東京ファクトリー 2011.10.4

東京ファクトリーを観てきた。今回のゲストはPOISON GIRL BANDと少年少女。LLRの新ネタ3本に加えて、最近見ることのないポイズンの新ネタが見られるわけである。ワクワクせずにはいられない。

LLR「結婚相手の親に挨拶するタイミング」
ありがちなテーマだけれど、LLRに関しては、その時点でガッカリしないようにしている。なぜならアリガチな展開にはならないから!……と思っていたけれど、このネタは展開で遊ぶタイプのネタではなかった…。最近、伊藤が本音をぶっちゃけるツッコミをする、というのが多くなってきたなぁ…と思った。

少年少女「ライブハウスの掃除」
“ライブハウスで掃除している”という設定で“言葉を間違いまくる2人”というコントが始まるとは思ってもみなくて「これがセンスってやつか!」と思った。阿部が怒涛のごとく間違いを連発するところでたくさん笑った。

LLR「熟女が好き」
「熟女が好きだなんて言うとお前ひくだろ…?」と言って、伊藤に偏見がないか試すところまではとても好きだった。ただ後半ダレて飽きてしまった…。なんとかあの好きな部分を強化したバージョンを次回見られないだろうか!と願う…。

POISON GIRL BAND「昔やっておきたかったこと」
久しぶりのポイズンの新ネタ。なんとなく始まったときは見たことがあるような気がしたが、新ネタらしい。全体的にパワープレーというか、阿部の顔芸炸裂であった。そんな中、吉田の「そんな摺り足のやつにパスはこないよ。腿上げろよ」というツッコミが入るのはすごく絶妙で、そういう一言だけでこのネタは好きなネタになりうるのだった。

LLR「プロデューサーになって伊藤をプロデュース」
今回の3本のネタの中で、ネタフリが正確でなく、最もくだらなくて、展開が適当で、ただのボケの羅列でだったが、一番面白かった。「あーくだらないー!!」と思ってゲラゲラ笑えるのだった。どうしてネコの前なのか、伊藤をプロデュースする意味はなんなのか、そんなことを考える私がバカなのだと思う。楽しそうでなにより。なんだかんだで細かいところが可笑しいので、全体的に面白くなるのだった。東京ファクトリーだからウケるし、LLRもやろうと思うネタなのだと思う。

突込味諸国漫遊紀
今回は、伊藤、桑原、竹内、謎の男のグループから竹内が見当たらなくなり「竹内がいない!」と言っていたら「自分は竹内だ」と言い張る3人(吉田、坂口、阿部*1 )が登場、ホンモノの竹内はどれだ、と彼らのツッコミから見破ろうとする、という話だった。
この茶番劇にポイズンが参加すること自体が可笑しくて、さらにはノリノリの阿部と澄ましながらも竹内のモノマネをしっかりする吉田の取り組み方が面白かった。



今回も面白かった。LLRの新ネタに関しては、思うところが無きにしも非ずだが、それは第1回目が良すぎた所為である。毎月こんなライブが見られる幸せをもっと味わうべきなのだ…私は…。凝った展開のすんばらしいネタは単独ライブまで待つとして、今回の3本目のような、東京ファクトリーで見たときしか面白がれないネタが毎回見られたらそれはそれで相当楽しいではないか!