ストロングナイン 〜THE FINAL!?新たなる希望〜 2012.11.1
ストロングナインを観てきた。
- オープニング
それぞれが1人づつ出てきて、今後出てくる台詞を一言づつ言う。
- オープニング映像
カッコイイのだけれど、9人いるから結構長い。
- ネタ
- マキシマムパーパーサム「桃太郎」
ネタがはじまったときには、「漫才師はいつまで桃太郎のネタを作り続けるのだろうか…。何かに挑戦しているのか…」とマイナスなイメージを持ったのだけれど、そんなみんなやってる道に突き進んでいるだけあって、視線の角度が面白いのだった。それほど鋭角でもないのに、面白いのはマキパが上手いからなんだと思う。とにかく、最初のくだりが思いもよらないものだったので、本当に台詞を間違えたのかと思った。すごい!
唯一、腑に落ちなかったところもつよしの一言で、状況が変わるわけでもないのに、納得できて、上手いいなぁ!と思った。
- マキシマムパーパーサム「桃太郎」
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- ジャングルポケット「空港に彼女を引き留めに」
いつものジャンポケの漫才。私はこの形がとても好きで、いつも大笑いしてしまう。ただ、このネタは他のネタよりも普通の設定だから、武山のトンチンカンさとか斉藤のいじめられっこ感がが少し薄いのだった。でもそういう普通の漫才を勢いと熱量だけで、ジャンポケらしく面白いことになるのがすごいと思うのだった。
- ジャングルポケット「空港に彼女を引き留めに」
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- アームストロング「リレー実況の練習」
あの名作の、クラスで発言し合う小学生のネタに近いネタだった。小学生っぽいあるあると本当に優しい最後がとても面白かった。ヤスの演じる小学生は大人だなぁ…
- アームストロング「リレー実況の練習」
- <映像>珍しいスポーツを当てよう
「藁」と「白衣」を使ったこのスポーツはどういうスポーツでしょうか?というのをみんなで実践しながら考えてみるというものだった。
ここ数年で何度も火災にあっているという会社が、数分おきに避難訓練をするのだった。しかし…本物の火災にはすこぶる弱いというベタな…わはは!栗山が小道具のパソコンを机から落として壊していて、その壊れ方から、本物のパソコンのようにに見えたので、ハラハラした。
- <映像>珍しいスポーツを当てよう
- 剛とつよし
おかしなファミレスに入ったつよしがどう反応するかというコントだった。普通の人ならこうだろうというのを最初に1回。それがつっこみ芸人つよしだった場合で2回目。そのつっこみ芸人つよしをエキストラの伊藤はどう見たかで3回目。伊藤のターンは完全に余計なのだった。あはは!最初のマキパのネタでつよしに感心して注目していたので、こういうコントがあって嬉しかった。
- <映像>珍しいスポーツを当てよう
- 合うねぇ〜
カメラマン安村とモデルの斉藤の気が合うということで…。最終的にナイトオブファイアで踊るだけ…。なんなんだ…w
- <映像>ステッキを取ってきて
伯爵マロン(栗山)がステッキを隣の部屋に置いてきてしまったので、取って来て欲しい。その際に声を出さないでね。とみんなにお願いする。隣の部屋には妖怪耳なめ(安村)が…
- 採点
カラオケの採点を機械でなく人間がするのだった。演歌歌手風の扮装の長澤がとてもかわいかった。
- <映像>ステッキを取ってきて(妖怪耳舐め)
- 空き缶15個重ねて
先ほどの映像と同じ伯爵マロンが舞台上に出てきて、空き缶を15個重ねて欲しいとみんなに頼む。それを妖怪耳なめが阻止しにくるのだった。最後はコントというよりはゲームのような感じ。エンディングで安村が「みんな耳を舐められるを嫌がってるけど、舐めるオレが一番イヤだからな!」と言っていて可笑しかった。だったらなんでやるのか…
前回のルミネでの公演よりも面白くて満足だった。何がよかったかと言えば、各組のネタがどれも面白かったこと。しかし、こうやって書き並べてみると、ネタの部分が良すぎて、気分がよくなり、それほどでもないユニットコントでもニコニコしていただけなのではないと思えてきたけれども………。そんなことない!面白かった!…はず……
とにかく、ここのところLLRの新ネタ…というかネタ自体を見られるライブが少なくて、LLRのネタ欠乏症になっていたので、とても嬉しかった。
そして、ストロングナインの9人は、煌いていて華があるように感じた。