン「怒れる大人」

アルコ&ピーススーパーマリオ
アルコ&ピースの漫才は初めて見たけれどとても面白かった。平子の声がステキなので、良い雰囲気になるのかな。友人によると「漫才はこれしかない」とのこと。

Wコロン「深夜の連絡」
なんとなくドッシリとした雰囲気からものすごく漫才らしいものをしているように見えるけれど、実はすごく破綻したネタをやっているんじゃなかろうか、と思った。

アンダーエイジ「傘」
めぐり合わせから、アンダーエイジのネタはこればっかり見る。傘になりきる姿はいつ見ても笑う。

バイソン「イッキコール」

チロリア「自殺をとめる人」
「自殺を止める人をやりたい」と言うわりに自殺する人がボケていた。

空想旅行ファゴット刑事」
フォゴットを吹きながら漫才していた。ファゴットって。あはは。

桃組「色々なアニメをまぜる」
スケッチブックに描いた絵でネタをしていた。2回戦では普通の漫才だったので、もうこれ以上進む気はないのかな、と思った。普段はこういうネタをやっている人たちなのだろうか。

げんきーず「香港のアクションスター」

三拍子「歯医者」
行列の先頭でみた漫才だった。あの時はゲラゲラ笑ってみたのだが、今回は少し調子が悪かったかもしれない。しかし「ボケますよ」と言ってくだらないことを次々に言う高倉はとても面白かった。


合格
えんにち
どぶろっく
あどばるーん
デニス
ナイツ
マテンロウ
初恋クロマニヨン
ゆったり感


受かった人たちはみんなある程度ウケていたし、よかったと思うが、バウンサーと三拍子は受かってほしい、と思うのだった。あとは印象に残っているエル・カブキやアルコ&ピースも残念に思った。

*1:ミッドナイトバトルでシソンヌじろうが適当に言った言葉