浅草発信!!ブロードキャストの差し漫才 2011.11.13

差し漫才へ行ってきた。
「久しぶりにポイズンの漫才をまとめて見られる!」と喜んでいたのだが、よく考えてみたら私はポイズンの漫才をまとめて見たことなんて過去にあっただろうか…と思うのだった。
とにかくワクワクすることには間違いなく!


ブロードキャスト「すべての音で…→戦隊風に色で紹介」
20分程で2本のネタをした感じだった。ネタとは関係ない最初の部分で、ソラシドの名前を出して失礼なことを言ったりしていたのが可笑しかった。この日披露したブロードキャストのネタの中では戦隊モノ風に色で紹介するこのネタが一番好きだった。


POISON GIRL BAND「ポエム」
最近では一番よく見ているネタで、とっても面白いと思うけれど、このネタはやっぱり初見の楽しさが一番だとは思うのだった。ネタに入る前に阿部が「長い拍手はいいものだ」としつこく言って、「全然ウケない」と落ち込み、
阿部「どこだったらウケるんですかね?」
吉田「いいテーマですね」
というやりとりがあったのだが、もうこれが可笑しくて可笑しくてたまらなかった。


ブロードキャスト「どうもソラシドです」
「どうもソラシドです」「違うわ!」「どうもありがとうございました」


POISON GIRL BAND「リレー」
ブロキャスが10秒でネタを終えたため、すぐに出てくる羽目になったポイズン。阿部がゆっくりと水をコップに注いで唇につけた途端に出なければならなかったとのことで、その様子を吉田が「おじいちゃんみたい」と言って報告するのだった。阿部が「俺のこと見ているなー」と言って笑っていた。この「おじいちゃんみたいに水を飲む阿部」の姿は目に浮かぶので可笑しかった。
リレーのネタは後半にかけてだんだんに盛り上がり、阿部の言う荒唐無稽なことが不思議なことにありありと頭の中に描かれるようになるのだった。それは吉田のツッコミという名の補足によって、できあがるんだろうな、と思う。


ブロードキャスト「バンド」
バンドメンバー紹介で色々なパターンをするのだった。ブロキャスは歌うのが好きなんだなー、と思った。


POISON GIRL BAND「ガッツポーズ」
分かっていたけれど、じっくり見てみるとすごくよいネタだということが再認識できて感動するのだった。吉田の台詞に影響されて、その言葉を次々に言ってしまう阿部という部分はエルシャラカーニの様だと気づいた。しかし印象がまったく違うのはツッコミのあり方かな?というか、この漫才の中心はそれではないからか…


ブロードキャスト「母校で歌う」
母校の卒業式で歌を歌おうと思う、ということで、自作の歌を歌っていた。また歌ってる!やっぱり好きなのだな、と確信するのだった。



トーク
ネタ後のトークはこの日のネタとTHE MANZAIについて話しそうになったところで、吉田が自分達漫才ロボットで少年によって操られている、と言い出し、完全なる神保町テレビ吉田トークの世界になっていた。
そこからはポイズン2人の悪ふざけは終わらないのだが、少し世界観の違うブロードキャストのノリがとても面白いのだった。阿部が「足にコロが付いている。コロは見せられねぇけど…」と言うと、房野が不思議そうな顔で「コロは見せられねぇんですか?」と言ったり、終始「はぁ…」「それで?」と話を促しながらも納得できない風に踊らされて見せるのが本当に上手いのだった。ああ可笑しい!
ネタの話も聞きたかった気がしたけれど、ブロードキャストを巻き込んだ吉田トークが見られたので、満足である。


差し漫才を見るのは3回目だが、毎回本当に面白くて素晴らしいと思うのだった。今回はもうちょっとポイズンのネタを見たかったな*1、と思わないでもないが、3本も見られたのだから文句は言えない。
とても面白かった。

*1:前日に「ああ…モノマネのネタが見たい!」と思い、「明日見られるだろうな〜」と勝手に期待していたので、その所為もある