V-1スペシャルネタライブ 2011.5.19


V-1スペシャルネタライブに行ってきた。
このV-1という会場のこけらおとし公演を1年前に観にいったんだな、と思うと月日が流れるが早いことに愕然とする。


以下ネタの感想のみ


あきげん 「モテたい」
秋山はいつもモテたいんだなぁ。改良できる容貌だから違和感がある、とわりといつも思う。


ゴッホ向井ブルー 「バカップル」
そのへんで見かけたバカップルに関する漫談をしていた。いろいろやるんだな、と思った。そして広島風お好み焼き屋でバイトしているという事実がなんとなく可笑しかった。


ツィンテル 「幽霊の彼女紹介します」
こういうコントだと最後は怖い感じにしたり、実は1人の精神が…、という展開になりそうなのに、ツィンテルはすごく真っ当に毒がないのがよいと思うのだった。明るくて楽しい。


うしろシティ 「転校生」
転校生と担任のコントだった。転校生である阿諏訪が大分汚れた格好をしていて、それが主軸となるネタが始まるのかと思ったら、想像しなかった方向へ展開したので感動した。私が見たことのあるうしろシティのコントはもちろん出演者は2人だけなのだけれど、周りに他の人がいる、という設定が多くて、その見えない他の登場人物の使いかたが上手いなーと思うのだった。


ノンスモーキン 「あっちむいて大王」
言わずと知れた大王のネタであるが、何度みても面白いのだった。短い時間でこのネタをするときは、大王のじゃんけんの異常に長い歌部分が一番の笑いどころとなり、今回のように長いときは大王のこそくなズルさが笑いどころとなるのだな、と思った。


三拍子 「時事ネタ(パンダ、内田裕也)」
ミドリガメのくだりが可笑しくて可笑しくて困った。三拍子はいっぱいボケがあるので、全体的にハマらなくても絶対に1つは好きなフレーズがある*1。最近はよく時事ネタをしているようだけれど、すごく合っているような気がする。


エルシャラカーニ 「藤子不二夫ベストテン」
エルシャラカーニの漫才は見るのにすごく集中力がいると思うのだった。集中してしっかりみるとものすごく面白い。しかし一見「なんとなく」で見ても大丈夫そうに感じるのが鬼門である。すごく作りこまれていて、でもいい加減に感じるなんてすごい。


Hi-Hi 「スカイダイビングがしたい」
初めてネタを見た。上田が一向に話を進めようとしないのだった。全力でいい加減な感じが面白かった。それに翻弄されつつもマイペースな岩崎もいいなぁ、と思った。


アルコ&ピース 「学芸会の桃太郎を練習」
平子扮する小学生男子が常に脚を開いて立っているのは、先生役である酒井より背を小さく見せるためなのかなぁ、と思いながら見た。いろいろ考えているなぁ。


トップリード 「タクシー」
このネタはやっぱりすごいなぁ。前に見たときより短くなっていた気がしたけれど、いい話で演技も展開も上手いというネタは「おお!」と思っても爆笑する感じではないことが多いのに、このネタではゲラゲラ笑える。そして内容を知っていても本気で感動する。


鬼ヶ島 「転校生」
「十」のときに見たコントだった。オチが変わっていて、へー、と思った。今回のオチも普通ならばヌルっとしてるのかもしれないけれど、十のときよりはしっかり感じるという鬼ヶ島マジックにひっかかった。私は十のときの本気でヌルっとしたオチも今回のオチも好きだなぁ!野田の無駄な「アゲアゲ〜サゲサゲ〜」の歌に対してさりげなく大川原が解説的ツッコミを入れているのが面白いと思う。伝わってはいないような気もするけれど…。とても面白かった。

*1:全体的にハマることのほうがもちろん多い!