ギャンブル6 2013.2.18

ギャンブル6を見てきた。
ネタの感想だけ…

  • 巨匠「ドリカム詐欺」

ドリカム詐欺というだけで面白かった。ドラマがあって笑ったけれど、暗転が多いと何故だか不安にもなるのだった。本田が既婚であるという設定がどうして必要だったのか、全然わからなくて可笑しかった。

  • ドリーマーズ「犬を飼いたい」

坂本が1人暮らしをして犬を飼いたいと、で戸矢が犬役をやって飼う練習をしてみるという……!めずらしくコントに入るのだった。戸矢演じる犬の様子がおかしい、それだけで終わるのかと思ったら、坂本がそのおかしさについて自分の中で考えてみようというところがあって、さすがドリーマーズ、工夫があるなぁ!と感動したのだった。“考えてみる”坂本の演技が本当に下手で、さらにその後への切り替えが上手くゆかず、なんだかフワっとしてしまっていた。あの荒削りで必死なのがドリーマーズの面白いところであると思うけれど、その所為で伝わらないこともあるんだな、と思った。それをどうしたらよいかなんて、私には分からないので、見守るしかない。というか、見守りたいと思わせてくれるネタだった。

胸に自爆スイッチをつけた高校性…というネタだった。
自爆スイッチがあることから大和田の性格が変わったり、その自爆スイッチが実は……だったり、「自爆スイッチが胸に…」という大きな衝撃からテンションがさがらない展開になるのだった。普通あとは落ちるだけだろうに…!オチもとてもよかった!この日一番好きなネタだった!

江戸時代っぽい田舎の母子が…
最終的にあんな展開になるとは思わず、とても面白かった。なんでわざわざよく分からない方言を使ってあんなことしてるのかな?と思っていたら、なるほどー!となるのだった。そういう風に最初に感じた違和感が最終的になくなるネタは気持ちが良いと思った。

バーにて女神の口づけなるカクテルを注文するが、天使の涙の涙が出てきて…というネタだった。あの「とってください」のネタの流れなんだろうなー

  • S×L「野球部のエースが怪我してるけど試合に出ようとするのを止められる」

いつもS×Lのネタで出てくるお決まりのくだりをちょっと違った見せ方にしていた。結局いつも同じなのだけれど、同じものを突き詰めて、前回より今回、今回より次回…と、どんどん良くなっているのがすごいと思った。

POISON吉田が5人と漫才 2013.2.15

POISON吉田が5人と漫才をみてきた。
吉田がネタを書いて、5人と漫才をする、というライブ。今回もすこぶる面白かった。

ビーチボーイズだ、橘反町だ、竹野内橘だ、橘タカシユタカだ、サーフィン亭タカシユタカだ!……
サーフィンを教えてやる、ということで海にくるも、どうしても釣りをしてしまう吉田。漁師を継いで欲しかっただの、シーラカンスを釣っただの…
橘が緊張して顔が引きつっていた。顔はそんな感じでも、しっかりいつものように楽しそうに漫才をしていて、プロだな〜と思った。
若手漫才師っぽいネタの流れで、ポイズンの漫才には絶対にないボケがあり、おおおお!と思った。橘がサーフボードを持ち上げるマイムをしたら、吉田が「それシーラカンスだよ」というような。
とはいえ、最初の部分(サーフィン亭タカシユタカとか)はすごく吉田っぽいと思った。吉田っぽいというかポイズンっぽい。阿部が言いそう!
ネタ中、何度もエリートヤンキーの漫才を思い出したけれど、それは橘が楽しんだり怒ったり振り回されるところが近いからだろうか?そういうのがとっても上手いということなんだろうな!と思った。
ネタ後…
吉田はこれで勢いがついた。毎回、他のメンバーは作家さんなどの案から取り入れるが、トップバッターだけは、ツッコミが上手い若手を吉田自ら選んでいると。橘はその役割をしっかり果たしてくれた、と話していた。


  • LLR福田「東京の名所」(吉田ツッコミ)

吉田コメント映像
福田について「芸人さんに言うことじゃないけど、すっごいおしゃべり」
心配なこと「2人とも声が高いから、不快感をあたえないかどうか」

吉田のコメントをうけて、福田が「気をつけてください!周波数が高すぎて、コウモリが死んで落ちてくるかもしれないから!」と言っていた。
2人とも東京出身だから、シティボーイズ。吉田さんは、シティーボーイズのセンターきたろう「きっちゃん」。
東京出身ならではの、スカイツリーとか浅草ではない東京の名所を紹介。
「豊島園」1日券を買っても30分で全部まわれてしまうから、30分で紙くずになる。
「歌舞伎町」ホスト同士、キャバ嬢同士の喧嘩を見ようとか。歌舞伎町のキャバ嬢はデブばっかりだから、まるで相撲。30分くらいがっぷり四つに組んでた。新大久保の方まで寄り切ってた。原付バイクサイズのネズミがいる。そのネズミがキャバ嬢の喧嘩のチュウ裁(仲裁)をするし、ドンキで働いているし、終電を逃したら背中に乗せて送ってくれる。ただし中野まで。中野にチュウ車場(駐車場)がある。
ネズミ男じゃねーか!きたろうだけに…!

