LLRの東京ファクトリー〜おNEWなネタを生産します〜 2012.5.21

東京ファクトリーを観てきた。
「2ヶ月ぶり」と言っていたけれど、もっとあいていたように感じる。

今回のゲストはジューシーズジャングルポケットだった。
ジューシーズは3人とも東京出身。ジャングルポケットは武山が東京出身。ゲストは1人でも東京出身のメンバーがいる組というルールが一応あるため、「武山が初めて役に立った」と言われていた。
福田は相変わらず、「月島とかでしょ?埋立地は東京と認めない」とか「高円寺?聞いたことないい。休日は中央線が止まらないから行けない」などと憎まれ口を叩いていた。OPトークがされるようになってから、このゲストの地元悪口が定番化していて、面白いのだった。

  • LLR「心配性」

どうにも自分は心配性だという福田が、とにかく客席に「大丈夫ですか?見えてますか?」などと過剰に気を使うのだった。過剰がゆえにだんだん失礼なことを言い出すと言うネタ。いきなりキャラクターになりきって「これは漫才ではない」という設定で進むのはLLRによくあるけれど、客席を巻き込むのはめずらしいな、と思った。そこまで飛びぬけて失礼ではなかったり甘い感じがして、そんなに成功していたとも思えないけれど、“だんだん失礼なことを言う”とか“嫌われている”とかという流れはLLRならすぐに思いつきそうだし、オチの強引さとかを考えると、練りに練ったものとは考えにくく、ということはすごくサラっと作ったのではないかな?と思って、こんなのをサラッと作れちゃうとしたら凄いなー!という完全に勝手な妄想を下地に感心をするのだった。

小指をたてて「コレ」、腹の膨らんでいるジェスチャーで「コレ」、というようなサインで会話するのだが、だんだん通常では見かけないサインも出てきて…。動きがあって、小さな裏切りもあって面白かった。何度もやっていた斉藤の不思議な動きが何のサインだったのかが解明されなかったので、知りたい。

松橋の引越しを手伝う児玉と赤羽。中学時代からの友達の児玉はイジられキャラで…というネタだった。ジューシーズらしいのユルユルさがあるのに、物凄くインパクトもあるネタで、ジューシーズのこんなに最初から最後まで隙なく面白いネタは初めて見たなーと思った。とてもとても面白かった。

  • LLR「サッカーのコントをいきなりやりたい」

何の説明もなくサッカーのコントをしようとする福田に説明するように促す伊藤だったが「しろよ」「したくない」の攻防に。「大体みんなわかるでしょ?よくあるじゃん漫才で」とか最初に言うので、そういう設定を笑うネタなのかと思ったら、2人がどちらの方が優位に立つかというのがテーマだった。どこでどう、というのがないのに正論の伊藤の方が優位にたっていく過程は面白いな!(ちょっと見飽きた感はあるけれど…)最後に披露する“福田がやりたかったこと”のくだらなさが好きだった。

  • 突込味諸国漫遊記第八章

過去に登場した腹黒チビハゲ(パンサー向井)が、復讐に燃えジューシーズジャングルポケットを洗脳して、突込3人(伊藤竹内桑原)に対決を挑むのだった。「ゲームコーナーさえあればいい」と洗脳されたジューシーズジャングルポケットジェスチャーだとか“リーダーは誰だ”ゲームなどをしていた。最終的に竹内が腹黒チビハゲに撃たれて……(続)
こういうたくさん人が出ている舞台では児玉ばかりに目がいってしまう…


最終回の7月は、2時間スペシャルとのこと。ああ…あと2回…終わってしまうのは寂しい。
突込味諸国漫遊記は置いておいて、自主的に新ネタをおろすライブは続けて欲しいなー。それをやってくれるなら、突込味諸国漫遊記もあっていいから〜!