スケッチコメディ 2011.1.18
スケッチコメディを見てきた。
初めて行ったけれどとても面白かった。
今回は、ホームランズ(ロシアンモンキー中須、LLR福田、グランジ五明、５GAP久保田、シューレスジョー、御茶ノ水男子椎橋)と成人男性組(ジューシーズ児玉、パンサー向井、かたつむり林、マキシマムパーパーサム長澤、若月徹、インポッシブル蛭川)の対決だった。
テーマとオチの台詞がいくつかリストになっており、それを見たお客さんが適当に決める。
舞台裏での待ち時間が結構あるので内容は大体決めてきているようだった。
1回目(8分)
ホームランズ「サッカー日本代表選手の話」主役：選手オチ台詞：「ラモスは関係ないだろ」
日本代表選手の合コン風景だった。福田が1人で女性役、他5人がサッカー日本代表なのだった。合コンという設定なのに女性役が1人だけというのが可笑しかった。
なんとなく福田が話を進めようとしすぎている感じがして、もっと他に任せればいいのになぁと思った。
最初だけあって探り探りな感じが一番エチュードっぽかった。
それにしても福田の演じる女子はウザイなぁ。あはは。
成人男性組「早起きは三文の得がある話」主役：早起きした人 オチ台詞「遅刻だ！」
蛭川が早起きしたことにより、色々なラッキーが起こる。長澤がおっぱいが見えている美女という役だったのだが、本当に女性のおっぱいが見えているかのようで、生々しいのだった。
児玉が「不良だぜ」と自己紹介しながら出てきたのにゲラゲラ笑った。
2回目(4分)
成人男性組「芸人が老後を心配する話」主役：芸人 オチ台詞「ズコー」
芸人のコンビである向井と徹が将来の自分達の未来を思い描いて苦悩していた。
「向井がハゲたら…」という想像図として長澤と蛭川が未来の向井と徹として現れる。
それを見て「これはダメだ…キャラが濃いほうがいい！」、となりキャラクターの濃い未来想像図として弾丸ジャッキーの真似をした児玉と林が現れる。というもの。
なんともしっかり出来ているのだった。
ホームランズ「初詣の話」主役：神主 オチ台詞「御神籤が当たりすぎて怖い」
おみくじを引いた久保田がそこに書かれていた通りの現実がその後起こっていくという内容だった。
シューレスジョーの名付け親になったり、福田とドラマのような出会いをしたり。
途中舞台袖から巻きの合図をする五明が見えて、このチームの頭脳は五明なのだろうな、と思った。
3回目(15分)
成人男性組「宇宙人の話」主役：記者 オチ台詞「宇宙人は関係なおだろ」
まず、眉毛のつながったメイクをした蛭川が宇宙人にさらわれるのだった。蛭川は3分ほど1人で舞台に立っていた。
その後テレビ番組の司会者向井、宇宙研究家などの専門家として徹、長澤、林が宇宙人の有無について討論するのだった。
1人宇宙人を信じる長澤が宇宙人に会ったことのある蛭川を連れてきて証言させようとし、更には宇宙人であるという児玉を連れてくるのだった。
児玉の宇宙人が本当に可笑しくて、どうしてあんな面白い表情が出来るのか！
なんというか何をやらせても最後に児玉を持ってくれば面白くなりそう。
このコントはそのままジューシーズがやったとしても成立しそうだな、と思った。
ホームランズ「ヘアヌードを決意した芸人の話」主役：芸人 オチ台詞「ズコー」
笑点を模して歌丸を久保田が演じていた。時間稼ぎのためにシューレスジョーにネタをやらせ、その後に他のメンバーで大喜利を始めるのだった。
中須が山田くんの役割で座布団を運ぶも、出てくるたびに服を脱いでいく。最終的に裸ででてきて、ヘアヌード写真集のオファーを受けていると告白していた。
最後が大体読めるので、それまでの間が時間稼ぎになってしまっていて笑った。
最後に自ら「ホームランズに15分は長すぎる。途中で飽きちゃう」と言っていたが、多分本当にそうなのだろうと思って可笑しかった。
勝敗は客席が赤または白の紙を挙げてその数で決められていた。
1つ目は僅差で成人男性組の勝ち。2つ目はホームランズ。3つ目は成人男性組の勝ち。ということで成人男性組の勝利だった。どちらも面白く、赤白挙げるを迷った。
チームのバランスがとてもよくて安心できる。とはいえチームごとの色もしっかり出ていて分け方がとっても上手いと思うのだった。
幕間にそれぞれのチームのリーダーと副リーダーが出てきてしゃべるのだが、中須と福田のふざけあいがとても面白く、それも含めてよいライブだと思った。
面白かった発言を箇条書きに
