浜口浜村の自主ライブくん〜漫才編〜 2012.10.1

 
自主ライブくんにいってきた。以下ネタの感想

  • ブルーセレブ「付き合いたい人」

ブルーセレブは最近、いつ見ても安定して面白くて、すごいなーと思う。なでしこジャパンのところが好き。

  • ゴールドラッシュ「恋愛漫画のヘンなところ」

「ヘン」なところを指摘することよりも“その再現をしたい”というのが最初にあるんだろうな、と想像してしまって可笑しかった。「こういう場面よくあるね」と言っていたけれど、特定の漫画の一場面な気がした。

いつもとボケとツッコミが逆だった。いろいろ試しているのであろう。会場が静まりかえってしまった為か、途中でそのこと*1を言っていたけれど、それはスマートじゃないなーと思った。

「実は僕漫才中にお尻に○○を…」というネタだった。
それを2人で連続していくのが、浜口浜村っぽい。その取っ掛かりの思いつきだけじゃなくて、最後にも展開があって凝っているのだった。とても面白かった。

  • 笑擊戦隊「なんで?」

野村が「趣味を持ちたい」というが、柴田がそれは「なんで?」と…問うネタだった。
どこかで見たことがあるちような…でも知らないような…。どこで見たのかな?とずっと考えてしまって集中できず、自己嫌悪になった。質問する側が逆になったところが面白かった。

THE MANZAI2回戦で見たネタだった。とてもメタな漫才で、やりすぎかのような気もするけれど、「究極のボケ」の対する仲嶺の態度がとても面白いから、すごく笑えると思うのだった。三日月マンハッタンは出演しない日のTHE MANZAI予選でも何度か見かけていて、それでこの内容のネタ…ということで、「お笑いが大好きなんだろうな〜」と想像できて、好きになってしまう。

浜村が「面白い話」があると言って、思い出し笑いをするのだった。その話を伝えるためにニヤニヤしながら頭の中で整理する浜村を見つめるだけのネタなのだけれど、それでもこんなに面白いのは、どうしてなのかな?と思った。

バーに行きたい、そんなの似合わない、という攻防。いつもながらツッコミが痛そう >_<

感動した話をしようとするも、どうにも邪魔が…というネタだった。違う話に普通に進んでゆくところが面白かった。


浜口には、別の職業があるだろうと疑う浜村。作曲家の浜口○○なんだろう!と疑うのだった。検索スキルが低かったり、思い込みが激しかったり、それを疑うきっかけに戻ったり、あらゆる勘違いがつまっていて面白かった。この漫才は、浜口がどこまでもまともなことを言うタイプのヤツ。

  • ドリーマーズ「怖い話」

先日のSparkで見たネタ。そのときに「前半は昔からある“とある話題が実は違う話題だった”だけのネタだけど、後半にそれをふまえての展開があって、進化している!すごい!」と思って、友人に聞いたところ、どうやらこのネタは、前半は昔からあって、後半は新しく作ったものだそう。古いネタを今の実力に合うものに作りかえられるなんて、本当にすごい!さらに、この日はSparkの時とも、最後がちょっと違っていた気がした。どこが違うか指摘できない程度なので、私の思い違いかもしれないけれど…。でもそう思うくらい練られている気がするのだった。

毎回同じ形式なのだけれど、毎回面白いのは、本当に上手いからなんだろうな、と思う。ネタによって違うけれど、何度も出てきて加藤が捕まえるボケがいつも面白い。

ボケとツッコミはどちらが偉いか…など…。
あら、松っちゃんみたいなこと言ってる、と思ったら、本当に「松本も言ってたし!」と松本人志至上主義なネタだったので、可笑しかった。最終的に、漫才ではなく演説をしにきたんだ、と演説をしたり、めちゃくちゃなのだけれど、言葉の選び方とか成り立っていないようで成り立つ会話が絶妙で面白かった。まるで即興漫才のようだったが、そうではない模様。YouTubeにあるらしいので、他の時にはどんな風なのか見てみようと思った。

  • 浜口浜村「やりたいことがないからお詫びに死ぬ」

これまで、この自主ライブくんの最後の漫才は自由にやらせてもらってきた。でも今回はやりたいことがない、だから死んでお詫びします。と言って2人で床に倒れるのだった。客席からジグザグジギー宮澤にカツを入れられ、復活して、ポンポンしていた。(なんじゃそりゃ)
楽しそうで何よりだなぁ、と思った。



このライブにいくと、浜口浜村を好きになってしまって困る。本当にみんな面白くて、幸せな気持ちになった。この自主ライブくんは次回が最終回で、漫才編は今回が最後とのこと。とても残念。また来年も開催して欲しいな。

*1:ボケツッコミが逆なこと