LLRの東京ファクトリー 2011.9.13


東京ファクトリーを観てきた。
1回目は新ネタライブというだけで嬉しかったのに、2回目にして「良いネタをやってほしい!」と思ってしまう贅沢な病気にかかってしまった…。


LLRうまい棒のCMに出たい」
コンピレーションアルバムのネタのような作りだった。こういうネタはLLRの真骨頂ではないかもしれないけれど、出来不出来にかかわらず、毎回しっかり笑えるので、なんとなく安心するのだった。(私が安心してどうするのかよくわからないが…)今後もきっと今回と同じように笑えるだろうな、と思う。いろんな味の CMが…というところが特に好きだった。

ライス「2時間のドラマをを3分で」
なんとなくどこかで見たことがあるような気もするけれど、無いような気もする…。多分ちゃんと新ネタだと思われる。ボクシングジムの場面が結構採用されているのね、とか、途中で本当にどういう話なのか気になってきてしまいモヤモヤ…、とか、結構本気でドラマを楽しんだのだった。最後の最後が好きだった。

LLR木綿のハンカチーフを歌いたい」
男女の気持ちが両方歌詞に入っている素晴らしい歌だ、ということで福田が歌うのだった。「ああ、こういう風にネタになるのか!」と感動するし、くだらないその内容がとても面白いのだけれど、これはこの歌を知っている人じゃないとダメなのでは?と思うのだった。やはり会場でも後半の方がウケていて、後半になってやっと曲うんぬんではない部分が伝わって沸いたような気がした。おもしろいのになんだか惜しいな、と思った。

サカイスト「キャラをつける、モテる?」
まったく内容が思い出せないけれど、話題豊富だったことは確かである。

LLRティンカーベルはウザい?」
ティンカーベルのような妖精がいつも着いてきたらウザイだろ?いやウザくない!というわけで福田が妖精を演じてウザさをアピールするのだった。もう…福田が妖精を演じるというだけで面白がる人もいそうでちょっとズルイ。とはいえ福田の演じる女性は必ず悪意のフィルターがかかっているから確かに面白いのだった。また、普段私はLLRの漫才で1つの単語で大笑いする、ということがないのだが、この漫才ではそれがあった。展開が上手いとかそういうのは皆無だけれど、面白かった。

突込味諸国漫遊記
今回は「おしゃれ仙人」を探している伊藤、竹内、桑原、謎の男。ライスが「シュールの思念体」という役だったのが可笑しかった。おしゃれ仙人はデンペーかとおもいきやまさよしだった。今回で「おしゃれなツッコミ」を手に入れたとのこと。
前回のあらすじ映像などもあったし、どうしょもないものをきっちり作っている感じが面白かった。まさかの次回も楽しみになってくるという…


LLRのネタは全体的に前回の方が良かったような気がするけれど、今回が悪かったわけではなくて、私のなかで異常な程にハードルが高く設定してあっただけだ思われる。今回のネタはすべてにおいてくだらなくて、ふざけていて、東京ファクトリーでなければ、どうなっていたか…と思わないでもないけれど、でも多分それでよいのだろうなぁ…と思う。今後外向きな内容に改善したりしそうだし楽しみ!
とにかく今回も贅沢なライブを楽しんだのだった。