東京吉本若手漫才協会本公演〜日本のドラマ編〜 2011.11.12
東京吉本若手漫才協会本公演へ行ってきた。
以下ネタの感想
ヒダリウマ『お金がない』
「お金があったら…」ということで、その妄想を繰り広げるのだった。山添のツッコミはソフトで面白いなぁと思った。
エリートヤンキー『東京ラブストーリー』
「セックス」を言いたがらない西島、ということで、2人で格闘していた。
マヂカルラブリー『101回目のプロポーズ』
前半はよくマヂラブの漫才で見るような展開だなー、などと生意気なことを思いながら見ていたのだが、後半、村上がドラマの再現をし始めてからが本当に素晴らしくて感動すらした。それはとてもマヂラブらしいのだけれど、村上が完全に野田の狂った世界の一員となって101回目のプロポーズらしきものを再現するのがたまらないのだった。
デスペラード『日本のドラマをイラン風に』
デスペラードは今までこのライブでは苦戦していた気がするのだが、今回のテーマはデスペラードっぽいことをしていて、とても面白かった。コブの部分がとくにたまらない!
トンファー『古畑任三郎』
本当にくだらないちょっとした切り口で、こんなにしっかりした面白いことができるなんて、すごいなぁ!と思うのだった。トンファーはそういう視点が面白いネタをしたときに特に輝くのかな?2人が体を使って格闘する場面では、エリヤンを思い出したけれど、コンビによってこうも印象が違うものか!と思うのだった。すごく面白かった。
若月『相棒』
年齢差のあるコンビが事件を解決するのがよい、ということで2人で刑事を演じていた。これってなんの話だっけ?と途中で思った。
タモンズ『29歳のクリスマス』
序盤で安部が少し失敗していたけれど、だからこそ、大波のツッコミが上手いことがわかるし、ネタ自体もマイルドになってよかった気がした。大波の発するワードが面白いのはよくわかるのだけれど、安部のあの素っ頓狂な感じをもっともっと全面に出したバージョンも見たいな、と思った。
ロシアンモンキー『名前を忘れた女神』
ロシモンはこういう掛け合いが主軸の漫才のほうが好きだな、と思いながら見た。面白くなりそう!と思わせるのが上手いなーと思った。
天狗『水戸黄門』
宝塚風というのは、以前の漫才協会でもやっていた気がする。決まったフォーマットがあると色々なテーマで使えて便利そうである。
囲碁将棋『家なき子』
安心の面白さ!観客がわからないであろうワードを出して、分かる人はもちろん面白いのだけれど、分からない人もしっかり面白がれるというのは、囲碁将棋のスゴイところなのだろうと思った。イヤミに感じないのは根建のアホっぽさにあるのかな。あはは。
トレンディエンジェル『月9』
最初からAV男優になりたいだとか下ネタを言いまくり、少し違う話題になって落ち着いたところで、その下ネタ部分が、まさにフリであった、という恐ろしい展開!なんてくだらないフリなの!!すごく良く出来ているのに!なんとなく会場のウケは良くなかった気がするけれど…面白かった…
ゆったり感『北の国から』
中村が「なんで?」と執拗に問いかける不条理なネタだった。
えんにち『ドラマ色々』
ドラマによくあるシーンを再現していたが、それは本当にドラマにありがちなシーンなのかな?と思った。
井下好井『家政婦の三田』
助詞を替えると違うドラマに…ということで、色々なドラマのタイトルの助詞を替えたものを想像していた。「ナースのお仕事」のところが面白かった。最後の「ゲゲゲの女房」の部分は助詞でないところを替えていて、私は「助詞じゃない!」と思ってしまう性格の歪みっぷり。
LLR『世紀末の詩』
世紀末の詩といいつつ主題歌であるジョンレノンの『LOVE』を歌うネタだった。途中のダジャレ部分が可笑しくて可笑しくて、この日一番笑った。なんとなく思いつきで作った感じがしたが、なんだかんだで笑わされてしまうのだからズルイ…。