Simple Set Live 2011.2.11


Simple Set Liveにいって来た。
長めのネタと企画コーナーのライブだった。

オープニングのMCは三拍子とノンスモーキンだった。
ほぼ話したことがないという2組。
以前テレビ番組で同じ楽屋だったという高倉だったが、高倉以外誰も覚えていないのだった。芸人名鑑のような番組だったので、50音順の出番のはずで、三拍子の「さ」とノンスモーキンの「の」では遠く、一緒のはずがない、というものの、さだまさしの妹がいたという記憶から、やっぱり一緒の楽屋だったと判明していた。
ノンスモもほんのりした感じと三拍子のがっつりした感じは心地よかった。


ネタ

ジプシーダンス(漫才)「新聞勧誘員になりたい、教師になりたい」
BOMBなどを見ていると、人力舎の人達の漫才で「これになりたいんだけど…」と言って始まることが少ない気がしていたので、今回のジプシーダンスのような感じは逆にめずらしい気がした。ボケの篠田はピクニックに似ているなぁ、と思った。

風藤松原(漫才)「いろいろな質問に答える(学校の友人)」
大喜利の羅列でない漫才をはじめて見た。2人の掛け合いは落ち着いて見えるので学生っぽくは感じられないのだけれど、あれで本当に学生っぽかったらそれは面白くないのかもしれないと思った。個人的にとある面白い友人の雰囲気に似ているので、少ししゃべるだけで余計に面白く感じる。

ノンスモーキン(コント)「会場整理」
ぷよぷよコントで、会場でもとてもウケていた。初見だと最初はなんのことなのかわからず、だんだんぷよぷよなんだとわかっていくのが爽快なところだなんだと思う。何度も見たことがあると「くるぞくるぞ」という期待で胸がいっぱいに!(ただ私が好きすぎるだけかもしれないけれど…)

ラバーガール(コント)「タイムスリップしてきた人」
バスケットのコントのように2人のなんとなくいきがったような格好をつけたふるまいがなんとなく可笑しいかった。大水が変な人を演じるコントよりこういうほうが好きだと思った。

トップリード (コント)「桃太郎」
トップリードはいつ見ても面白くて、特に先日の若武者であまりにも感動してしまったため、ものすごく期待してしまった。ところが今回のネタは話の進みかたが、そこまで好みではなく、面白い部分はたくさんあったものの「なんとなくしっくりこない、あれ?あれ?」と思いながら見たのだった。ところが最後のオチがとてもよくて、結局トップリードは面白いな…と思った。

三拍子 (漫才)「歌を略す、何の歌を歌うでしょう?ゲーム」
オーソドックスな感じでわかりやすく、とても面白かった。歌を略すほうは、そんな風にすればなんだって…と思ってしまいそうなところを絶妙にはずしていて面白かった。何より何の歌を歌うでしょう?ゲームが可笑しくて、「その出だしであの歌が!」という感動ひとしお。

磁石 (漫才)「料理番組の講師になりたい、インタビュアーになりたい」
永沢の何を言われても「僕は当然のことを言っています」という姿勢を崩さないのが可笑しいと思った。途中ツッコミ「チョキのおじさん」というフレーズに笑った。


企画コーナー

BOXに名前の書かれた紙が入っており、それをひいて名前の出た人がいくつか用意されたゲームで対決する。負けたほうは罰ゲームをしていた。

  • にらめっこ
    菊池vs和賀
    菊池はにらめっこが苦手だと、すこぶる嫌がり、さらに和賀と自分では地味すぎると嘆いていた。
    敗者菊池:乳首を洗濯ばさみで挟まれ、引っ張られる。これも大層嫌がっていた。
  • なりきりアイドル
    飛永vs松原
    アイドルというよりロックスターのような2人だった。
    敗者松原:松原には聞こえないようにして、みんなに悪口を言われるという罰ゲームだった。昔の彼女の名前をバラされていた。
  • 二重跳び
    篠田vs中尾vs風藤
    若い篠田が軽快に跳んだ後、中尾の不細工な跳び方が可笑しかった。風藤は眼鏡までとって挑んだのに1回しか跳べていなかった。
    敗者風藤、中尾:サランラップ越しにキス。1回やったというのに、何度もさせられそうになって中尾が怒る様が面白かった。
  • 即興コント
    大水、新妻、永沢、前田、高倉、久保
    テーマはバレンタインデーでなんやらわちゃわちゃしていたが結構上手いことになっていた。
    一番ダメだった人大水:ライブの最後に1人でギャグ。大水は本当にスタイルがいいなぁ、と思った。


なんだかとても豪華なメンバーをあんなに小さな会場でみられてうれしかった。やっぱりしっかりネタを見られるライブは満足感があるなぁと思うのだった。全員面白かった。