LLR単独ライブ2012春 総集編〜単独ライブ5公演の中から、お気に入りのネタやっちゃうよ!〜 2012.4.13

LLRの単独総集編にいってきた。
単独ライブに不満があったため、行くのを躊躇していたが、チケットも余っているようだったし、新ネタがあるということで、ついつい足を運んでしまったのだった。


以下ネタの感想


「雇用問題に立ち向かう」漫才
いきなり新ネタなのだった。しっかり漫才の新ネタだったのが嬉しかった。ただ、最初から結構な感じで会場が静かになっていた。雇用を増やすために自動になっているものを手動にしよう、というネタだった。かなりふわふわしていたので、要らない部分をそぎ落とした完成バージョンを見たいと思った。自動ドアのところが面白かった。


(ボートボーイズ)競艇漫才」漫才
F-1GPで優勝したミルククラウン竹内と福田の漫才。


映像「お菓子対決」


「納豆」漫才
リメイクライブで披露した納豆のネタ。そのとき、このネタはイマイチだったけれど、内容は何も変わっていないのに、ちょっとびっくりするくらい面白くなっていた。何がしたいのかはっきり分かるようになっているのだった。リメイクライブのときは「納豆」を「人」のように見立てるところと、「ダジャレ」の両方が見せ場になっていてゴチャっとしていたが、今回はダジャレの部分が言いたいから納豆を人に見立てている、と分かるようになっていた。本当に何も変わっていないのに、見せ方でかわるんだなぁ!伊藤の「お前ダジャレ言いたいだけだろ」という一言があったからかな?*1


映像「お菓子対決」


「パン屋」漫才
私はこの漫才がとても好きなのだけれど、出来としては単独ライブ中に見た2回目のものが一番よかったと思う。「おにぎりください」はやっぱりアホすぎて笑ってしまう。


映像「鍋-1グランプリ」


「スラムわんこ」コント
単独ライブからこれを見るのは3回目だが、一番ダメだったな…。これも2回目に見たときが一番よかった。キャストはそれと一緒なのにな…。G7でも披露したりして、本人達があきてしまい、無駄な部分が入った感じがする。池田とか五明とか出ているのにもったいないー!


映像「鍋-1グランプリ」


「ライスの試着室」コント
最も評判の悪かったコントをライスがリメイク、ということで、あの悪評高い「試着室」をライスがやるはめに…。
試着する客の役を関町が、服屋の店員を田所が演じていた。関町の表情がすばらしくて、無言で立っているだけで面白いのだった。田所も伊藤に比べたら1人のときに間が持つというか、優秀だなぁと思うのだった。とはいえ、やっぱりネタが悪い…


「シソンヌとのコント」
これも評判が悪かったシソンヌとのコラボをもう一度、ということで、LLRとシソンヌがユニットコントをするのだった。
単独のときとまったく違うネタをしていて、これがちょっと目を見張る出来なのだった。LLRのコントでこんなに良いものを初めて見た。
数百億を賭けたUNOをしている4人が心中の語りを入れながら心理戦を繰り広げる、という内容で、LLRのコントによくある感じ。LLRっぽさは、その作りに出ているし、じろうが中年女性の役だったり、長谷川は口が悪いしで、シソンヌの個性も光るのだった。本当にしっかり「コラボ」していて、とてもよかった。このネタは福田が作ったらしいが、シソンヌは自分が作ったネタでなくても自分たちの色が出せるんだなぁ、すごいな!


「青春群像劇〜鳳凰飛翔編〜」
単独ライブの続き。
「“じゃないほう”芸人の逆襲」というような内容だった。フルーツポンチ亘が出ていた。亘は出てきていきなりかなり長い台詞を言わされていて大変そうだった。亘は恒例の一発ギャグ対決でもとても面白かった。あと池田も。




このライブによって、単独ライブの不満が解消されるようなことは無かったけれど、漫才の新ネタが見られたこと、「納豆」がとても良くなっていたこと、「シソンヌとのコント」が素晴らしかったことの3点で、とても満足した。
私の思いとは違うけれど、LLRのサービス精神は素晴らしいな、と思う。

*1:前は「お前それ言いたいだけだろ」だった気がする。それも「ねばれよ」に対してだけ言っていたと思う