LLRの東京ファクトリー〜おNEWなネタを生産します〜FINAL 2012.7.9

東京ファクトリーへいってきた。
これが最終回。
LLRの新ネタをLLR主催のライブで見られる幸せが…最後だなんて……

  • LLR「クレヨン」

福田が黒をよく使うので2本にしたい、だからいらない色を探す、と言うのだった。「この色は○○に使うから…無くせない」ということで話が進むのだけれど、その○○の部分に共通するものをもってきて「あれ?」となってくるのが、LLRだなぁ、と思った。さも当然かのように振舞う福田が面白かった。

  • ボーイフレンド「正しい歯磨きの仕方」

最近は歌うネタをよく作っているのかな?吐きそうになるのが可笑しかった。

  • ライス「我が道」

「通信業界で働いている」という田所だったが、通信業界とは…という以前の単独ライブでやっていたネタだった。ライブ後に「らいおんハート」とメモしていたけれど、正確にはなんというタイトルだったか思い出そうと、過去のメモを見たら「我が道」と書いてあって、なんだか笑ってしまった。そりゃあ忘れちゃうよ…
このネタはきっと単独ライブ以外で見る機会は少なそうで、きっと東京ファクトリーは時間の制限や機材に関係なく、なんでも好きなネタをやっていいことになっているんだろうな、と想像できる。制限のある中で輝く人もいるけれど、ライスは制限なく好きなことをするのが一番面白いのだと思った。

  • ハリセンボン「結婚相手を見つけてきた」

ハリセンボンは久しぶりに見た。はるかが春菜に合う結婚相手を紹介すると言って、ダルビッシュなど、有名なイケメンの名前を出すのだった。その落差の可笑しさだけではなくて、名前のモジるのが主題なのが、面白いなーと思った。

  • しずる「びっくり先生」

前回の単独で「Teacher」というタイトルでやっていたネタ。「コント、びっくり先生!」と影マイクで言ってからネタをしていた。なにも言わずに分からないままというのも面白いと思うけれど、分かりやすくてよいのかな?……これは池田のオモシロ演技を見るだけのネタなので、なんでもいいのか!!大好き!

新人アナウンサーと料理家の3分クッキング

下着泥棒の師匠と弟子

何度も見たネタだけれど、2つ前のネタからザパンチのことしか考えていなかったのもあってか、物凄く面白かった。以前見たときよりも、松尾が浜崎に言うツッコミの破綻具合が増していて、浜崎の「今何で怒られてるの?」という言葉が最高にハマっていた。グルメリポーターの再現なんて2パターンしかなかった。わはは!

「全然ネタに入れない」「アドリブでこういうことばっかりやって、肝心のネタでチンチンにスベる」などと言いながら延々とアドリブの漫才をしていた。サカイストは、きっとこうやってネタの入りにアドリブで会話をして、そこでウケたところをまた次のときにアドリブとして入れて、で、そこでも本当のアドリブもあって、ウケたらまたそれも次にやっているんだろうな、と思った。でも本当にネタの部分よりそのほうが面白いと思う。「これアドリブなんで!」などと言わずに潔くそれだけの漫才をしたらいいのに…と思った。

  • 突込味諸国漫遊記最終回

ラスボス、ツッコミマザー(ハリセンボン春菜)が登場して、伊藤と対決し「結局普通のツッコミがよい」という結末だった。春菜、松尾、ハブがとても面白かった。





最初に「1時間半くらい…」と言っていたけれど、2時間15分はやっていた。ははは!
LLRの新ネタが見られるのはもちろん、以前ジューシーズがやっていたネタや、前回のしずるのネタ(Super Natural)、今回のライスのネタは単独ライブ以外ではそんなにする機会がなさそうなネタで、好きなことをやっているなぁ!と思ったのだけれど、そういうネタができるライブが一つなくなってしまったのもとても残念だと思うのだった。
とはいえ、好きなことをして面白い人というのは限られた人たちなのだな、というのも、今回で思い知ったのだけれど…。*1
思い出してみると、最初の頃はゲストも新ネタだった……
ステキなライブだった。

*1:今まで見たお笑いライブでもっともツライ瞬間が今回はたしかに存在した……