内容が実にポイズンっぽくて!!ポイズンぽいのだけれど、完全に福田のために作っているというのが、すごく面白いと思うのだった。
後半、でっかいネズミがしつこく続くなど、そういうネタの流れとかエピソードの発想は吉田っぽくて、一つ一つのボケは福田っぽいと思うのだった。たとえば「チュウ」というダジャレを連発するのは、いかにも福田がしそうで、でも途中のドンキの部分で「チュウ」とスカして、さらに最後の部分でもスカすっていうのは多分福田が作る漫才ならなさそう……?LLRだったら、多分その「チュウ」だけで1本のネタにしちゃうよなー、みたいな。福田が言いそうだけれど、吉田の発想だというのが見える気がした。
LLRの漫才というより、福田の言いそうなことという漫才にしてくれたのがよかった。LLRの漫才風ですっごく面白かったら、LLRのファンとしては、ちょっと複雑な気分になりそうだから…わはは!*1
ネタ後…
福田は「吉田さんが100%完璧なのを書いてきてくれたから、僕は全力でやるだけです」「電車でもずっと練習してきました!」
(MCアホマイルド坂本に「フライデー読んでたじゃん」と言われ)「あれは後輩が必死でやってる姿を見せたら吉田さんにプレッシャーになると思って、見えないようにフライデーの中に台本貼って…」
吉田「全部ウソじゃん!」
「落ち着いてペース落としてって何回も言われたけど、無理でした。吉田さんおっせーから」「伊藤なら2秒(二言)で終わるツッコミが吉田さんだと四言くらいで長い。自分の時間が減る」
吉田「俺が出たがりだって言いたいわけ?!」
このライブ、伊藤も見ていたら面白かったのになーと思った。
吉田が「大分膨らましてくれて…」と言っていたが、どのあたりが膨らましたところなのか気になるのだった。
とにかく、見る前は福田はそこそこ器用だし、吉田とは気心もしれているから、だからこそ、うぁw)?チすらとそれなりに面白い漫才なんだろうなーと思っていたのだけれど、とびきり面白い漫才が見られてとても嬉しかった。


吉田コメント映像
松田について「なんでもできる。ミスターパーフェクト」
今回のネタ「実験的なことをした。ボケツッコミの区別なし。新感覚ハイセンス漫才」

自分たちは純粋なツッコミでもボケでもないということで、ボケとツッコミのハーフ「ボッコミ」だと。ライバルはローラとトリンドル、もしくはおすぎとビーコ。
ボッコミ→ブッコミだ、ということで、ボケとブッコミでやってみようということに。それはボケに対して脈絡のない単語をブッコむ(重ねていく)というもの。
野球をホームラン何本くらい打つの*2→吉田(ボケ)「一億本!」→松田(ブッコミ)「原発反対です!」
そこで吉田が「えー?」となるが、松田は「お前もやってみればいい、続けていけば面白くなるから」と。
オスプレイの免許持ってます!」とか「チグリスユーフラテス!」とか…続くのだった。脈絡がないから多くを思い出せない…

吉田がそれに戸惑いを見せることでなんとか、世間との間を埋めてる感じだった。でも途中から、繰り出される単語の面白さに魅了されて、ずーっとボケとブッコミの漫才を聞いていたくなった。それだけでもいいじゃん!お客さんを信じて!と心の中で言ってみたり。
もう一回コンビを組んでもらって、最初から最後まで純粋なあのネタを見たいなー!
ネタ後…
吉田が「どんなネタでも絶対に嫌だとは言わないと思っていたけど、ネタを渡されたときに『いいよ〜』とは言いつつ、ちょっと嫌な顔をするかな?」と思ったのに、全く全然平気な顔で『はいは〜い!』と受け取ったから驚いた」と話していた。
松田は「本当に全く問題はない」と。
ただ、ネタは前後の脈絡がなさすぎて全然覚えられなかったと話していた。実は結構間違えていて、先にネタをトバしたのは吉田だったと言っていた。しかし事前に分からなくなったら適当なことを言いましょう、と話し合っていたと。わはは!
吉田が「ミスターパーフェクト」「完璧」だとか誉めそやすものだから、松田が「オレ、あんまり顔見られなかった。大吾の顔好きだからさ。普段は横に金髪豚野郎しかいないから、わ!精悍な顔がある!と思ってさ」とヘンな方向に持っていて、話をそらしていたのが可笑しかった。


