漫才大作戦リターンズ 2012.6.30

漫才大作戦リターンズに行ってきた。


OPMCはポテト少年団だった。
前日がオールナイトライブで寝ていないという内藤と菊地がお互いに「年寄り」だと言い合ったり、内藤がルミネで寝ていたら夢に「お笑いの神様」が出てきたなどと話していた。どうしてお笑いの神様だと分かったかというと「胸に書いてあった」から、とのこと。わはは!
中谷「じゃ、今日、面白いかも!」

何度か見ているけれど、アイパーの演じる女性に本気でイライラしたりするので、かなり入り込んでいるのだと思う。金魚のところで会場から本気の「え〜」という声があがっていたのが可笑しかった。みんな入り込んでいるのだ。

  • 若月「八百屋」

前半は初見のネタだと思ったけれど、後半になって見たことがあると気づいた。以前見たときのほうが面白く感じたような気がした。(忘れていたくせになにを…)

ツッコミを2人で歌いながらするやつではなくて、普通の漫才。「熊を目の前にして、それ言うの?」というのが、とっても真っ当だと思った。そこが真っ当なのに、熊の再現がそんなに忠実じゃないのが可笑しかった。

  • ゆったり感、ひでのりをください

合唱コンクールで歌った『英将をください』という歌を中村が歌ってみせていた。『翼をください』の替え歌だった。

売れたら副業をしたい、「おげんこ居酒屋」という店を開く、というネタだった。いつものポテト少年団の「ちょっとやってみましょう!」という漫才ではなくて、なんとなくコントの部分はあるものの、会話が主体だった。3人の役割分担具合がとても面白かった。

  • ソラシド「ラジオDJ、恐怖映像DVDのナレーション」

ソラシドの漫才は、恐怖映像DVDのナレーションが一番好きだと思った。3つくらいしか知らないけれど…。とにかく進め方とかしゃべり方とか全部流れるように上手くて、矢継ぎ早に進むところもあるのにうるさくなくて心地がよいと思う。

このネタはトレンディエンジェルにしては、もう一つだと思うのだけれど、この日はいつもよりはよかったような…?それにしても、流れがなさすぎると思うのだった。

お笑いのことを裁縫の用語に言い換えるネタで、私が見るのは多分3回目。全然上手く言い換えられて無い!と思っていたのだけれど、上手くないのは後半のミシンのところだけだということが分かった。

直後の出番のLLRが前のライブの関係でまだ会場に着いていないということで、最初に関係の無い話をしたりして長引かせていた。それをスマートにやりたいのに、デンペーの所為でお客さんに分かってしまう!、とまさよしが嘆いていたが、そういう風に嘆くことで、ネタを自在に長引かせたり縮めたりできることをお客さんに示したいのだろうな、と思った。言わなくても分かるのにね!

  • LLR「ちびまるこちゃん」

前日の東京ファクトリーで披露していたネタだった。この日は、普段とは違うスタイルのネタ、というか普段はもう少しだけ奇抜*1なネタをしているが、オーソドックスなことをする組が多かったような気がする。LLRもそのうちの一組で、そういう中で、私から見ると他に比べて面白く感じられるのだった。ネタの奇抜さがなくても輝くなんて、実力があるなー!と思うのだった。ポテ少も…

  • ボーイフレンド「正しい歯磨きの仕方」

リズムに乗せて、何かを覚えるシリーズ。歯みがきは初めて見た。メイクラブのヤツが一番好きだと思った。


漫才大作戦リターンズは、一応THE MANZAIのためのライブということになっているけれど、新ネタでもないし、強制暗転もないし、ネタ時間も3〜5分といっても、5分にはおさまらない組がほとんどで、「対策」ライブでは全然ないみたい。だんだん本格的になっていくのかと思ったけれど、このまま続きそうである。*2ボーイフレンド宮川がこの日寝坊して遅刻したり、LLRが遅れてきた所為もあったかな…

*1:奇抜というほどではないけれど…言葉が思いつかない

*2:それなら以前イメージが強すぎるので漫才大作戦という名前にしないでほしい…なんちゃって