ツモルハナシ 2011.2.28


数々の魅力的なライブがあったこの日、何をおいてもツモルハナシに出向いてしまう自分は相当だな…、と思うのだった。*1


・給料の話

2月は28日しかない、ということは次の給料日まで早くくるってこと?と福田が伊藤に尋ねるのだった。
いつもお金が無いという2人。自分はわかるけれど、伊藤はいったい何にお金を使っているのかと、福田がいぶかしがるのだった。「石みたいな靴買ってんの?」と言っていて可笑しかった。*2
交通費と食費が大きいという伊藤。福田は、交通費は2万程度だし、食費だってたかがしれているのだからそれはおかしい、と追求するのだった。
ところが伊藤は、福田とは感覚が違う、と言うのだった。2人の間には給料格差があり、福田が他の人と給料の話しをしているのを聞いて「一番びっくりしてるの俺だから!」とのこと。
伊藤はiPhoneのアプリで何にいくら使ったかつけている。「ごはん」の欄が一番出費が多いらしい。何を一番食べていたか知りたがる福田。そこまで詳しく見ていないという伊藤に「俺、データ好きなんだから!見ろよ!」と憤るのだった。ざっくり見ると麺類が多いらしい。
食事のことを「ごはん」と書いた場合、メニュー記入欄に米飯は「米飯」と書くのだろうか…?と思った。
お金が残り少なくなり、完全にヤバイ!となったとき、とりあえずいつもと同じ行動をしようとしてスロットをするという福田。なけなしの金で食事をすれば、それは減るだけ。ギャンブルならば増える可能性がある、という福田理論だった。
まったくお金がなくなったときには上手く先輩にたかることが出来るという福田。伊藤が「宮地さんとかだろ」と指摘するが、「宮地さんはちょっとバレてきちゃってるから」とのこと。先輩にたかるときは、ライブ中に食事に誘うのが一番良いという。そういうときはそのためにライブに出ている。どのように先輩に声をかけるのか、伊藤を先輩に見立てて再現していた。エンディングコーナーで少し離れた位置に立ち、ガヤで騒ぎながら、だんだん移動して狙いの先輩の側に立ち、「腹減りましたね」と声をかける。技でもなんでもない気がするけれど、有効そうではある。

そして最終的には、どうしてこんなにちゃらんぽらんなのに、給料を使い切るという点ではきっちりしているのか…、と悩んでいた。足りなくる月もあるけれど、大幅に余る月があってもよいではないか、とのこと。そこで伊藤が「残額を見ないで使えばいいんじゃない?」と提案。「お前にしてはなかなかいい意見だ」と福田が褒めるのだった。
伊藤がこういう突如福田と同じようなことを言い出すときというのは、何がきっかけなのだろうか。まったく会場と同化して会場の代弁者として存在する伊藤だが、こういう瞬間もよくおとずれる。程よくておもしろいと思う。
また確定申告をする際に福田がウルトラCのワザを使って、スムーズに申告できた、という話をしていた。
「言っていいのかなぁー?」と言いながら話していたが、そんなに悪どい話しではなく、別に大丈夫なのではないか、と思った。税務署…そうでもないのか…?


iPad

iPadが欲しい福田。どうして欲しいかというと既成概念に囚われたくないから。自分は既成概念に囚われることを嫌って生きてきた。それなのに自分は「芸人のネタ帳はノート」という既成概念に囚われていた、と言うのだった。
自分はパソコンのキーボードを打てないのでiPadならフリック入力できる、など、どうかんがえてもiPadの方が使い勝手がよい、と考えているらしく、固執していた。
文章を打つためにiPadを使うのはちょっと不便そうだな、と思った。違うのかな?

福田は携帯の文字入力の速度を速くするため、カーソル移動の速度を最短に設定している(このことを忍者機能と呼んでいた)。だから少しのミスも許されないとのこと。小さい「ぅ」が鬼門で、大抵通り過ぎてしまうのだとか。*3
伊藤がこの忍者機能について全然理解できず、福田はイラついていた。お前に付き合ってたら一晩かかっちゃうよー、とのこと。
結局、競艇が見たいので携帯を替えられないから無理、という福田。iPadと普通の携帯を持てばいいではないか、と伊藤が当然の指摘をすると、「僕は一歩先へ行っているんだよ。携帯もiPhoneに替えるんだよ」とわけのわからない理屈をこねていた。
そこからiPhoneは楽屋に置いておいたときに人から見られやすい、それはなんとかならんのか、と福田。
伊藤「裏っかえしに置いておけばいいじゃん」
福田「子供が来て表にしちゃったら?お前はいいんだよ。でも電話をかけて来た相手に悪いだろ。例えばお前が沢尻エリカと付き合っていたとして、お前は知られてもいいかもしんないけど、沢尻さんは迷惑だと思うなー」

  • 伊藤「肌身離さず持ってればいいじゃん」
  • 福田「じゃあ、友達が来てて、自分が風呂入るときは?風呂には持って入らないだろ?」
  • 伊藤「俺の友達は携帯なんて見ません」
  • 会場「おー!(拍手)」
  • 福田「言っとくけどお前と友達だった頃、俺、携帯見てたからな!」
  • 伊藤「多分、そういうのを見られないようにするアプリがあると思うよ。」
  • 福田「えー!そういうの先に言えよ。マジ無駄な時間…」
  • 福田「こんな話したかったんじゃないんだよ!いつもそうだよ…」
  • 伊藤「全部お前から話してるんだからな。仕方ないですねー。自分が話してるんですから」

このくだりは、なんというLLRな時間だったか…


企画コーナーは「タロット占いをやってみよう」
ゲストとして、クレオパトラ桑原とアロハのVITAが来ていた。桑原の「おつかまきり」とVITAの「おつカレーライス」の「お疲れコラボ」をしていた。
桑原は進行役ということだったが特にいる意味はない感じで、LLRの2人にただただバカにされていた。
VITAは実際にタロット占いを勉強中ということで、講師役をしていた。
最初にVITAが見本として占い、それを真似してLLRの2人がお客さんを占うのだった。
タロットに書かれた絵を見て適当にうらなっていたが、尤もらしく、意外とできそうである。
最後に桑原を2人で占い、なんとなくバカにして終わっていた。以前大吾組のときに福田と大で「新宿の兄弟」と名乗って占い師になる、とふざけて話していたけれど、手八丁口八丁のお笑い芸人には占い師はむいている気がするのだった。


今回もとても楽しかった。

*1:無限大ホールの夜枠の時間が15分早まったのでハシゴが難しくなった

*2:伊藤の灰色で艶のある靴を見て

*3:「ぅ」ってそうそう使わないよなー…