ノンスモーキントークライブ「のっぺりトーク」 2011.6.30


のっぺりトークに行ってきた。
出てくるなりお客さん*1を「精鋭達」と呼ぶのだった。
こうやって2人で話すライブなんて初めてだ、と言っていた。菊池いわく、今後もやっていきたい、「そうすれば次のトークライブで話す」という目的を持って生活できるとのこと。

このライブの前に無限大ホールへ用事があった菊池。その途中、ABCマートの前でBコースタケトとニブンノゴ宮地と出会ったとのこと。3人で少し話していると、30歳くらいの男性が寄ってきて、「あ、芸人さんですよね?」と声をかけてきたのだとか。その人はタケトと宮地のことは知っていたが菊池のことを知らず、「誰ですか?」と問われたとのこと。タケトがふざけて「え?じゃんけん大王知らないんですか?」とか「ノンスモーキンですよ?テレビでてますよ?」などと言うと、その男性は「あ、知っているかも。M-1出てましたよね?」と言ったそう。菊池はノンスタイルと間違えてられていることを悟ったらしい。
ノンスタイルと間違えられることの多いノンスモーキン。もう名前を変えるしかないのか…ノンスタイルが変えてくれないかなー、と言っていた。
ノンスモーキンというコンビ名だが、2人ともが煙草を吸わないわけではない。中尾は喫煙者。そのことをみんなは知っているの?と会場に尋ねていた。知っている様子の客席だったが、「これは精鋭達だから…」と言うのだった。
そもそもコンビを組んだときに禁煙中のスタッフがいたから、ノンスモーキンという名前にしたとのこと。そのときは菊池が喫煙者で中尾は吸わなかった。しかし途中で、中尾が吸うようになり、2人とも喫煙者に。その後菊池が禁煙したので今の状態になった。中尾が禁煙に成功した暁には「本物のノンスモーキンになりました」とそのスタッフに菓子折りを持って報告に行こう、と話していた。
ただ、まったく禁煙に成功するきざしはないようである。

  • 中尾の相談

「ちょっとみんなに相談があるんだけど…」と話始める中尾。
中尾「去年の年末?クリスマスのちょっと後」
「それは年末だよ。確実に」と菊池
ヒマで家の近所をウロウロ歩いていたところ、ホームレスから呼び止められた中尾。「代わりにサンタクロースになってくれ」と言われて、木彫りのような置物を渡されたのだとか。その置物の現物を持ってきており、会場に見せるのだった。
この置物をどうしたらよいか、と悩んでいるとのこと。菊池は「それはそのホームレスと同じことをするしかないんじゃない?無限大の前とかで誰かに…」
中尾「ああそうか!」
そして会場から「お寺で焼いてもらう」という意見が出て、それもいいね。という話になっていた。
一方、菊池は道を歩いていたところ車が寄ってきて、車内のおじさんからロレックスの時計をあげる、と言われたとのこと。
おじさんは時計を売る仕事をしており、発注数を間違えてしまったため1つ処分しなければならない、だからキミにあげる、その後売ってかまわない、と言うのだとか。ただ…ちょっと食事代くらいはくれないかな?と言われ、1万五千円から値切って3000円で時計を手にした菊池。
そしてこれまたその実物を持ってきていた。
その時計はロレックスではなく、完全なニセモノでそのおじさんは詐欺師であったわけだが、菊池は途中から分かっていたとのこと。
ロレックスでないことはあきらかだったので、そのことを指摘すると、「ロレックスモデル」と言われたらしい。
現物がないとそういうことがあったことを信じてもらえないので、3000円くらいならよいだろうと、お金を払ったのだとか。
菊池は分って面白がっていて、私は「おお、菊池って根性あるなぁ!」と思って聞いていたのだが、中尾はその聞きながら「(木彫りの人形より)そっちのほうがよかったのに!」などと言いながら聞いており、中尾だったら騙されてたのかな、と思うと可笑しかった。
それにしても、そんなに古めかしい詐欺が今もあるのだなぁ…。

去年、イベントのために佐渡島へ行った話をしていた。
佐渡島へ行くにあたり、吉本から菊池に電話がかかってきた。お金がないので、菊池の実家に泊まってほしい、と言われたのだとか。ノンスモーキンの2人だけかと思いきやスタッフも一緒に泊めてほしい、さらには食事も出してほしい、と要請があった。「こんなずうずうしいことあります?」と中尾が憤るのだった。
以下箇条書き

    • 怒っていた中尾だが、菊池の家で一番酒を飲んだのは中尾
    • 同行したスタッフが携帯電話をよく落したり、ブログを書くのに5時間かかったりする人だった
    • サドテレビでショートコントを披露してアナウンサーがひとしきり笑った直後にお悔やみ情報を読んだので、2人で笑いを噛み殺した
    • 佐渡島宝探しの宝の在りかは最初に行った、世界一大きい地蔵
    • 佐渡島へ渡る船の乗り方
    • 菊池の兄とキャバクラへ。佐渡島のキャバクラはスナックである。

こんなにおもしろそうな話を聞いたら佐渡島へ行きたくなってしまうのだった。

  • 次回どうするか
    次回までに、何かしてこよう、と提案する菊池。
    • 占い
    • 一緒に住む
    • 釣り
    • もぐらたたき

などの案が出ていた。占いに関しては実現させる方向らしい。一緒に住むのは、中尾が菊池に怒られるのが分かっているのでイヤだ、とのこと。
中尾「シャンプーがなくなっているのに替えを買ってないって絶対怒られるもん」
菊池「わかってるなら買えばいいじゃん」
中尾「それが出来ないの!俺わかるもん」
ということで結論は出ぬまま…しかし次回開催はかなりやる気であった。楽しみ楽しみ。


ノンスモーキントークは、なんとなくふんわり進んでいて、キメの一言で爆笑が起こるという感じではないけれど、ズーッとなんだか面白いのだった。
まだ1回目で手探りな気がするので、これからもっと面白くなりそうだなぁ、と思った。
次回も是非行きたい。

*1:30人ほど?