吉田が「柴田さんとは昔ある大会の決勝で一緒になったんですけど…そこでなんと柴田さん優勝したんですよ!」と。
K-1”っていう大会で!なんと4分で優勝したんです!」
“F-1”っていう大会です!なんと4分で優勝したんです!」
“B-1”っていう!笑い飯がオイしかったんですけど…」
“ゆるきゃらグランプリ”っていうので!千鳥っていう鳥のキャラもいたんですけど、柴田さん4ポーズで優勝したんです!
“S-1”っていう大会で…柴田「それ、吉本のやつ!柴田-1だったら優勝だけど!柴田なら結構上位にいってると思うし」

すっごく面白かったけれど、「すごい凝ってる!」「すごく息が合ってる!」「斬新!」「柴田さんのための漫才だ!」みたいな感想は全部違うし、書こうと思うと一番感想がない気がするのだった。
大喜利的なボケを重ねるだけのネタなのだけれど、M-12004を他の大会とすりかえるのが本当に上手くて、柴田のツッコミフレーズも全部面白いし(割り箸の数とか)ゲラゲラ笑った。柴田が存在感を感じるために作られているかのようで、吉田はあのようにがっつりツッコまれることを望んでこういうネタを作ったのだろうな、と思った。
ネタ後…
柴田は「ずっとネタをしていたい」と言うのだった。漫才をするのが久しぶりで楽しくて仕方がなかったと。
ネタに入るまでに柴田がなんやかんや言って時間が長かったことを坂本が「お通しが3分くらいあって」と言っていて可笑しかった。さらに柴田が「俺らの漫才はまったりしてるからぁ!」と言ったところ、坂本が「わりとドンジャカしている方だと思いますけど」と言っていたのも可笑しかった。「ドンジャカ」って素晴らしい表現!!と、しばらく笑いが止まらなかった。
柴田の言うアンタッチャブルの漫才の“まったり”とは、1つボケがあったらそれに対して1つツッコミがあって…というノンスタイルとかポイズンのような漫才ではない*3、という意味らしい。M-1で優勝したときも4分間で8個くらいしかボケがなかった、だから今回のネタは忙しかった、と言っていた。なるほどーとにかく、吉田で遊びたい、長くネタをやりたいと思っていた柴田は、本当は“ゆるきゃらグランプリ”で終わるはずだったのに「それで?」と続けて、吉田から“S-1”を引き出したとのこと。突然言われて“S-1”が出てくる吉田もすごいし、“柴田-1”とツッコむ柴田もすごいなーと思うのだった。
吉田は最後に「高校の文化祭で怖い先輩に『おい!漫才やるぞ!』って言われた気分」と言っていた。あはは!


  • 博多華丸「娘さんをください」(吉田ツッコミ)

吉田にとって華丸は、芸人としても大先輩だけれど人生の先輩でもある。自分もいつかは結婚したい、結婚相手のお父様に挨拶に行く練習をしたい、というネタだった。
父役を華丸がするのだが、川平慈英と九州のおじさんしかやってくれないのだった。九州のおじさんが当たりで、川平慈英の途中から九州のおじさんになる確変がおこったりする。(なんじゃそりゃ)

ものすごくありきたりなテーマで、こんなに面白いなんて……!!吉田がこういうありがちな設定で漫才を書くこともびっくりするのだった。華丸のような人ならば、こういう内容でも爆発的に面白くなるのだということを見せようとしたのかなー?と思った。こねくり回したことをするよりも、実力がしっかり見えるネタのほうが吉田としてもやりがいがあるのかな、とか。
ネタ後…
華丸が「こんなに斬新な設定で…」と。吉田が「いや、よくあるでしょ!」と言ったら、自分達はもうこういうネタはできないと言うのだった。既婚の博多華丸大吉が「娘さんをください」というネタをやったら、「自分たちのときはこうでした」と2人の経験を報告するだけになる、と。あはは!
吉田はネタを書くにあたって、先輩に失礼になってはいけないし、自分のネタ書きとしてのプライドもあるしで、モノマネ要素は少なめにしたと。しかし、華丸が自らふんだんにモノマネをしてくれた、と話していた。
華丸は「普段はあんまりやりすぎると大吉さんに怒られるから…」「腹八分目でいいって言われるけど、満腹になって帰ってもらわんとね!もう二度と食べとうない!って」と言っていた。


