若武者第十八陣 2012.4.15

若武者にいってきた。
いつもながらエルシャラカーニのMCが面白いのだった。


以下ネタの感想


ドドん「刑事とお坊さんどっちがカッコイイ?」
袈裟を着ている所為か、お坊さんが若いなぁ、と思った。なんだか子坊主のように見える。わりと毎回そう思う。


三四郎「尻」
「シリ」という音の入った言葉を羅列するのだった。三四郎はこういう単純なことをして遊ぶネタが多いのかな?何が面白いのか分からないけれど面白かった。


リトレイン「不幸が似合う」
速水の表情が面白いなぁ、と思った。でも速水のキャラクターは明るくて不幸が似合う感じではないと思うのだった。


ドリーマーズ「席を譲る基準」
いつもと違って戸矢が突飛なこと言うわけではなくて、ネタにはワリと普通に入るのに、坂本のツッコミが理論的なようでいて段々ズレていくというのが面白いと思った。ドリーマーズはツッコミがワーワーとかなり変なことを言っても、戸矢のスタンスが変わらず、そこに介入したりしないのだった。よいなー!


チェルシー「政治議論」政治に関する討論番組で、評論家がゴリラ、リンゴ、パンダなどの言葉を使って説明するのだった。そこが繋がる瞬間や聞く人の態度がとても面白かった。聞き役んに「ちょっと何を言っているかわからないですけど」と言われる部分が本当に何を言っているのかわからなかったのだが、あれはよく聞くと意味があるのだろうか?適当だったらイヤだなー。あるなら面白いなー。


ニューヨーク「結婚して娘ができた場合、どんな婿ならよいか」
どんな人物ならよいか、ということでそれを羅列し判定していくのだが、最初の「売れない芸人は許せない」というのと次の候補はつながりがあったので、ずっとそうやって前の候補につながっていくのかと思ったら、3つ目からは全然関係のない候補になったのでガッカリした。


ぽ〜くちょっぷ「どっちがモテるか」
だいたいいつもモテるモテないの話をしている気がする。今回もきっとそういう話をしていた。


巨匠「ファッションの流行を先取り」
このネタは1回目が一番面白いな、と思った。先日のSparkで同じネタを見たので、少し落ち着いて見てしまった。でもやっぱりあの帽子のセレクトはとても面白いなーと思う。


浜口浜村「ダンス」
なんというか浜口のダンスが本当に素晴らしいもののように見えてくるのが恐ろしいと思った。多分、ネタの本質としては、“本当に素晴らしく見えて”はいけないのだろうけれど……いやいいのかな?お尻のフリもとてもよかった。


パルパティーン「好きな子の実家に持っていくもの」
「彼女ではないけれど好きな女の子の実家に行く」というのがすごく回りくどいけれど、そういうひと手間を入れてもすっきりさせているのがとても上手いな、と思うのだった。きっとキャラクターとして、「彼女」じゃダメなんだろうな。


ねじ「クッキング番組」
「何かもう一展開あるに決まってる!」と思いながら最後まで見た。


ジグザグジギー「グループ分け」
最初に修学旅行委員として企画を発表していた人物が修学旅行のグループ分けで余るのだった。その企画の段階で何かボケが挟まれるのかと思ったら普通に終わり、そこから純粋に「余る」ことだけで話が進むのが潔いなぁ、と思った。余らせる先生が数学教師だったり細かいところもしっかりしていた。 <ゲスト>

あきげん「カーナビ」
ドライブを趣味にしたらカッコイイのだろうか?と思った。カーナビの話だったり、ツッコミをばかにしたりしていた。


うしろシティ「手術前の少年に会いにゆく金子選手」
前にも書いた気がするけれど、うしろシティのコントは見えないもう1人の人物の存在がとても面白いと思う。


三拍子「時事ネタ、コンビ名を売る」
時事ネタに古いニュースを挟んだり、後半は時事ネタから派生した普通のネタ*1になったり、盛りだくさんで楽しいのだった。とくに後半の「三拍子」という名前を企業に売ろうという部分がとても好きだった。最近のそういう部分(歌ネタだったり、今回のだったり)は、前半の時事のところからとっても自然につながってすごく良いと思う。またこのネタは先日バカ爆でも見たが、フリーな感じでやっているようでいて、かなりの再現率なのは、なんかちょっと怖いくらい。




結果は、1位ドリーマーズ、2位ジグザグジギー、3位浜口浜村、4位ねじ、5位ドドん、6位三四郎だった。
私はドリーマーズ、浜口浜村三四郎に○をつけたので、全部残ってよかった。そして、ドリーマーズが1位だったのが何よりも嬉しかった。わりと全体的に爆発することのない中、ドリーマーズだけがとても盛り上がっていたので、当然なのだろうけれど…。

*1:「普通の」というとおかしいけれど…。「時事ネタでなくても成立するような」という意味