漫才バトルG1　2012.1.22 - いつになくいつものこと

漫才バトルへいってきた。LLRが出るのがとても久しぶりだったので、私が行くのもとても久しぶり……

パンサー「ペットショップ」
パンサーはなんでも上手くやるんだなぁ、と思った。最初の狂犬病のところが面白かった。

トレンディエンジェル「健康管理」
これがもう…最高に面白くて、涙を流しながら笑った。本筋から離れた斎藤のくだらないダジャレやそれに対するたかしのツッコミとさらにそれへの斎藤の言い訳という流れが、それはそれは可笑しいのだった。
自分としては本筋部分が上手くできている漫才が好きだと思っていたので、最近こんなにもトレンディエンジェルにハマっているのが不思議である…。そういう固定概念を打破する勢いがあるということなのだろうか？

タモンズ「昔話の教訓」
前に見たときは、安部の言う見当違いの教訓がそこまでホンモノとかけ離れていないのがちょっと残念な気がしていたが、今回見てみて、そのくらい微妙に間違っているところこそが面白いポイントなのかもしれない、と思った。

若月「遊園地デート」
デートで観覧車に乗った際に、上がった高さによって女の子に言う台詞を遼が伝授しようとするのだが…、というネタだったが、3分の1の地点までで時間オーバーとなっていた。わはは！

グランジ「流れ星」
よく見かけるネタだけれど、途中からだいじょうぶだぁルーレットの音楽についての論争となったのが面白かった。大の地団駄が素晴らしかった。

マヂカルラブリー「エキストラがしたいよ」
トンレディドラマでの通りすがり役から、斬られ役、ピンチの時に助けてくれる人まで…。斬られ役のところが面白かったけれど、会場ではあまりウケいなかったような…どうしてかな？

エリートヤンキー「サプライズパーティー」
最近のエリートヤンキーのネタのなかではワリと好きだった(といっても、最近そんなにみていないけれど…)。単純で分かりやすくて良かった。

LLR「トレーディングカード」
東京ファクトリーでのネタ。その時より大分、外向きになっていたとても面白かった。途中で「なんで果物のカード！」という面白さに飽きてくると、福田の胡散臭く熱い演技で笑わされるのだから最強である(ちょっとずるいけど…)。伊藤がイヤイヤ付き合っているわりにのめり込んでくる雰囲気もよいなー！

囲碁将棋「心理テスト」
何度か見ているけれど、絶対笑っちゃうなー、と思った。

アームストロング「ウルトラマン官能小説」
今後は「エロ面白い」でいきたいという安村がノートに書いてきたウルトラマン官能小説を読むネタだった。とってもくだらなくて面白いけれど、ノートを読むネタは嫌われやすい気も…。

サカイスト「出待ち」
もしかするとこっちが決勝のネタかも…？

イシバシハザマ「仮面ライダー」
とっても普通の漫才っぽい入りだったので、いつもの声を合わせるツッコミじゃないのかな？と思ったら、いつものヤツだった。しかし、もうそれが普通に見えるし、普通のツッコミとして成立しているのがスゴイと思った。

<決勝>
予選にて、3位エリートヤンキー、2位サカイスト、1位LLRということで、この3組で決勝だった。

エリートヤンキー「父子家庭」
ミニトマトのところが面白かった。

サカイスト「コンビ名を変える」
もしかしたら、これが予選のネタだったかも…？「コンビ名を変えよう」と言っていた気がする。

LLR「メデューサとペルセウス」
これも東京ファクトリーでのネタ。このネタはメデューサゲーム前の部分がもっと凝ったボケだったらいいのにぃ！などと思うのだが、多分メデューサゲームの部分が一番見せたいところなのだろうから、いいのかもしれない…。
なんとなく…予選の傾向を見て、このネタを選んだのかな？と思った。ワリと内向きのネタがウケる感じだったので…。それでも優勝できなかったということは、このネタはやりすぎだったということだと思う。もう少し中途半端なネタの方が評価されたのかも…なんちゃって…！
でもLLRファンとしては、東京ファクトリーの時よりも面白くなっていた気がしたので、良いと思った。

優勝はサカイストだった。アームストロングとマヂカルラブリーが降格とのこと。かなり意外な結果だと思ったけれど、会場のウケ具合からしたら、順当なのかなぁ？
今回はすべてのネタのなかで、予選のLLRのトレーディングカードのネタが抜群によかったしウケていたと思う。私としてはトレンディエンジェルもそれと並ぶくらい面白かったのだが、決勝に行かず残念だった。