最後に全員集合して…
橘「一番最初に終わるから、他のネタを全部見られてよかった」
福田も自分以降全部見たと。
吉田「ネタ中、お前(福田)が見ているのを見てけど、華丸さんのコレ(忍者走り)で打ち上げに行こうとするところで一番笑ってた」、柴田「オレの時じゃないの〜?」、一同「ほしがりすぎ!」
福田いわく「松田さんとか柴田さんは漫才師の笑い、華丸さんは親戚のおじさんの笑い」、華丸「褒め言葉!」
吉田が60分漫才の告知をしたら、柴田が「え?もう60分やる?」と腕を回すのだった。橘「もう60分て、今日も60分やってないでしょ」
さらに橘が60分漫才の告知…「柴田?さらにあと60分やればいいの?」……柴田は漫才が楽しかったんだなーとつくづく思った。




それぞれ全部違ったタイプのネタで、吉田の貪欲さを感じた。全部違うのに全部面白いんだもん!
全体を見てみると、後輩2人にはそれぞれに寄せたネタ、先輩3人にはそれぞれの元の漫才の形は関係のなくネタを作ったのかな?と思った。またボケの内容をしっかり考えてあったのは橘、福田、柴田のネタで、松田と華丸のネタはフォーマットだけ、みたいな。……と全然違うと言いながらつい分けたくなる…
吉田は多分、自分がツッコミをするほうがやりやすいはずで、だから自分がボケをするネタはしっかりボケの内容を考えたのかなーと思った。福田のネタは、純粋にネタの内容だけみたら一番よくできている気がして、吉田が「やりやすいやりやすい」と言っていたのは、普段のポイズンに近いからかな、と思った。

全部面白くて最高のライブだった。

*1:橘のネタはエリヤンぽくて、福田は福田っぽいというのは私がLLRの方がよく見ているからかな?ネタを作ってる方とそうでない方という違いかな?

*2:本当にこういうフリだったかさだかではない……

*3:ノンスタとポイズンの漫才は全然違うけれど、1つのボケをちゃんと処理していくとか、そういう意味だと思う

1月のライブいろいろ

新春ネタ祭 1.5

なんだかこういう吉本のライブは久しぶり…(と、いつも言っている気がする)。アームストロングの運動会の実況のネタは学級会のネタ以上に名作だと思うのだった。あと、デニスが面白かった。

ラバーガールフレンズトークライブ 1.9

第2回目。ラバーガールの後輩にグイグイいかないMCがとても心地良いのだった。ラバーガールフレンズたちが年末年始にしたことを報告していた。ピテカントロプス大和田の報告で使われていた写真への中村のコメントがすべて面白かった。

ツモルハナシ 1.10

伊藤の遅刻を福田が責めたり、福田の遅刻は「アーティスティックな理由」だとか。平和島競艇場とディズニーランドの違いだとか。企画コーナー「福田軍団vs伊藤軍団」で、福田軍団の団体芸に笑ったり。

K7 1.11

LLRのネタを見に行った。爆弾処理のネタでとても面白かった。伊藤の本当にわかってないのでは?という演技が良いと思うのだった。あとは、久しぶりに見たラフコントロールのネタも面白かった。ラフコンのネタは、初見ならば絶対に面白いなー。あとは、野性爆弾のMCで悶絶した。

KissKissKiss2013 1.12 

以前大好きだったKissKissKiss2010の再演ということで…。ブロードキャストは上手いなーと思った。特に吉村の韓流スターの部分で一番笑った。 

ストロングナイン〜ストロング企画其の参・犬は喜び庭かけまわり ナインちゃんはこたつで丸くなる!? 1.11

武山の一挙手一投足で笑い転げた。(あ…ライブタイトルの方が長い…)

POISON GIRL BANDの新ネタ×トーク 1.20

新ネタとトークのライブ!!漫才トークではありませんか!!
ネタは、洋服屋で試着すると買ってしまうのをやめたい。というもので、最初のボケだけで全部できてるやつ。パソコンのネタみたいな感じだけれど、荒削り感がすごかった。何度もやって練られてゆくのを見たいけれど、もう二度と見られないんだろうな…
阿部発信のトークが多かった。それがどれもポイズンだなぁ…という感じで面白いのだった。

