漫才バトルG1 2012.8.23 

漫才バトルG1にいってきた。


以下ネタの感想

  • タモンズ「エロナース」

漫才協会で披露していたネタ。あまりウケておらず、途中で大波が「なんでそんなに声ちいさいねん」と安部に言っていた。私には安部がいつもと違うようには感じられなかったので、大波はウケていないから動揺しているんだろうなぁ、と思った。ネタ中にそういうことを言ったら余計に失敗してしまうのに!ちょっと残念だった。

こういうライブでまだこのネタをやるのか!!という驚きと、それでもしっかり会場が盛り上がる、という2つの驚きがあった。やっぱりこのネタは面白く、パワーがあるのだった。最近のロシモンのネタにあまりハマらないこともあって、1つ絶対にキメられるネタがあるというのは凄いことなんだな、と思った。

西島が橘をたくさんビンタしていて、頬が赤くなっていた。人の皮膚はデリケートなんだなーと思った。

タモンズと同じ回の漫才協会でやっていたネタ。相変わらず最初の「最近体調が悪くて…」で笑ってしまう。あと何回かこのネタを見たら、笑わなくなる日がくるのかな…?トレンディエンジェルのくだらないギャグは何度見ても新鮮に面白いのがスゴイ。

  • 若月「亮ちゃんの卒業式」

亮がしっかりと他のことをしないでボケて、徹が亮のダメさに言及しなかったので、ちゃんとネタが見られた気がした。

振り返ってみて、囲碁将棋のネタを思い出せないなんて……初めて…

いつもは話の展開よりも森木のツッコミにうっとりするのだけれど、このネタはちゃんと重岡のボケで笑った。それはこのネタを初めて見たからかな?と思った。ラフコンはよく同じネタばかり見る気がしていて、でもラフコンのネタはものすごく王道で真っ直ぐなので、何度も見るのに向いていないのかなー?と。

  • LLR「爆弾処理」

単独ライブで大好きだったネタが見られて嬉しかった。伊藤のとぼけっぷりは、お笑い的にはおかしいけれど、私たちの生活の中だったら何にもおかしくないのだった。それなのにあんなに変人に見える“お笑い”の世界ってやっぱり特殊なんだなーとか。そのお笑いの世界にどっぷりな人が、こういうネタを作れるもんなんだなー、とか。普通の世界とお笑いの世界の両方の感覚を持ち合わせていないと人を笑わせられないんだろうなーとか。当たり前のことを思った。

ジューシーズらしくて面白いネタだけれど、やっぱりこのネタは飛び道具だし何度も見るもんじゃない気がした。コント中心の人が漫才ライブに定期的に呼ばれるのは大変だろうな、と思った。

  • パンサー「アイドルを作る」

パンサーは漫才をやってもしっかり普通のネタができてすごいと思うのだった。このネタもちゃんと面白くて、やっぱり人気者なだけある、と思った。

いつものジャングルポケットの漫才とはちょっと違う形の漫才で、斉藤がツッコミではないのだった。いつものヤツの方が好きなので、全部同じ形でもいいのにな…と思った。いつものネタはいつも同じでも大丈夫なくらい威力があると思う。

アクション映画ってこんな感じ、ホラー映画ってこんな感じ、と擬音で展開を説明するのだった。その“感じ”がなんとなく分かるし、2人がマイペースでやりあうのが面白くて、とても好きだった。 <決勝>

  • パンサー「ペットショップ」

漫才は3本しかない、と言っていた。これも普通にちゃんとした漫才で感心するのだった。いつもパンサーの漫才を初めて見たかのような感想を持ってしまうけれど、実はそんなことはなく…。普通にちゃんとしているから、忘れてしまうのかもしれない…。

  • LLR「デート」

このネタはいつからやっているのだろうか…。笑ってしまうほど昔なのでは?決勝の前に福田が「ネタ合わせはいりません。漫才ってアドリブでしょ?みんな練習してるの?それなのに僕らに負けたの?」などと言っていたくせに、このネタ選び。わははは!しかも伊藤が途中でネタの進行を忘れるというハプニングもあり…。何をやってるのかな?と思った。
それにしても、最近のネタにくらべて、このネタの力技具合といったら相当なものだと思うのだった。ただのヘン顔や声で笑いをとっている部分が多数!

これまた、代表的なネタ…。名作桃太郎の翌年くらいに同じ系列のネタとして見ていた気がする。私は断然桃太郎のほうが良いと思うけれど、このネタもいつもウケていて、ロシモンの底力を感じるのだった。


優勝はロシアンモンキー