東京吉本若手漫才協会本公演 2012.3.20

東京吉本若手漫才協会にいってきた。 今回のテーマは『名曲』
以下ネタの感想


ゆったり感 DREAMS COME TRUE『LOVE LOVE LOVE』
江崎の歌いだしのボケで笑った。中村の歌が下手なのはボケなのかなぁ?


ヒダリウマ GLAY『誘惑』
今現在、自分たちは26歳。GLAYTAKUROが『誘惑』を作ったのも26歳。ということで、歌詞を見つめ直し「こんな歌詞書けないよね」というネタだった。すごく忠実にテーマを守っている感じで、まじめなのに面白いなんてスゴイなぁ!無理が無くて、納得できた。ああ26歳なんだな!と思う。


若月 LUNA SEA『ROSIER 他』
確かトークライブで決めたときは、「使用するのは1曲のみ」となっていたと思うので「反則だわ!」と思ったが、そんなの私が気にすることでもないか…あはは!


トレンディエンジェル 嵐『Monster』
これがもう…物凄く面白かった。「名曲」というテーマがトレンディエンジェルに合っているというのもあると思うけれど、今回のライブでは他を圧倒していた。
ネタとは関係ないつかみの自己紹介ギャグからすでに窒息寸前となり、ネタのテーマがAKB48の公式ライバルに乃木坂46のように、自分は嵐の公式ライバルになりたい、という素晴らしさに感動するのだった。元曲がどんな曲だったか、ということもしっかりと伝わるし、絶対誰もがわかるボケなのに、エッジが効いているので、スマートなんだな、と思った。


マヂカルラブリー SMAP『SHAKE』
野田「あれ?それ、なんか言われたことあるかも…?でも違うかもしれないし…」、村上「え?野田くんそう言われたことあるの?じゃあそうなんじゃない?歌ってみてよ」というなんとも優しいやりとりからの、ただのダジャレというのが可笑しくて可笑しくてたまらなかった。オクターブのところは村上のツッコミ前にもうすでに笑いたくて、堪えるのが大変で困った。


天狗 サザンオールスターズ真夏の果実
女の子とカラオケにいったときのためにモテる歌い方を模索していた。モノマネのレベルが絶妙だと思った。


LLR 小田和正ラブストーリーは突然に
前半の若干の替え歌やダジャレの部分はワクワクしたけれど、後半のキテレツの辺りがなんとも…上手くないな…と思った。やっつけ感があるのだった。次回は面白くなりそうだけれど、もうこのネタを見る機会は無いような気もする。


エリートヤンキー 子門真人およげ!たいやきくん
英語を入れるのって現代風なのだろうか?と思った。でもそれは後半の橘の部分を生かすためなのかな?


タモンズ SMAP世界に一つだけの花
タモンズのネタもとても好きだった。安部が大波に言い負かされてしまうとなんとなく悔しいという、まさにタモンズの思うツボにはまりつつあるのだが、このネタにはほんのちょっとだけ安部の逆襲もあり、とはいえそれに動じる大波ではなく…とても面白かった。タモンズは漫才協会のネタを他のライブでも積極的に披露している気がするので、これからまた見るのが楽しみだなあ!


囲碁将棋 レミオロメン『粉雪』
粉雪のサビが分からないという根建が、分かるまで歌うのだった。とにかくずっと根建が歌っていた。間違ったサビの部分がいまひとつピンと来なかったのが寂しかった。もっと上手く歌ってよ!結局囲碁将棋がやればなんとなく面白くなるのだけれど、もっと凝った展開を期待してしまった…。


デスペラード 福山雅治『HELLO』
デスペラードを見る機会が全然ないので、見られることが漫才協会の楽しみの一つとなっている。カラオケで合いの手をいれるというネタだったが、そのボケがイランに強く関連していればいるだけ面白いというのが、さすがといった感じ。


えんにち 松田聖子『赤いスイトピー』
『赤いスイトピー』は○○中毒の歌だ、ということで、歌詞を検証するのだった。歌いだしのあたりは、なるほどーと思うのだが、それ以降は割りと無理矢理なのが可笑しかった。最初の部分だけ思いついてこの曲を選んだのかなぁ?


トンファー スキャットマン・ジョンスキャットマン
中MCの際にロシアンモンキーが題材の曲を読み上げたときに、ボケの予想をして、それがまさに当たってしまっており、それを山西がしっかりとネタ中に処理していた。山西の手腕が見られたし、その所為でダメになってしまわなかったけれど、予想はしなくてもよかった気がした。小浜のボケを最終的に山西がまとめたのが面白かった。


井下好井 吉幾三『おら東京さ行ぐだ』
当初の予定は小沢健二の『カローラ?に乗って』だったので、ちょっとどんな風になるのか楽しみにしていたら、変更になってしまってちょっと残念だった。井下好井は、前回のひらかたパークといい、なんとなく題材自体が面白いものを選ぶんだな、と思った。


ロシアンモンキー 久保田利伸『LA.LA.LA.LOVESONG』、斎藤和義『歌うたいのバラッド』 
私は知らなかったが、「新ネタではない」という話を友達から聞いた。