ずしゃる 1.20

鬼ヶ島とラバーガールがゲストということで行ってきた。
しずるの新ネタ2本が本当に面白かった。とくに最初の「復讐」のネタが好きだった。明らかに理不尽なのだけれど、だんだん村上に丸め込まれてくる池田…という私が大好きなタイプのしずるのネタ!見ているこちらも絶対におかしい方へ脳が動いてしまうのがすごいと思うのだった。2本目の「プロ野球選手インタビュー」のネタは役柄を逆にしたらまったく違うものになりそうで、フレキシブルな感じがした。オチが最高に爽快だった。 
ラバーガールは私の大好きな道明寺キョウヤのネタで、小躍りした。
鬼ヶ島は初めて見たネタだった。野田が「受験生に贈ります」と言ったのに山小屋という…そういうメタなネタだった。めずらしく学生じゃないネタを見られて嬉しかったけれど、鬼ヶ島はやっぱり学生コントがいい、と思うのだった。


宮地 福田の90年代のJ-POP聴きながらその当時の思い出トークをするライブvol.2 1.23

前回楽しかったので、前日からワクワクしていた。そしてその期待は裏切られることはなく…今回も素晴らしく楽しいのだった。

永野×もう中学生のマカロニの穴2 1.24

なんだか永野が見たくてたまらなくなり、足を運んだのだった。
もう中が考えてきたゲームを永野が事前に知らされずにこなしてゆく、というライブだった。もう中の企画はぶっ飛んでいるけれど、永野がこなせば全部面白いのだった。シュールさとサービス精神が合体した空間にゲラゲラ笑った。また行きたい!

ドラマ部 1.25

今回のテーマドラマは初恋ということで…見ていないが…。初恋のファンだというガリットチュウ熊谷がゲストで面白かった。文字化するとまったく普通のことばかり言っているのに、熊谷が話すと笑ってしまうのだった。なんなの…あのワザ…

若武者第20陣 1.26

ドリーマーズが落ちてしまった。

Spark 1.30

気に入ったネタが3つもあって感動した。これだからSparkは見逃せない!と思うのだった。気に入ったのは、からあげディスコの戦うときに考えるネタとみつはるの持ってちゃうネタとザンゼンジの声変わりのネタ。
あとはエレファントジョンがもう…段違いでもんのすごく面白かった。スゴイ!

新ネタライブ漫才SHOW 1.18

漫才SHOWにいってきた。
LLRが新ネタをするということで…

  • ゆったり感「プロポーズとキャッチャー」

ゆったり感は「あいうえお」とか色々フォーマットがあるけれど、また新たな感じの。江崎の比重が大きい感じの。
この形で他のネタを見たことがあるわけではないのに、「この形で別の内容のやつもあるんだろうな」と思うのは何故だろう。そう見えるくらいかっちり作られているのかな?

  • 若月「徹くんの結婚に圧をかける」

亮が徹に「結婚しろ」と迫るのだった。弟は天真爛漫なようでいて腹に一物あり、それに兄が振り回されるというのが、若月の本当の姿なのかな?
そういう本物っぽい感じを出しているのに、いつものように亮ちゃん失敗劇場にならないで、最後までネタらしかったのが良かった。

  • LLR「お笑いをナビゲート」

ジャングルクルーズみたいにお笑いライブをナビゲートするという福田。まるでキャプテン渡辺のような口調でナビゲートしていた。
メタで適当感満載だったが、それこそ福田の口車により笑ってしまうのだった。ルミネ伯爵の出現が特に可笑しかった。また、男の設定だったのに、なぜか途中で女性口調になり(多分普通にミス)、それを伊藤に指摘されると、元々女だったけど、なめられないように男のフリをして、でもルミネ伯爵の前では女がでちゃった。と即座に言い訳していて、さすがだと思った。

お互いの天然エピソードなどを言い合っていた。最近はこういうのをやっているのかーと思った。

選手と白バイ運転手となって箱根駅伝に出ましょう、というネタだった。箱根駅伝出場までの道のりが長いのが面白かった。

ダジャレは良いな〜!と思った。特に好きなフレーズを集めておきたい気持ちになる。が、振り返ってみると何一つ覚えていないのだった。なにかそういう魔法を使われている気がするので、その場でメモをしておくべきだと思った。


LLR以外のメンバーに地味さを感じていたが、何にしても新ネタを見るのは楽しいのだった。
3月から、ゆったり感は無限大ホールでしかネタをしてはいけない、というルールになる、とのことで、次回の漫才SHOWには出られないかも?と言っていた。そんなバカなー!逆にオジンオズボーンはレギュラーになっていた。

12月のライブいろいろ

ヨシモト∞ホールファン感謝祭 12.1

LLRが「パン屋」のネタをしていて、楽しいのだった。あとは、マヂカルラブリーの「バイク王」のネタがまた見られて嬉しかった。マヂラブは漫才協会のネタが勝負ネタになるんだな!


