ギャンブル6 2012.12.25

ギャンブル6にいってきた。
人力舎の若手6組が新ネタで競い合うというライブだった。
まず最初にザンゼンジ三福とS×L酒井が中心のオープニングのコントで趣旨説明をするのだった。
お笑いというギャンブルをする。勝ったところで何もないが負けたら死ぬ、と。
最下位になったコンビは、罰ゲームをして、その映像を次回のギャンブル6で流すとのこと。
その罰ゲームは何がよいかということで、各組1つずつ案を出して発表していた。どれが良いか会場の拍手で決めて、S×Lの案が採用されていた。
そして、わちゃわちゃとネタを披露する順番を決めてから…新ネタ
(会場には事前にアンケートが配られていて、それに10段階で各組の評価を書いて提出することになっていた。集計して順位を決める)

  • S×L「SPになりたい」

S×Lのネタはいつも同じなので、あまり楽しめないのだけれど、今回は少し違うくだりがあったりして、面白かった。でも「オレ何て言ってた?」の連発はちょっとだけ飽きてしまったので、そこも変えて欲しいなーと思った。

最近頻繁に見るネタ「13番武田」のバージョン違いという感じだった。ザンゼンジは、今回のように同じ形でいくつか違うネタを短い期間でよくやっているのをよく見かけるが、大抵最初のネタが一番面白い気がするのだった。

  • ドリーマーズ「来年の目標」

戸矢が来年の目標を3つ言うのだが、その中にどうにもおかしなものがあって…というネタだった。おかしいポイントを坂本が指摘するのだけれど、そこから更に謎がひろがっていくのが、気持ちが良いのだった。いつもならば、坂本の発する言葉が聞き取れなくて、何がなんだかわからなくなるのだけれど(言葉が聞き取れれば意味が通じる)、今回は、最後のほうの坂本の指摘が、言葉は聞き取れるのに意味がわからなくて、頭の上に疑問符がとんでしまった。多分ミスしただけだと思うので、これネタの完璧なバージョンを早く見たなーと思った。

以前見かけたコンビニのクリーニング屋バージョンだった。松尾の演じるおばさんの感じがすごく上手くて感動するのだった。大久保の現代っ子も絶妙だし、とても面白かった。

  • 巨匠「自殺」

「死ぬ」ことがテーマでも巨匠のコントは、なんだかほんわかするのだった。狂気を感じるテーマが多いのに2人ともが垢抜けない人のよさそうな見た目だからかな?

“野菜を投げる”だけなのだけれど、そういうところも「ピテカンぽい」みたいに感じられるのがすごいと思うのだった。最終的に野菜を投げる理由が分かってからが怖くてワクワクした。

2チームの分かれて、チームごとに1人ずつモノボケをし、前の人より面白くないと終了で、長く続いたチームの勝利。負けたチームはザンゼンジ武田作のおにぎりを食べる。



結果は1位がS×L、最下位はザンゼンジ。次回までに罰ゲームを行なうとのこと。
最後さらに罰ゲームとして、ザンゼンジ2人で青春アミーゴを歌っていた。三福が「最下位になれば歌えるの?」と喜んでいたのが可笑しかった。


もしかして白目をむいてしまうかも…と心配して行ったのだけれど、企画が少なかったし、新ネタが全部面白かったので、心配無用だった。