ツモルハナシ 2011.1.26


ツモルハナシにいってきた。


結構ギリギリに決まった今回、1月になってから作家さんから「1月はどうしますか?やりますか?」というメールがきたとのこと。
福田が「やれるならやりたいです」と返信したところ、「では、伊藤さんも同じ意見だったらやりましょう」と言われたのだとか。
なんだか試されているような気がしたと福田。「危なかったよ。お前が違う答えだったらやれなかった…」
伊藤「“やれるなら”っていう謙虚なところもいれないといけないもんな、“やりたいです”だけじゃダメだった」
ともかく、開催されてよかったな!


・車に乗る仕事
HONDAのフリーマガジンの企画で車に乗る仕事をしたLLR
動画の撮影もされていて、そのスタッフ陣が全員古いタイプだったと、いかにもな監督のモノマネをしていた。
企画は同時に出発してどちらが先に目的地にたどり着くかというもの。トラブルがあって色々大変だった模様。
動画の出来を心配するLLRだった。


宇多田ヒカル
最近あるアーティストの曲ばかり聴いていると福田。「誰だと思う?」と伊藤に当てさせようとするのだった。
当然伊藤は全然分からず、ヒントを求めるのだが、福田は「時間がないんだから早く…」と最初から問題にしなければいいのに、急かすのだった。
まず、男か女かといば女である。
「女の曲しか聴かないから!」と断言する福田。移動中は男の声はエネルギーがありすぎて疲れるので高い女の声じゃないといけない、とナゾの理論を展開し、伊藤は「意味わかんないだけど…」と言っていた。
福(ヒント)「お前も好きだよ」
伊「え?Do as Infinity?」
福「え?お前Do as Infinity好きだったの?まさかの答え…。俺伴ちゃん見たことあるよ」
伊「えーマジで!」
福「喫茶店で横の席だった」
伊「誰と一緒だった?」
福「え?知らねーやつ」

更にとても有名であるというヒントから「安室奈美恵」と伊藤が言うと「近い。それくらいすごい」と福田。
伊藤が「え?エイベックス系?倖田來未?」と言うと「なんで安室よりランク下げちゃうんだよ!」と福田がさりげなくひどい事を言っていた。
伊藤はそれでもわからず、「俺もうマライア・キャリーしか浮かばねーよ…」とギブアップしていた。
結局、福田がいま凝っているのは宇多田ヒカル
もう、大好きで毎日聞いている。前も好きだったけれど、最近宇多田ヒカルYouTubeで流しているPVがとてもよくて、再評価したとのこと。
そこから、そのPV(Goodbye Happinessと思われる)の説明をするのだった。あのPVは過去の宇多田ヒカルのPVのパロディであり、「Automatic」などを再現したところがある、とのこと。
最近では無限大などの楽屋でやってくる芸人に宇多田ヒカルのファンかどうか聞いていって、ファンだという芸人を集めてミーティングをしているらしい。
中には年末の最後のライブに行っている者もいて、そのときの様子を聞きだしたりしているそう。
いつぞやは、仕事中に福田が宇多田ヒカルに最近凝っていることを知っているミルククラウンジェントルが「今、テレビで宇多田のドキュメンタリーやってるよー」というメールをくれたとのこと。
仕事のため見られない福田だったが、ありがたいと思うことは思い、ふざけて*1「残念…。もう宇多田ヒカル大好き!付き合いたい!」と返信した。
するとジェントルから「僕も本気でまゆゆと付き合いたい!」と返ってきたのだとか。
「あいつは本気だった…」と福田。伊藤ぁw)€ヘ「なんかひっかけたみたいになってるじゃん…。ジェントルはいつも本気なんだから」と言いつつ二人で笑うのだった。
また、後輩とドライブをしている際、同じく宇多田ヒカルファンの作家が乗り合わせていた。かなりのファンだったその作家と盛り上がったが、「Goodbye Happiness」で、最後に鳩が出てくる場面で一羽が宇多田の肩あたりに飛びつき、それに驚いて一瞬、素の部分が見えるのがカワイイ、と言われて、福田は「え…気持ちワリー…コイツ…」と思った、とのこと。
結局、宇多田ヒカルのことが好きだという、たったそれだけの話なのに、ジャントルや作家さんの悪口を言って終わるところはさすがだと思った。


・持ち込み企画第1弾「ゾフィー福田のネタ」
ゾフィー福田こと福田の兄が今年R-1ぐらんぷりに出場し、1回戦で落ちてしまった。兄はそれに納得できず、どうして落ちたのか見て欲しいといって福田を自宅に呼び出した、とのこと。
深夜兄の家でそのネタを見て、改良点を探してくるからと言ってフリップを持ち帰ってきた福田。実際に兄がやったとおりにやると言って福田がそのネタをするのだった。
小沢一郎にについて考える」というネタで福田がやれば、結構面白いのだった。
伊藤にもアドバイスを求めながら、改良しようと考えていた。「ここ部分はテンションで乗り切る」とか「最後はもうウソでいいか」とか、適当なようでいて、結構本当によくなった気がした。
もともとあのネタをやったのが福田だったならば、1回戦は受かっていそうだな、と思った。


・持ち込み企画第2段「若い頃作った映画の予告編を上映」
20歳くらいのころに高校時代の同級生と映画を撮りにいったLLR
4シーン撮っただけで、大変だからとあきらめてしまったが、その4シーンだけの映像で予告編を作ったのだとか。
作ったのは、以前∞ラジオに出ていた同級生のうちの1人、ハル*2。この日それを上映するということで会場に来ていた。
2〜3分あったけれど、若かりしLLRの映像があって可笑しかった。音声が入っていなかったが、奇怪な動きをしている福田が映っており、なにをしていたのかと思えば出川のモノマネだったとのこと。
3人で思い出話をしながら、またこの続きを撮ろう、と言っていた。
照明は庭に置いてあるランプを持っていったとか、ごたいそうなことにレフ板まで用意して、伊藤がそれをずっと持っていただとか。いかにも青春の1コマで微笑ましいのだった。LLRの昔のエピソードは本当に楽しそうでうらやましい。


今回の企画はなんだかサービス満点だった。
LLRファンしかいないこのライブだからこそ、楽しい内容でとても内向きだけれどファンを離さないための工夫がされていると思った。
とても面白かった。

*1:「本気じゃないですよ!ふざけたノリだよ!」と言っていた。

*2:佐藤晴彦さん