新ニホンコントLIVE! 12.2

新ネタライブとのことだったが、お目あての鬼ヶ島は、新ネタではなかった。でも各組2本もネタを見られてお得!以前見て大好きだったラバーガールの「道明寺キョウヤ」のネタが見られてとても嬉しかった。アホだなー


白大福トーク 12.4

悲観的な大福と唯一の光である白のコントラストがますます美しくなってきて、大福よりも白大福の方が良いと思うようになってきた。


ツモルハナシ 12.6

トークもいつものように面白かったけれど、今回は、コーナーの福田クイズ、特にドラムロールが鳴った後に回答する部分で涙が出るほど笑った。


×××の系譜 12.12

企画の内容も出演者も凝っていて面白かった。大笑いした。


チュートリアリズム 12.13

チュートリアルの単独ライブを見られる幸せ。大好きなヨギータが見られて嬉しかった。とても楽しかったけれど、もっと漫才が見たかったなーとも思うのだった。福田の演技が上手くて感動した。


囲碁将棋神奈川ツアー「あやぴぃ、よろしくね。」 12.15

LLRがゲストということで、綾瀬まで足を運ぶのだった。こんなにしっかりとネタをするライブを何本もこなしている囲碁将棋は本当にすごいと思った。もう1組のゲストシューレスジョーは綾瀬が地元ということで、客席にいる親戚に照れつつネタを披露していて微笑ましかった。LLRの綾瀬を小バカにした態度もおもしろく…


Spark 12.17

マセキvs人力舎という企画だった。Sparkはいつものやつが一番いいのに…


PRESENTS 〜他人が作ったネタをやるライブ〜 12.20

東京ダイナマイト×パンク佐藤「遅刻はダメ」グランジ×アーム安村「久しぶりに会った3人」フルーツポンチ×野爆川島「山登り」鬼ヶ島×2700八十島「クリームパン」が面白かった。とくにフルーツポンチのネタでは、笑いすぎて苦しくなった。こういう企画のライブだし、もうあのネタは見られないのかな…また見たい!それにひきかえ、LLR×功力の「コンプライアンス」は近年まれに見るつまらなさだった。


ラ・ママ新人コント大会〜X'masスペシャル! 12.22

とても久しぶりのラママだった。鬼ヶ島が見たくてトップリードが見たくて…。トップリードのネタを久しぶりに見たら、それはもう素晴らしくて…クリスマスに合わせた上手くてステキなコントだった。あと、私はキャプテン渡辺が好きだ。


太平洋脳みそステーション 12.24

LLRがゲストということで…。シチサンライブがあった頃、私はジューシーズトークが一番好きだった。それを思い出すようなステキなライブだった。「ここで笑いを取るぞ!!」という気負いが全然ないのが心地よくて、逆にゲラゲラ笑ってしまう。LLRはコーナーのゲストだったが、なんというかゲストとは思えない馴染みよう。ジューシーズの根底に流れているものとLLRの根底に流れているものは同じだと思うのだった。


若武者 12.24

初めてドリーマーズに票を入れなかった。面白くなかったわけではないけれど…格別ではなかったので…!公平な目で見られるようになってきたのか…それとも好き度が増して、目線が厳しくなってきたのか…


囲碁将棋神奈川ツアー「緑区、この街が好き、だね。」 12.30

POISON GIRL BANDがゲストということで…。囲碁将棋はちょっとしたトークも面白いなぁ、と思った。緑区が分裂して色々な区になったという話して「旧ソ連みたいな」とか…。ポイズンは、バトンのネタだった。何度も何度も見ているけれど、何度見ても面白いのがポイズンだなー


まるまる一日LLRLLRの年末特別講習〜今年の悩み全て 解決します!もちろん冬休みの宿題も!〜」,「LLRの年忘れ歌合戦」 12.31

ファンのための企画。ネタライブ以外期待していないのだけれど、結局楽しい。


COUNTDOWN12→13 12.31

福田花月だったらどうしようと思っていたが、純粋なコーナーライブだった。LLRと楽しく年越しができてよかった。

まるまる一日LLR〜2012年末スペシャル〜「皆が選ぶLLRのネタベスト10」 2012.12.31

まるまる一日LLRをみてきた。
2012年の最後をLLRと過ごし、さらには年越しのカウントダウンライブまで……。それが全部面白くて幸せだった。2013年も彼らをたくさん見たい!


