ネタの内 2011.9.30

ネタの内へ行ってきた。
吉本の各劇場で活躍する芸人を集めた幕の内弁当のようなライブ、とのこと。
前半はLLRがMCをして、4組ずつネタをした後にそれぞれと少しトーク、後半はザ・パンチがMCでネタとコーナーをしていた。
こういうライブを見るのが久しぶりだった所為かなんだか知らないけれど、とても楽しかった。

ネタの感想だけ…

ゆったり感「英将カレー」(漫才)
カレーのおいしいつくり方からの脱線の仕方がゆったり感ぽいなぁ、と思った。「っぽい」などと言えるほど見ていない気もするけれど…

学天即「甥っこにお弁当を作ってあげたい」(漫才)
初めて見たコンビだった。スルスルと進んでいって気持ちよく、上手いなぁ!と思った。ツッコミの台詞の後に必ず笑いが起きているのがスゴイ!

GAG少年楽団「街の名物オジサン」
高校生役の2人が本当に高校生に見える。コントの中で演じているキャラクターが実際も同じなのだろう、と思うくらい合っていた。

LLR「超能力があるとしたら何がいいか」
以前とオチの部分が変わっていた。とても面白かった。あのオチは時期的に変更したのだと思うが、より一層くだらなくなっていた。そして、ほんの少しの下ネタが出たらびっくりするほど会場が静まっていて、おやまあ…と思うのだった。

ダイタク「怖い話」
すごく上手いし、よく出来ているし、双子の要素を活用しているし、面白いし…感動的だった。双子を活用しつつもそれ一辺倒にならないのである。賞レースなどで見た「兄の呼び方」のネタも同じようによかったけれど、それはあのネタだからなのかと思っていた。でも、こうやって他にもあるのだな!もっとあるならもっと見たい! 最初に決して「怖い話」とは言っていないところも良いと思う。

ハロー植田「B'zコント」
稲葉のモノマネをしつつ、B'zの歌詞でコントをしていた。お腹が気になって凝視してしまった。

ジェラードン「合唱部」
なんの部活に入ろうとしているか教室らしきところで悩んでいる生徒のところに、合唱部のヘンな2人が来て突然歌ったりするのだった。このなんにも考えてない感じが可笑しかった。普通なら部活紹介の会場とかにしそうなものなのに!あはは

トレンディエンジェル「おネエ系」
私は自分が好きな漫才は全体的な展開の妙があるものだと思っていたのに、決してそうとは言えないトレンディエンジェルのネタであんなに笑ってしまうのは…なんなのか…。斎藤が「シェー」と言うだけで笑うのだった。あの徹底したギャグの連発とストーリーとして仕上げない一貫性がもしかして新しいのだろうか…ちょっと…自分で何を言っているのかわからない…

ラフ次元「英語で」
梅村が英語を話せるということで、色々な日本語を英語に訳させるという漫才だった。細かい感じなのだけれど面白い部分が結構あった。前半で見た学天即にしても、このラフ次元にしても5upの人達は上手くて心地よいなあ、と思うのだった。

ノンスモーキン「スーパーの店長(指漫才)」
私がノンスモの指漫才で一番好きな部分は、人物が入れ替わって誰が誰だかわからなくなるところなのだが、このネタはそれがふんだんに盛り込まれている。よって大好きである。だってあれ、指漫才ならではだもの!ただ、この日、前方中央の良い席だったにも関わらず、サンパチマイクに隠れて指が見えにくいという…指漫才の弱点が…

犬の心「サッカーの実況」
途中で池谷が台詞を噛んで、それがメインテーマになっていた。犬の心のネタは久しぶりに見たので、しっかり見たかったなぁ…

ザ・パンチ「墓参り」
墓参りを笑うというものすごく不謹慎なネタであるが、それが面白いと思った。THE MANZAIの2回戦で見た「ガンコ親父」のネタと似た雰囲気で、最近はこういうのをやっているのだろうか…と関係ないことを考えた。