LUMI☆NETA90 2011.1.21
値段におののいて今まで行っていなかったこのライブだが、ノンスモとLLRが揃うということで行ってきた。
ネタの感想
ウーマンラッシュアワー「音声ガイダンス110番、アンパンマン」
音声ガイダンスのネタはいろんな人がやっている。あのイライラ感は万人共通ということなのかな。中川パラダイスはどんな漫才でも絶対女子設定で可笑しい。
メルヘン倶楽部「テニスの試合」
最初に自分達の自己紹介的なことをしてからネタをするのがなんだか新鮮だった。いつでも知らない人は「え?え?」となっているうちにいきなりネタを見せて自分達の世界感を見せるのかと思っていた。そっちのほうがスマートだと思うけれど、全く知らない人達に、「自分達は普段も女装しているのです」というのを伝えるために必要なのかもしれない、と今思った。
イシバシハザマ「前田敦子を知っている」
ツッコミを合わせない漫才を初めて見た。知り合いである「知っている」とテレビ等で見て「知っている」がごちゃまぜになるネタで、面白かった。しかし慣れとは怖いもので、あの歌うような合わせたツッコミがないと物足りなく感じたり…。
初恋タロー「電話の向こう側、デート」
こうすけが高森の電話相手の言葉を予想するのだが、こうすけが「電話でこういう会話あるだろ?相手はなんて言ってると思う?」と聞くのだった。そしてその問題を出したこうすけが「こう言ってます」と答えを出すのが、なんだかおかしい気がした。どうして予想される側の高森が出題しないのだろうか。初恋タローの見た目はおもしろいなぁ。
パンサー「菅の誕生日」
尾形の天真爛漫な感じはすごい。パンサーのネタをみるといつも3人それぞれにピッタリのキャラクターをしていて感心する。
ラフコントロール「桃太郎読み聞かせ」
桃の中にいると手がちょっと桃になってくる、とか小ネタが面白かった。また森木がする一般的なツッコミに「それはおかしいだろ!」と重岡が言って、ますますおかしな方向へ進んでいくのが面白いと思った。
ノンスモーキン「あっちむいて大王」
あの歌を聞くだけで笑ってしまう。大王の小ズルイ感じと中尾の本気でしょぼくれた見た目で真剣勝負に見えてきた。ノンスモーキンのネタは多分どこでやっても同じようにウケるのだろうと思う。どのネタも2人のキャラクターなどを知らなくてもちゃんと面白く感じそう。
LLR「ドジなドラマみたいな出会い」
ゆっくりとした自己紹介からの漫才は久しぶりに見たので面白かった。このネタは、こういう若手ライブ以外のところでのお決まりにしているのだろうか。面白いけれど、何度も見すぎて物足りなくもある。
ここまでみんな登場するたびに「ひゃー」という控えめな歓声が客席からあがっていたのだが、ここまででLLRのときが一番大きくて驚いた。*1
ハイキングウォーキング「もみもみばばあ」
ネタ以外でQちゃんの唇から血がでている、と言って二人で笑ったりするところで笑った。このネタはなんなんだ…
トータルテンボス「ペットショップ」
途中と最後がしっかりつながったり、ボケの1つ1つが丁寧に作られているように感じて、だからこそこうやって漫才で成功しているのだな、と思った。
こういうライブで最近のネタは期待できないのかな。それでもじっくりネタが見られるし普段と違うメンツが出演しているので楽しい。
普段行っているライブより値段が高いのでそう簡単にはいけないけれど、また行きたい。