「皆が選ぶLLRのネタベスト10」だけ感想を…


まずは新ネタ。

  • 「一番好きな映画を探る方法」

アウトレイジとトトロを比べてどちらが好きかという質問からはじまる。LLRのネタによくある、福田のうさんくさい誘導とそれにまったく動じない伊藤というパターンのやつ。
福田の誘導に理由がないのだけれど、なんとなくそれでオッケーに気持ちになるのは、私がLLRのネタを見すぎだからかな?他の人が同じようなネタをしたら「理由を述べよ!」とかいう感想を書いていそうな気もする。


ここからMCとしてミルククラウン竹内とスパイク松浦が出てきた。
事前に客席からとったアンケートに基づいて、希望の多かったネタネスト10を披露していた。
なにしろネタ時間の長いLLRだから、10本も時間内にできないということで、ベスト6まではネタ時間が1分だけというルールだった。しかしダイジェストにしたり、早口になってはダメということで、純粋にネタの冒頭1分だけ…
松浦が「LLRさんにも1分を覚えてもらわないといけませんからね。レッドカーペットをもう一度!」と言っていたのがとても面白かった。

  • 10位「メデューサ
  • 9位「パン屋」
  • 8位「悪霊」
  • 7位「漫才目当て」
  • 6位「バレー」


アンケートを書くにあたって、色々なネタを思い返したが、メデューサはすっかり忘れていた。古いネタばっかりを考えすぎて…。
東京ファクトリーでこのネタを見たときは、メデゥーサとペルセウスなんていう凝ったテーマにしてるくせに、ものすごくプリミティブなボケをするので戦慄を覚えたのに!
最近もLLRは東京ファクトリーなどでたくさんネタを作って、使い捨てているのだから、そこからも考えるべきだった…なんて私がそう考えたところで、まったく意味がないのだけれど…
1分で披露にするにあたり、パン屋のネタが「おにぎりください」まで行き着くのかどうかにワクワクした。「あのしょうもないボケで終わったら爆笑しちゃう!」という気持ちと「あんなボケで終わるなんて…もうすこし先までやってほしい…」という気持ちのせめぎ合い。
すると、なんてことはない、「おにぎりください」の直前でタイムアップなのだった。わははは!
こう考えてみると、メデューサとパン屋には、凝った設定でしょうもないボケという共通点があるなー
あとはバレーを見ながら「このネタでタイムのときに駈け寄っていくコーチはノーパンチ松尾の設定だ、なんて昔言ってたな…」などと、最近友人がノーパンチファンなので思ったりした。1分ではとてもそこまではいかなかったけれど…

  • 5位「ビーバー北川」

言わずと知れた最近の代表作。見れば見るほど、普段のLLRのネタとは違うなーと思う。それでも、何度見ても面白いし、よくできていると思うのだった。

  • 4位「大豆」

こちらは少し前の代表作。代表作を続けて見ると、LLRのファンじゃない人がLLRの個々のキャラクターを知らなくても面白がれるネタだな、と思う。LLRにはたくさんネタがあるけれど、そういうネタは少ない気がした。

  • 3位「デート」(いっていい)

このネタは「デート」という名前なんだな。「デート」といわれたらてっきり、好きな子に合わせるネタかと思った。
「相方のデートに行ってもいいか」という世間の需要をふまえている上に、くだらない言葉遊びがテーマという本当にすごいネタな気がした。

  • 2位「桃太郎」

これは本当に見たかったネタなので、嬉しい!単独ライブと漫遊記なるライブで2回しか見たことがない。
このネタは導入のドラフトの部分、再現したら伊藤が忙しい部分、最終的に福田のドラマチックな演技と伏線の回収、と全部素晴らしくて、最初から最後までまるで隙がないと思うのだった。…まあ…その割りにあまりウケなくて、見てるこちら側も不安になるのだけれど…。だから今後もあんまり披露してくれないんだろうな…。長いし…
でもそれは多分準備不足というか、ポイントポイントが完璧にできていたら、ちゃんと伝わるし、ずーっと笑いどころになると思うのだけれど…
とにかく、私はこのネタのいろいろ考えてこねくり回した感がとても好きだと思った。

  • 1位「副業」

このネタは単独ライブだったり、その後AGEAGEライブで勝負のときに披露していて、ここぞというときの飛び道具的な感覚というか、ファンサービスというか…で使っていた気がする。当時「これ面白いけど、本当にLLRのことを良く知っている人じゃないと面白くないんじゃないかな?」と思っていたネタだった。しかし、今回見たら、ボケツッコミが逆という驚きだけじゃなく、しっかり面白くて、おお!と思った。福田が「マジ神」なる台詞を以前は嬉々として言っていたように見えたが、今回は少し恥ずかしそうだったのが可笑しかった。歳には勝てないのかな…あはは
このネタを本人達は覚えていなかったということで、当時なんとなく、このスタイルは新たな挑戦なのかな?でも…いつものほうがいいな…これをこれからたくさんやっていったらイヤだな…と心配していたのだけれど、本人達が忘れてしまうということは、当時もそんなに“新たなスタイルへの挑戦”などという大それたものではなかったんだな、と分かった。そういうとりこし苦労をする自分が本当に気持ちが悪いと思った。!





