若武者 第十五陣 2011.12.18

若武者にいってきた。
前日にTHE MANZAIに出場したエルシャラカーニがMCだった。
始まる前にお台場で花火を見て「続けてきてよかったなぁ」と言った清和とそれを聞いて「こりゃ勝てない」と思ったしろうだとか、決勝に進めるとは思っていなかったので、2本目は一切ネタ合わせしていなかったが、1本目が思っていたよりウケたので、にわかに心配になり「ネタ合わせしようか…」という雰囲気になったが、次の千鳥、ウーマンラッシュアワーのウケを見て、「ああ、しなくてよかった。恥かくところだった」と思ったとか色々と話すのだった。
磁石の永沢が1本目が終わった後2時間くらい泣き続け、その理由はもちろん悔しいからだが、本人に理由を尋ねると、もう1つ「上田さんがいって嬉しい」と言っていた、とか…。
2人ともそのためにバイトを1ヶ月休んでいたが、清和はこの日からバイトに戻り、しろうは番組が終わった直後に店長から電話があって「明日は入る?」と聞かれ、何もないけど断った、と言っていた。
一大イベントを終えた2人が楽しそうに振り返っているのがとてもよかった。


以下ネタの感想


ゴッホ向井ブルー「どれくらい知ってる」
客席は自分をどこまで知っているのか、ということで、過去の自分に起こったおもしろエピソードの漫談だった。こういう形式を考えるのって大変だろうなーと思った。ゴッホ向井ブルーはいろいろありそう!


ロケットパンチ鍋奉行刑事」
鍋奉行刑事の逸話の数々を再現していた。悪と灰汁のダジャレが面白かった。


ザ・フライ「遭難」
ザ・フライは、3人で同じ立場のコントをよく見ていたので、こういうのもやるんだなーと思って新鮮だった。そんなに見ているわけでもないくせに…。子供のキャラクターが面白かった。


イシクラノオノ「野球部」
変な演技押しという感じだった。とてもウケていた。


パルパティーン「勝てる」
自分は、実際に喧嘩をしなくてもその相手に勝てるかどうかわかるという鈴木が数々の有名人をあげて、どうやって勝つか、どうやって負けるか話すのだった。芦田愛菜ちゃんのところが面白かった。


ツィンテル「大人になれない」
飴のところが本当に気持ちが悪いなぁ、と思った。


ピテカントロプス「トートバッグ」
先日Sparkで見たときとオチが変わっていて、より面白くなっていた。自然に中学生も悪なのがとても良いと思うのだった。相撲をとるときの地味なトートバッグ攻防がとても好き。


ドリーマーズ「紫鏡」
紫鏡の都市伝説から、なにかと「紫鏡」という言葉を漫才中に入れようとする戸矢と、それを見つけては「ホワイトパワー」という言葉を言って打ち消そうとする坂本、というネタ。もうこれだけ書いてもまったく意味が分からないけれど、とても面白いのだった。違う言葉に展開していくスピード感と2人の駆け引きが本当に素晴らしくて、もっと世間で大評価されてもよいのではないかと思ったり…。(言いすぎ)


三四郎いつかのメリークリスマス
B'zの「いつかのメリークリスマス」を面白く歌いたいということで、もうなんだか原曲がなんだかわからない歌を歌うのだった。とにかくめちゃくちゃで強引でパワーがあるなぁ、と思った。


ラブレターズ「クラス編成」
苦手な生徒のトレードを申し出て、教師2人が生徒を選びあうコントだった。2人とも狂っていくのかと思ったら、塚本が途中で正常なことを言ったりするので、ちょっと混乱した。


ジグザグジギー「左手が」
バスガイドの左手が…。男のバスガイドって私は出会ったことないけどいるんだろうな、と思った。 <ゲスト>
ジンカーズ「ショートコント」


飛石連休「クレーム」
もう「謝罪力」が最高だった。ツッコミが一方的なようでいて、お互いにバカにしているのが面白いと思った。


ダブルブッキング「クズ野郎」
根性が悪いのは一体どちらなのか本気で分からなくなった。まんまと術中にはまっている…


ドリーマーズのネタがすこぶる面白くて満足だった。