私はこのライブに向けて、アンケートにどのネタを書こうかな?と、ベストネタという意味でははなく、見たいという意味で5つくらい考えていたのだけれど、3位までに考えていたものが入っなかったときには「…私はLLRのファンの中でマイノリティなんだろうか…」と思ってしまった。しかし2位に見たくてたまらなかった桃太郎が入り、「マイノリティじゃない!!」と歓喜したのだった。
とはいえ、ものすごく票が割れたということで、1位でも5,6票だったとのこと。みんながそれぞれにLLRの見たい漫才があるなんて、すごい!
本当にファンにはたまらない企画なので、今後も2012年のように半年に1回くらい開催して欲しいと思うのだった。

ギャンブル6 2012.12.25

ギャンブル6にいってきた。
人力舎の若手6組が新ネタで競い合うというライブだった。
まず最初にザンゼンジ三福とS×L酒井が中心のオープニングのコントで趣旨説明をするのだった。
お笑いというギャンブルをする。勝ったところで何もないが負けたら死ぬ、と。
最下位になったコンビは、罰ゲームをして、その映像を次回のギャンブル6で流すとのこと。
その罰ゲームは何がよいかということで、各組1つずつ案を出して発表していた。どれが良いか会場の拍手で決めて、S×Lの案が採用されていた。
そして、わちゃわちゃとネタを披露する順番を決めてから…新ネタ
(会場には事前にアンケートが配られていて、それに10段階で各組の評価を書いて提出することになっていた。集計して順位を決める)

  • S×L「SPになりたい」

S×Lのネタはいつも同じなので、あまり楽しめないのだけれど、今回は少し違うくだりがあったりして、面白かった。でも「オレ何て言ってた?」の連発はちょっとだけ飽きてしまったので、そこも変えて欲しいなーと思った。

最近頻繁に見るネタ「13番武田」のバージョン違いという感じだった。ザンゼンジは、今回のように同じ形でいくつか違うネタを短い期間でよくやっているのをよく見かけるが、大抵最初のネタが一番面白い気がするのだった。

  • ドリーマーズ「来年の目標」

戸矢が来年の目標を3つ言うのだが、その中にどうにもおかしなものがあって…というネタだった。おかしいポイントを坂本が指摘するのだけれど、そこから更に謎がひろがっていくのが、気持ちが良いのだった。いつもならば、坂本の発する言葉が聞き取れなくて、何がなんだかわからなくなるのだけれど(言葉が聞き取れれば意味が通じる)、今回は、最後のほうの坂本の指摘が、言葉は聞き取れるのに意味がわからなくて、頭の上に疑問符がとんでしまった。多分ミスしただけだと思うので、これネタの完璧なバージョンを早く見たなーと思った。

以前見かけたコンビニのクリーニング屋バージョンだった。松尾の演じるおばさんの感じがすごく上手くて感動するのだった。大久保の現代っ子も絶妙だし、とても面白かった。

  • 巨匠「自殺」

「死ぬ」ことがテーマでも巨匠のコントは、なんだかほんわかするのだった。狂気を感じるテーマが多いのに2人ともが垢抜けない人のよさそうな見た目だからかな?

“野菜を投げる”だけなのだけれど、そういうところも「ピテカンぽい」みたいに感じられるのがすごいと思うのだった。最終的に野菜を投げる理由が分かってからが怖くてワクワクした。

2チームの分かれて、チームごとに1人ずつモノボケをし、前の人より面白くないと終了で、長く続いたチームの勝利。負けたチームはザンゼンジ武田作のおにぎりを食べる。



結果は1位がS×L、最下位はザンゼンジ。次回までに罰ゲームを行なうとのこと。
最後さらに罰ゲームとして、ザンゼンジ2人で青春アミーゴを歌っていた。三福が「最下位になれば歌えるの?」と喜んでいたのが可笑しかった。


もしかして白目をむいてしまうかも…と心配して行ったのだけれど、企画が少なかったし、新ネタが全部面白かったので、心配無用だった。